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10月22日 むそう塾は満席となりました

2008年10月22日開催予定の第3回「むそう塾」は満席となりましたので受付を終了させて頂きます。
次回11月もたくさんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。

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今日の宿題提出

みなさん こんばんは。 美味しい玄米を食べていますか?
今日も玄米画像を送って下さいました。
皆さんで見ていきましょう。 
他人が炊いた米をなかがわの主になったつもりで目利きしてください。
あ~同じだ、あ~私と感想が違う。 私の方が目が正しい。 などなど。
投稿する人も不特定多数の方の目にさらされるプレッシャーの中で炊き続けるという修業になります。 そしてスキルが上がってゆくのです。 楽しいですねぇ。
一生のうちでご自分が作られた料理を沢山の目にさらすことなどなかなか無いと思います。
料理人は常に毎日そのプレッシャーの中で生きております。 そんなプレッシャーを楽しんでみて下さい。  決して本名は明かしませんイニシャルで紹介します。
さて今日の投稿です。 二度三度と投稿が重なるにつれてみなさん美味そうな玄米を産み出せるようになってきました。 私は嬉しいです。
最初はKさん 三回目の投稿です。

良くふくれていますがもちもち感が足りないとの感想です。
もちもち感を増やすためには浸水を増やしてもだめです。
講義の時の話をよーく思い出して下さいね。
最初の加圧が足りません。 もっと攻撃的に加圧するのです。
後半気がおろそかになって他のことにかまけていると ご自分でもおわかりのように散らかった味の玄米になります。 育児と同じですね。
子供から目を離すと散らかった子供に育ちます。
次は京都のYさんです

Yさんは講習後シラルガンで毎日張り切って炊いておられましたがあまりに硬い玄米を食べ続けておなかが張ってしまいました。 これは完全に咀嚼ぶそくによる過食ですね。
過食すると消化不良、吸収不良が起こってガスがたくさん発生し、胸膨れや腹部膨満感が起こります。  
画像の玄米はそんなに硬そうではありませんね 一番良いできのものを送られたのでしょう。
咀嚼不足による過食は(私も経験済み)ストレスによる早食いが原因です。
調理技術の云々よりそれ以前に毎日の生活のなかで「不満」や「不足」を感じておられませんか?  「足るを知るは冨を知る」 これが出来たらストレスはうんと減ります。
経験者は語るですから 間違いありません。
鉄製の包丁はカナアクが出るので陰性の強いものを切るときに変な味が出たり、表面で化学変化が起こりやすいです。 よく包丁を拭きながら使うようにしてください。
銅鍋やすず鍋は扱いやメンテが面倒ですから私はステンレス(18-10)のミルクパンをお勧めします。 忙しい主婦には気遣いを一つでも省略することも必要です。 かっこよいミルクパンをお探しください。
次はNaさんです 初投稿です。

シラルガンの特性を活かした良い仕上がりなのではないでしょうか?
正しく講義を飲み込んでご自分のものにされています。 ご主人も炊き方をマスターされてご夫婦でしのぎを削っておられるそうな。 素晴らしいじゃないですか。 万歳です。
かなり上手です。  3合炊くのに適正な大きさの上質の圧力鍋。 大事な事です。
次は金沢のNiさんです 

大きななべで1合を炊く難しさが表れていますね。 最初の沸騰までは浸水ができていればあまり弱火にする必要はありません。 圧を掛けるまでに水を吸い込んでしまい、不要な焦げに繋がったり炊きむらにつながったりします。
空間が大きいので水は多い目に設定するのは正しいです。
水っぽくならないように仕上げるのは 天地かえしのときの蒸気の逃がし方によるところが大きいです。
つぎは初投稿Meさんです。 いつもご夫婦仲良くひるめしを食べに来て下さいます。

シラルガンらしく上手に炊けていますね。 木製のおひつに移されていますから水っぽくはなっていませんが、少し蒸らし時間がたりません。 もう少し蒸らし時間を伸ばしてからおひつに移して下さい。 炊きあがりが赤っぽいのはソニーのデジカメ特性ですから気になさらないでください。  
じわりじわりとみなさんの実力が上がってきているのを感じます。 本当に嬉しいです。
ご家族の意見はどうですか? 家庭内で玄米の位置はどうなりましたか?主食の座におちつけましたか?   我が家の味は見つかりそうですか?
まずはお教えしたとおりに炊けるようになって下さい。
最初から基本を通り越してアレンジしてしまう人は料理は上手になれないタイプの人です。
一杯五百円で販売する。 お金を取る。 はたして私のご飯でお金をいただけるか?
自問してください。

