マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

ありがとうございました

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母の日だったので、お花をいただきました。
嬉しかったです。

帰り際にみんなで「おかあさ〜ん!」って言っていただけたのも嬉しかったです。

みんな、ありがとうね♡

 

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スピードとスマート感のある人生を!

人間には人それぞれのリズムがありますが、それが一般的なリズムだと勘違いしない方が良いです。
特に専業主婦になってしまうと、自分のリズムで家族全体を覆ってしまう人もいるので要注意です。
マクロビオテッィクでは「宇宙のリズム」で物事を考えますが、だからといって目に見えないようなゆっくりしたスピードで生きるのが良いと言っているわけではありません。
あえて言うなら、「考え方はゆったりと行動はスピーディーに」というところでしょうか。

無駄なく時間を使える人ってカッコいいものです。
動きにも思考にもキレがあって、見ていてもスカッとする爽やかさを感じます。
これが陽性の見本ですね。
反対に動きも思考ものろまな人がいます。
見ているとつい「どん臭いなぁ」と思ってしまいます。
陰性の見本ですね。
こんな経験はありませんか?
自分の前を歩く人のスピードが遅いと、急いでいるときにはイライラしてしまうこと。
でも、それはそれぞれの人のスピードなんですよね。

マクロビオテッィクではすべてのことを陰陽で考えます。
思考も行動も陰陽で考えるわけですが、陽性な人は引き寄せる力が強いです。
恋愛するときにも陽性さが必要です。
今は総じて若者たちが陰性寄りの傾向にあるように思えてなりません。
原因は色々ありますが、食べ物の影響はかなりあると思います。
動物性を多食することにより、陰性の嗜好品を引き寄せ過ぎているんですね。

かつて恩師が鬱(うつ)の青年を指導して、壁しか見ていない生活から男性的な恋が出来るようになった話をしてくれたことがありました。
その時には食べ物一つでそこまで変わるものかとビックリしましたが、今こうしてむそう塾生を見ていると、そのことが良く理解出来ます。
陽性になると出てくるスピード感が、外から見るとスマートに見えるんですよね。

「手際よい」という言葉がありますが、これは陽性な状態を指します。
よく中川さんが、お料理の心構えで「段取り八分」と口にされます。
お料理を始めてからがお料理ではなく、お料理をする前からお料理が始まっていることを伝えているんですね。
お料理が始まってからバタバタするのはスマートではありません。

*   *   *

ところで、恋愛にはスマートさがなければ駄目です。
特に男性はある程度女性をリードできる力が必要です。
そのままの自分で誰かに好かれてもらおうと思ったら大間違い。
身なりも気配りもある程度勉強が必要です。
デートに使いたいお店のリサーチくらいは常々怠らないように。
絶対お食事を一緒にするわけですから、食べ物の話も豊富な方が時間がうまく流れます。

あ、そうそう。
むそう塾生で外国語大学出身の男性が二人いて、彼たちに共通しているのはフェミニスト的なところです。
それが何とも自然に身についていて女心をくすぐるので、恋愛では一歩も二歩もリードしていることは間違いありません。
日本の男性ははっきり言って女性にサービスをしなさすぎです。
それは恋愛においてはマイナス要素だと思った方が良いですね。
女性にサービスをするというのは精神的要素を含めてです。

ですから、恋愛中に女性から逢いたいと言わせるようでは失格です。
きっと彼女は今頃逢いたいだろうなと察するだけの気配りが出来て、メールの1本も打てて初めてスマートといえるのです。
多くの男性は仕事優先で恋愛を二の次三の次にしてしまいますが、本当に仕事の出来る男性は恋愛を上手にこなします。
つまり両立できるのです。
むしろ、良い恋愛ができるからこそ仕事がスムーズに行くみたいな感じです。
スマートですねぇ、カッコいいですねぇ。

この辺でそろそろお気づきでしょうか?
仕事も恋愛も陽性でなければこなせないのです。
二者択一ではなくて、どちらも取る。
これが陽性な生き方であり、その土台は真に健康な身体にあるのです。
スピード感をもって事の処理にあたり、対人関係にはゆったり感を漂わせる。
こんな生き方が出来たら最高ですね。

