マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

マクロビオティックの本

先日のこと。
家の近くの本屋さんに行きました。
紀伊国屋書店」なのですが、ここには、マクロビオティックの本が結構並んでいて、行く度に増えているように思います。
忙しくて、本屋さんに行く時間もとれない毎日なので、つい嬉しくなって、時間を気にしながらも、パラパラと新しいマクロビオティック本に目を通していました。
著者の中には、実際にお会いしている人が何人もいるし、しょっちゅうお会い出来る人もいます。
それから、「あ?、この人の感性素敵だな?、お会いしてみたいな?」という方も登場して、ついつい時間が・・・・。
それにしても、新しいマクロ本が多いので、数えてみました。
全部で56種類のマクロ本がありましたよ?。
凄いですね?。
これから出版されるマクロ本の情報もあるので、ますますマクロビコーナーが充実しますね。
ちなみに、先の記事でご紹介した山村慎一郎先生も、2冊の本が出版目前です!
当初の予定より遅れていますね?。
原稿段階で苦しんでいた本もあって、その時の山村先生の表情が忘れられません(同情)
でも、理論のある本が書店に並ぶのは、とても有難いことです。
これからも、理論のしっかりした良い本が、どんどん出版されることを願っています。
私も、その橋渡しが出来たらいいな。
*    *    *    *
ところで、マクロビオティックの本が多くなって来たとはいっても、一般の本屋さんでは、まだまだ、少ないです。
でも、東京の「日本CI協会」には、さすが桜沢如一先生のお膝元だっただけあって、マクロビオティックの本がずらりと並んでいます。
日本CI協会発行」の本も作っていますから、古くていい本が手に入ることもあります。
私はここで、古くて汚いシミだらけの本を入手したり、石塚左玄の高い本(1冊1万2千円)を購入したりしました。
ナンだか、一日中でも居たくなるような、不思議な空間です。
地方の方が東京に来られる機会がありましたら、マクロビレストラン巡りばかりでなく、ぜひ、この「日本CI協会書籍コーナー」にも立ち寄ってみてください。
必ず、バイブルになる1冊の本に出会えると思います。
あ、そうそう、先日ご紹介した「白砂糖の害は恐ろしい」ーこれを防ぐためにー」は、日本CI協会で一時品切れ状態になりましたが、きょう現在確認したところ、在庫があるそうです。
ぜひ、お読みくださいね。

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山村慎一郎先生のマクロビオティック

3月2日から四国・大阪・京都を回って、昨日の深夜に帰宅したばかりなのですが、また、今朝、四国へ向けて出発です。
山村塾」でお勉強して来ます。
「山村塾」は、昨年の9月から始まって、今年の6月まで、全10回の「望診法」講座です。
「望診法」で人気の、あの山村慎一郎先生が教えてくださるので、それはそれは、楽しくてタメになる講座です。
山村先生のお話は、何度聞いても新しい発見があります。
いつも、受講者の顔ぶれを見てから、お話の内容を組み立てていくので、とても一体感があります。
飾らない素直な語り口に、安心感が広がります。
そして、その裏にある、大きな大きな「」が、山村先生の最大の魅力だと思っています。
           *    *    *    *
目が開いている限り、ず?っとお話をされているようなお話好きな先生ですが、食事指導となると、俄然聞き役に徹します。
それはそれは、見事な聞き上手で、相手の心をたちまち溶かしてしまいます。
ですから、悩み事のある人は、山村先生にお話を聞いてもらうと、大抵泣いてしまいます。
そのくらい、心が解放されるのでしょうね。
           *    *    *    *
たまたま、山村先生と一緒に行動していた時、私の体調が悪くなって、「どうしたのかな?」と原因が判らなくて心細かったことがありました。
その時の山村先生は、実にこまめにお手当てを施してくださり、真剣に心配してくださいました。
私はこの時、山村先生の存在を、とても有難く思いました。
そして、どんなに心強かったことか
さらに、「山村先生のマクロビオティックの世界」は、この「」なのだと改めて認識しました。
           *    *    *   *
この経験は、私に新たな夢を与えてくれることになったのです。
もし、「自分のまわりで具合が悪くなる人がいた場合、安心してもらえるような存在」に、一歩でも近づきたいなぁという、身の程知らずの夢です。
現在に至るまでの山村先生の勉強量とご苦労、費やした時間を考えると、私など、一生かかっても足元にも到達出来ないレベルの高さです。
でも、「マクロビオティックをこんな風に生かしていけたらいいな」と、夢を持たせてくれたことが、とてもありがたいのです。
山村慎一郎先生は、「愛あるマクロビオティック」の大家です。