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今日の宿題提出

こんばんは。  美味しい玄米を食べていますか?
今朝は肌寒いほどの秋でしたので思い切って底が狐になるほど陽を足しました。
そして天地返しをしたあとのお焦げさんはおにぎりにして私のおやつとなりました。
おかげで身体がぽかぽか。
これからは陽をコントロールしましょう。 楽しいです。
冷え性の人も陰性の便秘の人も。 
料理を陽に振っても暖かくはなりません。しかし、
寒さや冷えを弱めることは充分に可能です。 工夫すべし。
今日の玄米投稿です
まずは名古屋のIさん
はじめに。 Iさんは私への画像添付するときにいつも縦横が逆さまです。 私だけではなく、常識として人に画像を送る場合は正対したものを送るようにしましょう。いつもは私が90度回転編集して載せていましたが今日は添付されてきたまま載せます。 どうです?見にくいでしょ?
まっすぐにしてから送りましょうね。

かなり完成度が上がってきましたね。 おっしゃるとおり、炊くときに気が散ってたりボーっとしてたりすると結果に影響します。 まちがいなくキレの無い玄米になりますね。
いろんな炊き方を使い分けていませんか? 自信を持って自分の炊き方を1種類に絞るべきです。 でないと「氣」が散るのです。 お仕事でも中川式で家庭でも中川式でね。
次はZさんの再投稿です

この画像は炊きあがってすぐの画像でしょうか? よそって何分くらいした画像でしょうか?
かなりのレベルに達していると思われますね。 この玄米は旨いでしょう。
平和の鍋でこの立ち方、弾力、つやに炊くのは難しいのです。 頑張りましたね。
あとは天地返しのときの蒸気の逃がし方、何度のときによそって食べるか。
ハイブローな部分で悩んで下さい。 楽しみです。 
ところで 香りはどうですか? 甘い香りがしていますか? 
次はMさんの玄米です 再投稿ですね

Mさんは押すことはお得意なのですが、中後半の引きが苦手です。 画像でもすこし狐焦げが見えますね。  もっちり炊けていますので後は後半の火加減だけでしょう。
レンジの火加減が絞りにくいのであれば、五徳やスペーサー、ガスマットの使用を実験してみて下さい。 前半の攻撃的加圧を誤らなければもっちり感は確保出来ますので。
Mさんも第一段階卒業間近です。 
つぎはNiさんの再投稿です

おもり式の圧力釜はおもりの重さを上げないと中の圧力は変えられませんので、蒸気が少し逃げていくレベルでの加圧が攻撃的な加圧となります。 その時間を少し増やすともちもち感は増しますが水が足りなくなります。 その分増水させておいてくださいね。
画像から判断してもう少し水が多くても大丈夫そうです。
次は初投稿のTeさんです

この画像の玄米に至るまでにかなりの失敗を味わっておられそうですね。
上手に炊けています。 本当はうんと失敗した画像も見せて頂きたかったのですが。
ひょっとしたらご家族は「早食い」ではないでしょうか? そうではなく、みなさんゆっくり50~100回噛んで楽しんで食べておられるなら完璧です。
もし早食いなら今回の玄米くらいの炊きあがりをじっくり臼歯で潰す食べ方をおすすめします。
次は糠味噌を腐らせてしまったChiさんです

これは30日の玄米ですが、間違いなく26日のものより美味そうに炊けています。
進歩してますねー。 すごいです。
これは炊きたてをしぐにお椀に盛られたのでしょうか?
一回おひつや炊飯器に天地返しして蒸気をコントロールしたものをお椀に盛られたのかで画像の写り方が違うのです。  
食べてみて硬く無ければ良い炊き方ができていると言えるでしょう。
今日は画像に関して一言。
せっかく美味く炊けた玄米でも画像の撮り方一つで美味そうにも不味そうにも写ります。
そして熱々の料理を撮影するときに共通するのは蒸気の扱いです。
できたての料理は自らの100度近い温度で自らの水分を蒸気として発散するのです。
発散すると言うことは水分が消えていくと言うことで、光沢や質感など(シズル感とも呼ばれる)が秒単位で劣化していきます。
そうです。 じっとしている寡黙な玄米ご飯にもシャッターチャンスがあると言うことです。
ご一考下さい。

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タビリエ JTBパブリッシング


京都本の決定版が出ました。
タビリエ
JTBパブリッシング発行の京都の魅力と便利と美味しいがつまった本です。
京都 Macrobiotic Style なかがわは、その中の京都のおばんざいが食べられる店として紹介して頂きました。
マクロビオティックのお店でありながら、京都のおばんざいのお店として載ることに意義があるのです。
年間4600万人以上の方が京都に来られます。 そういう方の中でおばんざいやマクロビオティックに興味を持って頂ける方がこの本で増えれば最高じゃないですか。 そう思いませんか?
こんな特異な店を掲載してくださったJTBパブリッシングの編集部の皆様の蛮勇(?笑)に感謝致します。 取材してくださったオフィス和の植田様に感謝致します。
ありがとうございました。

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shimanto-shikakumame


京都近郊ではまだ見たことが無い豆系です。
四国は土佐四万十からやってきた「四角豆」です。
陰性が強い豆なのでおそらくは亜熱帯や熱帯の国から来たのでしょう。
だから四国でも土佐なのでしょうね。 なるほど。
さやを食べるタイプの豆で、茹でて胡麻和えやサラダにして食べると美味い。
地漬けにして前盛りしよう。

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