KMS なかがわ」カテゴリーアーカイブ

新調

二年近くお客様に使って頂いていたハウス箸。
箸先も削れて、だいぶお疲れの様子。
思い切って新調しましょうと買って来たのがこれ。
「紫檀」五角箸だ。
紫檀貼りではない。 
芯まで中身までちゃーんと紫檀。
紫檀と言うと私はすぐに三味線の棹を思い浮かべる。
長唄や小唄には紫檀や黒檀が使われる。
津軽三味線には紅木と呼ばれる紅紫檀がほんまもん。
ロッカーにはギブソンやフェンダーを代表とする
エレキギターのネックフェイスといえばピンとくるだろう。
ジジババには唐木細工の家具や仏壇でおなじみ。
お一日からおろします。
しっかり働いておくれ。

カテゴリー: KMS なかがわ | コメントする

賀茂茄子とひもとう


木曜金曜と梅雨の雨がよく降っていた。
さすがにこの大雨ではお客様の足が鈍ってしまうようだ。
雨や風でお客様がお越しになる数が減っているようではまだまだ。
まだまだ。
もっともっと魅力を備えた店になろう。 おやじになろう。
大雨の中、靴を濡らせてお越し下さったお客様。
ありがとうございました。 
賀茂茄子とにもとうの揚げ浸し。
ひもとうとは、伏見甘長とうがらしの別称。
水菜ともやしの胡麻和え
蒸し南瓜 GMBM
おからのたいたん
ひろうす含め煮
上賀茂胡瓜酢炒め 針生姜
ひじきパスタ コーン

カテゴリー: KMS なかがわ | 2件のコメント

酢と醤油


32年。
私が高校を出て丁稚に入ったときから
同じ醤油を使ってきた。
50を境に新しい味を探って見ることにした。
酢も同様に長年使ったものから 
丹後宮津の富士酢へ。
醤油は洛中のS井醤油から
滋賀県湖東の丸中醤油へ。
まだ解らない。
とにかくこの一升瓶が無くなるまでに
気持ちを決める。
舌の積み重ねを崩すことになるかもしれない
それでもいいじゃないかと思う。
50だから。

カテゴリー: KMS なかがわ | 13件のコメント

なかがわ と言えば おからのたいたん

一年を通して毎日必ずお皿の上に載っている「おからのたいたん」
タイタンといっても土星の衛星でもギリシャ神話の巨神族でも
ない。という使い古されたギャグはもうすでに「寒い」ほど有名
になった京都語の一つである。
多くのレシピはまずおからをフライパンや鍋で空炒りし、出汁を
加えて云々・・。とある
だが私の(私のグランマ)の作り方は違う。
いたずらにおからを炒って陽のチカラを加えない。
優しくしっぽりと炊きあげる。強火は無用。
おから
人参
京揚げ
九条葱
蒟蒻
薄口醤油

カテゴリー: KMS なかがわ | 16件のコメント

きょうのおばんざい


煎りたての黒ごまを五分すりし、山椒、薄口醤油、濃口醤油を合わせておく。
長茄子を斜めに笹切りし、塩ゆでして丘揚げ。
熱いうちに湯っけを絞って先の黒ごまに手早く混ぜる。
胡麻和えのレベルを遙かに超えた量の胡麻で和えるから
「茄子の胡麻汚し」という。
胡麻まみれのイメージである。
献立を書くときの参考にしてください。
南瓜の含め煮
おからのたいたん
茄子胡麻汚し
絹ごし豆腐の厚揚げ鍋テリ
手綱蒟蒻
ひじきパスタ コーン
三度豆 GMBM
茗荷酢漬け

カテゴリー: KMS なかがわ | 6件のコメント