ちなみに私の日常はかなりハードスケジュールです。
毎週京都に通う生活を始めてから5年目になります。
自宅にいられるのは2日間がほとんど。
今年度からは1日だけという月も何回かあります。
それでも家事は最低限こなしたいのです。
そのためにはスピードアップするしかありません。
それでも足りないから、睡眠時間を少なくしてでもこなそうとします。

そんなわけなので、私の睡眠時間は4時間程度です。
お昼寝はもちろんしません。
夢は1年に20回くらいしかみていないように感じます。
桜沢先生の本にありますね。「夢は昼間みるもの」と。
頑張ってこうしているのではなく、やりたいことがあるから寝ていたくないのが本音です。
ブログの更新も楽しいです。

マクロビオテッィクをしてからこんな生活が可能になったのは、きっと血液の質が良くなったためだと思います。
血液の汚れが少ないと、修復のための時間が少なくて済むので、睡眠時間も少なくなるんですよね。
男性なら勃起力がアップします。
若くても血液が汚れていると勃起力が落ちます。
飲み物の影響はかなり大きいですよ。

スピーディーに仕事をこなして、ふわっとする時間を確保する。
これがまさしく陰陽的な生き方です。
陰性な部分が多いと、結果として時間が足りなくなってしまい、不完全な気持ちを抱えたまま眠りにつくことになります。
そしてその眠りの時間は長く、目覚めは悪く、ますます時間が足りなくなってしまいます。
当然のことながら処理能力も落ち、不満を口にしてますます陰性なスパイラルに入ってしまいます。

そうではなくて、たった一度の人生を「好きなこと」をやり抜いて、遊びにしてしまおうというのがマクロビオテッィクの考え方です。
仕事がご飯を忘れるくらい好きならあなたは大丈夫。
仕事の奴隷になっている人は要注意です。
スマートに仕事をこなせるかどうかは、あなたの考え方が大きく影響します。
価値観が変われば考え方も変わります。
その第一歩は、日々のお食事の見直しから始まることをマクロビオテッィクは伝えています。

万事スマートに生きましょう♪

 

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香辛料のような人生、あなたもいかがですか?
これが隠し味に入っているお料理って、メリハリがあって美味しいものですよね。
でも、私はそんなに香辛料は好きではありません。
本当にちょっとだけでいいの。
使い過ぎると胃が痛くなるので。

 

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細胞が自分を食べるオートファジーの謎

私がマクロビオテッィクを知ってから一番納得したのは、「食べない効果」でした。
それは、「断食」や「少食」という修行僧のような世界を思わせる言葉とは裏腹に、実は「空腹の快感」を教えてくれたのでした。
それまで満腹が幸せ感につながると思っていた私には、空腹に快感があるなんて知らなかったのです。
過去にも「究極のグルメとは?」という記事で書きましたが、断食明けに口にするものが最高の美味しさだとはっきり言い切れます。

ところで、「細胞が自分を食べる オートファジーの謎」という本を読みました。
・出版:PHP研究所
・著者:水島昇
著者の水島氏は2011年現在で東京医科歯科大学の教授をされており、酵母から哺乳類へとオートファジーの研究を展開されているかたです。

 

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ここには断食や少食の実行で感じていたことが、細胞のレベルで書かれていてとても納得しました。
後々の研究のために実験内容を細かく書いた本なので、楽しい読み物としてお薦めする本ではないのですが、食べないことの快感をもっと知りたかった私にとっては面白い本でした。
この本の中に興味のある文章がありますので写真で掲載します。

 

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207Pにある次の文章の一部が、先日私がTwitterで呟いた内容です。
<引用開始>
寿命の研究は現在盛んに行われているが、大きな注目を集めているのがカロリー制限による寿命延長効果である。
これは、線虫、ショウジョウバエ、マウスなどの多くのモデル生物で確認されている。驚くべきことに、出芽酵母のような単細胞生物でも、カロリー制限によって分裂回数などを伸ばすことができている。
カロリー制限は完全な絶食ではなく、普通の食事の六〇%程度のカロリーに抑えるというのが一般的な方法である。しかし、この程度の弱い飢餓でもオートファジーが誘導されることが線虫やマウスの実験からわかっている。
<引用終わり>

 

