嫌なことを言われたとき

生きていれば誰かに嫌なことを言われることは時々あるものです。
まだ人生経験の浅いうちは、そのことで頭の中がいっぱいになって、勉強や仕事が手につかないなんてことになるでしょう。
でも、そんなにそのことに気を奪われていたら、日常生活に支障を来すというもの。
だから経験を重ねるうちに、そこそこ上手くすり抜ける術を身につけて行くのです。
ところがある程度経験をしても、なかなかその事に対して上手くすり抜けられない人がいます。
そのような人は大抵我が強いです。
言い換えれば自分を中心に世界がまわっていると思う人達ですね。
あとはいわゆる業の強い人。
こういう人は厄介です。
でも、単純に人生経験が少ないだけという人もいます。
先日も嫌なことを言われた(と思う)人からお電話がありました。
お話を聞いていると、頭では分かっているけれど感情的に許せないというんですね。
こういうことってありますね?。
色々と言われた言葉の背景をあーだこーだと考えてしまうのです。
でもね、そんなことを考えていても解決はしません。
嫌な時間を長くするだけです。
こんな経験ってありませんか?
誰かに言われたひと言が胸に突き刺さって、それがグングン大きくなって、相手の顔を見るのも嫌になり、胃も痛くなってくることが。
ある日思い切って相手にそのことを問うと、そんなひと言を言ったことすら忘れているのです。
要するに相手は無意識に口にしたひと言であり、言われた人にとってみれば重いひと言になったわけです。
こんなことはそのひと言を発した状況によって、いくらでもニュアンスが変わるし、笑ってお終いとなったりするのです。
それなのに言われたそのひと言に強くこだわるのなら、それは別の感情が伏線としてあることになります。
一番多いのは愛情が転じたジェラシーですね。
ああ、長くなってしまった(汗)
では、まとめにしよう。
*  *  *
まずこのような場合は相手の真意が分からないことが多いので、悪い方に解釈しないことです。
悪い方に解釈して良いことは何もありません。(キッパリ!)
ましてや相手が年下ならなおのことです。
一歩進んで、相手が悪意で口にしたひと言ですらも、黙ってすり抜けるようになれたら何かが出来る人ですね。
実社会ではこのくらいでないと良い仕事は出来ません。
だって、周りには7人以上の敵(と称される人)がいるんですからね。
ポーンと飛んで。
ま、誰かがあー言ったこー言ったと悩んでいられるのは、結論から言って暇人ですね。
忙しかったら悩む暇もありません。
時間はもっと意義あることに使いましょう。
このようなことって、マクロビオティックの陰陽を当てはめたら解決出来ることなんですけれどね。
物事を大きなスパンで考えられたら解決できることってたくさんあります。
マクロですよマクロ!(大きな声で)
ミクロビオティックにならないようにしましょう。

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コメント

  1. てんこ より:

    美風さん、おはようございます。

    上記の記事、とても共感できました。
    なにかに腹を立てている時、実は痛いところをつかれていたり、コンプレックスを刺激されていたり。。。自分の内側に本当の理由があると思っていました。
    だから、そんな気持ちが湧いてしまったら一歩引いてその気持ちにとらわれないことを意識してきました。

    マクロな視点、絶対忘れたくないです。

  2. みーま より:

    美風さんおはようございます。

    もうひとつ付け加えさせてください。人生で(自分なりに)高い目標を見つけられたら、嫌なことを言われても気にならなくなる、と。その嫌なことが目標よりはるかに低いものであれば、関係ないですから気にならないですし、目標に関するものであれば生かそうと思って必死になりますから、嫌ではなく有難く受け取ることができます。

    (むしろ自分に言いたいことですが)人生の目標が定まりますように。

  3. マクロ美風 より:

    てんこさん、こんにちは。

    そうそう、そんな感じですよね。
    ま、一歩距離をおいて物事を見るということですね。
    写真と同じで近づきすぎると枠から溢れてしまうけれど、ちょっと離れると綺麗に収まったりします。
    視点の大切さを感じます。