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「マクロビ井戸端会議@善右衛的カフェ1周年記念!」開催の予告

昨年の4月29日、京都で「マクロビ井戸端会議@善右衛門的カフェ」を開催してから、それぞれの井戸端会議が「善右衛門的カフェ」では繰り広げられています。
「マクロビ井戸端会議@善右衛的。カフェ」に思う(1)
「マクロビ井戸端会議@善右衛的。カフェ」に思う(2)

善右衛門さんのお店には、お料理だけでなく、善右衛門さんとお話をしたいと思って、足を運ぶ人のなんと多いことか。
ですから、カウンター席は取り合い状態です。
カウンター席に座れないと、不機嫌になる男性ファンもおいでなのだとか。
そんなお客様に、誠実に真心を込めてお料理をつくり、お話をして、善右衛門さんのお店も1年が経ちました。
まるで、「よろず相談所」のように。
*    *    *    *
そこで、「マクロビ井戸端会議@善右衛的カフェ」から月日も経っているので、記念すべき4月29日に、「マクロビ井戸端会議@善右衛的カフェ1周年記念!」を開催したいと思います。
昨日、善右衛門さん・ananさん・ローズさん・さふらんさんと一緒に打ち合わせをして、概略が決まりました。
ゴールデンウィークに突入してしまうので、大急ぎで予告だけしておきますね。
詳しくは、後ほどananさんのブログで告知します。
ananさんは、昨年の「マクロビ井戸端会議@善右衛的カフェ」に参加するために、井戸端会議の前日にブログを立ち上げて、名刺を作って来られたのです。
その甲斐あって、井戸端会議ではお友達もできました。
なんと、同じ奈良に住む人とも知り合えて、意気投合!
その後、すごいスピードで、そのお友達と「井戸端会議@なら 菜一輪」を開催してくれたのです!
井戸端会議@なら 菜一輪
「マクロビ井戸端会議@善右衛門カフェ」に参加するまでの気持ち、その後の気持ちの様子を、ananさんが詳しく記事にしてくれました。
ぜひ、ご一読を。
「ひるめし? 井戸端会議1周年!」
それから、何回も奈良での井戸端会議を開催してくれて、今回は、「マクロビ井戸端会議@善右衛的カフェ1周年記念!」の幹事も務めてくださいます。

ananさんは、とてもこまめに色々なマクロビ講座を受講して、マクロビオティックのお勉強をし、さらに、丁寧に丁寧に日常を過ごしていらっしゃいます。
この暮らしぶりには、本当に頭が下がります。
ブログからもその様子が伝わってきますね。
私は一応、予告だけしましたが、タイトルも含めて、すべてananさんがやりたいような井戸端会議ができればいいなぁと思っています。
(ananさん、ご自由にタイトルも変えて告知してくださいね)
今回は、善右衛門さんが腕によりをかけて、通常とは違うメニューを考えて下さるそうですよ。
その上、極上の玄米ごはん・お味噌汁・お漬物といったマクロビオティック料理の基本バランスは、しっかりと押えてくださるそうです。
私は個人的に、善右衛門さんの玄米ごはんをいただくだけでも、マクロビオティック料理を習ったことになると思っています。
ですから、まだ、玄米ごはんを上手に炊けない人は、ぜひ、この集まりに参加して、善右衛門さんの玄米ごはんを召し上がっていただけたら勉強になると思います。
きっと、「マクロビオティック料理って美味しいんだ!」と感激してくれるはずです。
・これからマクロビオティックを始めたい方
・マクロビオティックを始めたばかりの方
・マクロビオティック料理は美味しくないと思っている方
・玄米ごはんを美味しく炊きたい方
・マクロビオティックを始めたけれど、孤立している方
・マクロビオティックを実践しながら悩んでいる方
・マクロビオティックの相談をしたい方
・マクロビ仲間が欲しい方
・マクロビ情報を欲しい方
・マクロもマクロビも、仲良く一緒に楽しい人生を送りたい方