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断食についての記述もあります。
<引用開始>
最近は週一回食事(固形物)をとらず、水分のみをとる、いわゆる「プチ断食」というのが世間で流行しているようだが、線虫の研究から確かに断続的なカロリー制限でも寿命延長効果があることがわかっている。その場合、オートファジーが関係するかどうかはまだ不明である。
地球上では依然として飢餓が深刻な問題である一方で、先進国では過栄養による健康障害が問題となっている。過度の食事がさまざまな悪い効果を及ぼすことはよく知られた事実であるが、オートファジーを不活性化することで新陳代謝を抑制していることもその一因である可能性もある。少なくとも細胞レベルで見た場合、過剰な栄養は新鮮さを損なうといえるであろう。
<引用終わり>

マクロビオテッィクをしている者は、常に細胞のことを意識して食生活や体のことを考えていますので、この最後の一文には深く納得します。
少なくとも細胞レベルで見た場合、過剰な栄養は新鮮さを損なうといえるであろう。
つくづく食べ過ぎを戒めたいと思う本でした。

 

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味覚における慣れの恐ろしさ

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(福ZEN iPhone撮影)

写真のお料理は、昨日の愛クラスでお出しした福ZENです。
一度のお食事でこのおかずの量は多いのですが、中川さんのお料理の味を楽しみに来られる方のために、色々なお味を盛り込んであります。
この時にいただいたお料理の美味しさが忘れられずに、幸せコースを目指す人もいらっしゃって人気の福ZENなのです。

ところがこのお料理を味が薄くて水っぽく感じたと感想を述べられている人が昨日いらっしゃいました。
それで納得!
彼女の体調がよく判りました。
かつて私も歩んだ道ですから(笑)
つまり塩分慣れしてしまっているんですね。
私がこのことをハッキリ自覚したのは、初めて中川さんのお料理をいただいた時でした。
それから何回も何回も中川さんのお料理をいただきに京都まで通いました。
そして中川さんの塩分濃度でお料理をしてみました。
するとやっぱり予想した体調の変化があったのです。

古い記事ですが、ここに書かれていることを再認識した出来事でした。
お酒をいただくから濃い味が美味しく感じる。 → 濃い味のお料理が並ぶからお酒がほしくなる。
この循環のなかにいると、いつしか体が本来求めていない味を美味しいと感じてしまいます。
ここが体調のバランスが取れなくなる始まりですね。
つまり塩分は薄い方にも濃い方にも慣れるのです。
この慣れが後々体調不良の原因になったりしますので、ぜひ本当のお味が判別できる体調でいてください。
「生活習慣病」というのはまさに言い得て妙な名前なのです。

濃い味も薄い味も、その結果の体調も経験したマクロビオテッィクの先輩として、後輩に一番伝えたいことです。

 

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他者の命をいただき過ぎない生き方がマクロビオティック

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(牛頬肉の朴葉焼き;小松庵 高島屋新宿店13F)

先日のお蕎麦屋さんで息子が頼んだ一品です。
アルミ箔の下には熱源があって、それが朴葉の上の朴葉味噌とお肉を冷めないようにしています。
朴葉焼きって飛騨地方の郷土料理ですが、こうしてお蕎麦屋さんで眺めていても味わいがあって良いものです。
朴葉の殺菌作用を利用したお料理は沢山ありますが、この場合は器として朴葉を使っています。

マクロビオテッィクの陰陽で考えても、味噌と葱がお肉の消化を助けて理想的ですね。
本当はお酒をいただく人のための一品でしょうが、息子がお肉を食べたいというので注文しました。
若者にはお肉を食べたい時があるものなんですよね。
そんな時には出来るだけ上質のお肉を少量にしましょう。

自分が穏やかに生きるためには、他者の命をいただき過ぎないことが大事です。
他者の命とは動物性・植物性を問いません。
出来るだけ少ない殺生で自分が生きられるようにすることが、本当のマクロビオテッィクの生き方です。
ですから、貪るように食べたり、グルメに走ったりするのはマクロビオテッィクの生き方とは言いません。
いっぱい殺生をしておいて、自分だけ長生きしたい、健康でいたいなんて身勝手というものです。

自分の命を保つために最低限の量を感謝していただく。
このことを忘れてしまうと、精神的にも肉体的にも醜くなります。
きちんとメリハリをつけて暮らすこと。
そのメリハリとは即ち陰陽ということになります。
日常と非日常のけじめをつけて、毎日ご馳走を並べるというより、氣の通ったお料理を少量いただきたいものです。
陰陽のある暮らし方を中心軸に据えて、心穏やかな日々を重ねたいですね。

 

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