  4. マクロ美風 より:

    みーまさん、こんにちは。

    そういう事も確かにありますよね。
    ただしこの場合は相手を上から目線で見る危険性があるので、全体の雰囲気と共に気をつけなければいけませんよね。
    目標を持てない人、目標を高く設定出来ない人であっても、嫌なことを言われる場合はあるわけなので、そこを切り抜けることについて書いてみました。

  5. 夏目 より:

    美風さん、こんにちは。
    あ~私は暇人だと言われる事を感じる事がたまにあります。
    でも、嫌な事を言われたとき、自分も過去に嫌な事を知らない間に
    人に言っていたのかもしれない。と感じる事があります。
    人間ですから、誰しも悪気がなくて発する言葉でも、受ける側からしたら、色々な事情が重なり、同じように受け止められないこともあることも確かです。
    でも、そう言う事も含めて、もっと芯をもってしっかりとした人間になれれば、どれだけ楽なんだろう?と思う事も
    よくあります。
    そして、発する言葉、言霊を大切にできる人に憧れます。
    対等にならずに、一歩引いたマクロの視点、視野。
    出来るようになるといいな♪と思いました。

  6. マクロ美風 より:

    夏目さん、こんにちは。

    >対等にならずに、一歩引いたマクロの視点、視野。

    これはね、正確ではありません。
    「対等にならずに」の部分がね。
    日常会話ですから対等で良いのです。
    ただ、その嫌なことを一方面から見るのではなく、全方位から見てはいかがでしょうかという提案です。
    あるいは、今だけで考えるのではなく、もう少し過去や将来の時間的流れも含めて考えられたらいいねという提案です。
    ご理解いただけるかな~?

  7. 夏目 より:

    美風さん、早速のご返事ありがとうございます。

    その一点だけを見るのではなくて、様々な方向からの見方、背景などをふまえた見方ができると良いという事でしょうか?
    なんとなく、美風さんが仰っている事がわかるような、正確に理解できていないような。
    これから起こることで、このようなことが感じられるような考え方に少しでもシフトできるようになって、マクロビオティックな視野に一歩でも近づけたら嬉しいです。
    いつも、ありがとうございます。

  8. マクロ美風 より:

    >その一点だけを見るのではなくて、様々な方向からの見方、背景などをふまえた見方ができると良いという事でしょうか?

    もちろんそうですよ。
    そうすると同じ言葉でも同情に変わったり、憐憫(れんびん)の情に変わったりして、心が落ち着くことも多いです。

    上から目線というのは時と場合によっては、その優位感が物事の解決には結構威力を発揮します。
    人間の本能をくすぐるからでしょうね。
    でも、意味なくへりくだる必要はありません。
    正々堂々と話をし、対等に考え、大きな視点で咀嚼しましょう。

  9. まる より:

    こんにちは。まるです。

    昨日ちょっとしたことがあったばかりの時にタイミングよく記事を読みました。
    今回は本当のことではなく事実とは違うことをまわりに言われていて正直ショックで昨日悩んでいました。悩んでいても解決しないし時間がもったいないだけですね。

    悩む暇があれば他にやらないといけないことがまだまだあるのですべきことをしていきます!この記事を読んで前向きになれました!ありがとうございました(^^)

  10. マクロ美風 より:

    まるさん、こんばんは。

    あらあら、事実と違うことを言われたら、それは穏やかな気持ちではいられないですね。
    でもね、そんな時でも何も言わずに淡々とお仕事をされるのは良い方法です。
    必ずまるさんのそばにまるさんのことを分かってくれる人がいるはずです。
    きちんと真実を理解してくれる人がいるはずです。
    まるさんが間違ったことをしていなければ、正々堂々としていましょう。
    その態度が雄弁に真実をバックアップします。
    毅然とした態度でそんな事実無根の話には振り回されないようにしましょう。

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