美味しい、美味しい、京まくろび料理に舌鼓を打ちながら、マクロビオティックの時間を共有しませんか?
2007年4月29日に、京都でお会いしましょう♪

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暖かい冬

今、大阪のホテルからです。
近況報告を兼ねて、最近思うことを少し。
おととい、きのうの四国も、きょうの大阪も、暖かいです?。
昨夜は、あまり暖かくて、大阪の地下鉄ではコートを脱いでいました。
きょうの大阪は、なんと!20度にもなるんだとか?
今年の冬、東京は一度も雪が降らなかった上に、冷え込む日が格段に少なかったです。
やはりこの暖かさは気になりますね。
*    *    *    *
1月に「マクロビ井戸端会議@にいがた」で新潟へ行った時のこと。
新幹線からみえる景色は、茶色が多く、やっと雪景色が見られたのは越後湯沢あたり。
トンネル、またトンネル。
「トンネルを出ると雪国だった」と思いきや、なんと雪がない!
ついに新潟駅に着いたけれど、新潟市も雪がない!

 

新潟駅前には雪つりされた木々が並んでいて、なんだか景色に物悲しさを感じる。
やはり、この景色には雪がないと・・・。
タクシーの運転手さんは、こんな冬は初めてだと、色々ある異常な状況をいっぱい話してくれた。
それで、つい、目的地の「marilou」を通り過ぎてしまったほどだ。
マクロビ井戸端会議@仙台」で、仙台に行っても同じような状況で、雪もなく寒くもなかった。
私の住む街に、青森からやって来る「石焼いも」のおじさんがいる。
毎年畑やりんごの収穫が終わると、冬の間中、デパートの横で一日中「石焼いも」のおじさんになる。
雨の日も、風の日も、じっとリヤカーの前で立ち尽くすその姿には、ついつい頭が下がってしまう。
先日、そのおじさんがこんなことを仰っていた。
「こんなんじゃ、田んぼは作れないね。雪解け水がなけりゃ田んぼに水が入らないもん。今年は国産の米がどれだけ取れるんだろ?」

 

*    *    *    *
暖かい日や雪が降らない日は、生活面では楽です。
でも、その雪は、米農家にとっては、生活を潤す大事な雪でもあるわけです。
こんなに暖かい冬で大丈夫?
誰もがそんな危機意識を持ち始めた冬だったように思います。
私は北海道の生まれ育ちですから、小さい時から、雪の中で育ちました。
子供の頃の雪の量と冷え込みは、相当なものでした。
でも、どんどんと雪が少なくなって、冬景色にも異変を感じます。
年寄り達が、よくこんなことを言っていたのを思い出します。
「雪の多い年は豊作になるんだよ」
この言葉の反対の年にならないことを祈るばかりです・・・。
マクロビオティック料理をするためには、国産のお米・野菜が欠かせません。
日本の農家さんを守ることは当然ですが、地球を守らなければ問題は解決しない時代になってしまいました。
都会に住んでいると、つい、消費するだけになってしまいますが、マクロビオティックは宇宙規模で物事を考えるところが真髄なので、もう一度、地球のことを、自分の消費のことを考えてみたいですね。
◆「マクロビ井戸端会議」関連記事
「マクロビ井戸端会議@にいがた」
「マクロビ井戸端会議@仙台」

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マクロビオティックに想う(3)塩分と甘いものの関係

本当は、本腰を入れてこのテーマについての記事を書くつもりでいたのですが、相変わらず忙しくて、頂いたコメントへのお返事も書けない状態です。
そこで、とり急ぎ、塩分と甘味の関係について、ちょっと触れておきますね。
詳しくは、また、時間がとれた時にきちんと書きます。
             *    *    *    *
まず、今、動物性の食品を摂っている人は、甘いもの・アルコール・コーヒー・果物・生野菜などが欲しくなります。
動物性の塩分と蛋白質で体が締まっているために、緩めたくなるからです。
反対に、以前は動物性を摂っていたけれど、今は全く摂らない人は、理屈では甘いものやアルコールなどはいらない事になりますね。
しかし、マクロビオティックに出会って、ある日突然、動物性を一切摂らなくなっても、体の中には「古塩(こえん)」と呼ばれる塩分が残っています。
なぜ、古塩と呼ぶのか?
それは、牛や豚や魚が生きている時、それらの体の中で一度使われた血の中に含まれている塩分が、人間の体の中に入って来ているからです。
その塩分(陽性)が、まだ体の中に残っているので、今現在は動物性を食べていなくても、その対極にある陰性のものを求めるから、甘いものやアルコールが止められないというわけです。
この理屈が分かれば、簡単だと思いますよね。
体から古い塩を抜いてやれば、甘さへの欲求は減るはずなのですから。
しかし、そうは簡単に問屋が卸しません。
まず、「塩を抜く」と言ったって、完全にそんなことをしたら、死んでしまいます。
そこで、古い塩と新鮮な塩を少しずつ入れ替えてやるのです。
そのために必要なこと。
それは、薄い濃度の塩分(新しい塩分)が濃い濃度の塩分(古い塩分)を呼び寄せる手法を使うのです。
つまり、浸透圧の作用ですね。
そのためには、どんな食べ物を摂り、どんなことをすれば良いでしょうか?
マクロビオティックは、「自分で考える」ことを大切にしています。
塩に関連のある食べ物や、臓器をよく考えて、調べてみましょう。
今調べると、必ずその力は、強く深いものになります。
結論として、甘いものを止めたければ、まず、体の中の塩分を古塩から新しい塩分に置き換えれば良いわけですが、まだまだ甘いものが止められない理由は沢山あります。
その理由だけで、シリーズものの記事が書けるほどです。
でも、混乱を避けるために、今回は塩との関係だけを取り上げました。
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ここで注意です。
アレルギーのある人は、マクロビオティックを始めて急に塩分をしっかり摂ろうとすると、バーっと悪化する人がいます。

アレルギー、特にアトピーの人は、腸の弱い人が多いので、急に入ってきた塩分をうまく処理できない場合がありますから、最初は塩分を濃くしないように気をつけます。
マクロビオティックを始める前に、甘い物が大好きだった人は、その緩める力によって、胃も腸も緩んでいますから、その陰性さを少しずつ陽性に持っていかなくてはなりません。
動物性を摂らなくなっても、その塩分が体の中に残っているのと同じように、甘いものを摂らなくなっても、その糖分は体の中に残っていることを忘れないでくださいね。
そして、塩分より糖分の方が、はるかに長く長く排出のための期間を要します。
砂糖の毒消しがあれば良いとお思いでしょうが、残念ながらありません。
恩師の大森英櫻先生は、体内の砂糖分を抜くために、ごま塩をスプーンで1杯・2杯・3杯と葛湯で飲ませたお話をされておりましたが、普通の人がこんな荒っぽいことをしてはいけません。
命の保障はできませんのでね。
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今回の記事は、さーっとしか書いていないので、詳しく知りたい方にはご不満だと思います。
そこでと言ってはナンですが、下記の本がとっても勉強になりますので、ぜひぜひ、ご一読ください。
有名な方なので、すでにお読みの方も多いと思いますが、この本を読んだら、確実に「甘いもの」に対する「甘い気持ち」は吹き飛んでしまうでしょう。
そして、私の記事は、もう必要ありません。
(ウ、それも寂しいなぁ)
私は、野口整体を始めた頃、砂糖の歴史を知りたくて、図書館に行ったらこの本が目にとまり、あまりに素晴らしい内容なので、すぐ購入して吸い込まれるように読みました。
現役のお医者さんが、甘いものを止めた自らの体験を踏まえて書いた本なので、必ず参考になるはずです。
私は、20代にこの本と出会って本当に良かったと思っています。
こんな本が学校の教科書になればいいのになぁ。
◆「白砂糖の害は恐ろしい」ーこれを防ぐためにー
  甲田光雄
  定価 1,000円
  発行所 人間医学社
  一般の本屋さんやネットでの取り扱いがありません。
  日本CI協会の2階書籍コーナーで平積みになっています。
  地方の方は、日本CI協会のホームページから申し込んでください。
  ホームページの左側の「出版物のご案内」をクリックすると、色々な本が出てきます。
  しかし、「白砂糖の害は恐ろしい」は出てきませんので、ずーっとスクロールして、一番下からメールを送
  ってください。
  この本も掲載してくれるといいのに・・・。
             *    *    *    *
私は、明日(2日)から四国の高松、(3・4日)大阪、(5日)京都を回って一旦埼玉に戻り、また(7・8日)高松に行きます。
思うところがあって、スケジュール表は公表しておりませんが、個別にお問い合わせを頂いた方にだけ、スケジュールをお知らせしています。
相変わらず多忙で、3月はかなりビッシリです。
特に13日から28日は、超ハードスケジュールですが、今年は新しいことも始めたいので、今が踏ん張り時と思って、気を引き締めています。
なるべく3時間以上寝るように努力しますので、ご心配なくね。
先日も、尾形妃樺怜先生にクギを刺されました。
陽性になりすぎると死ぬわよ」。
効きますねぇ、この言葉。
そんな訳で、コメントのお返事が遅れますが、ZZZzzzだと思ってお許しくださいね。

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