中川善博の夏のお惣菜二品

ついお箸が進んでしまう二品をご紹介します。
「茄子の油炊き」は、露地物の茄子が出まわると中川さんが毎年作ってくれる懐かしいお料理です。
私にとってもおふくろの味です。
母もこんなふうに作ってくれました。
じゅわ〜っとしみ出るおつゆが美味しいんですよね。
万願寺とうがらしのチャンプルーは、京都と沖縄の文化の融合なのが面白いです。
ついつい、お箸が進みます。
食べ過ぎにご注意。

 

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(茄子の油炊き)

 

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(万願寺とうがらしのチャンプルー)

 


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2013年版中川式拉麺

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向かって左側のTさんは北海道から通っています。
北海道といえばラーメンの本場なのですが、彼女はそのスープが苦手なのだそうです。
体に負担になるからだとか。
でも、昨日はご覧のように美味しそうに召し上がっておられました。
ほらね、こんなに食べ進みました。

 
 

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中川式拉麺のスープはあっさりしていて、負担にならないのが良く判ったそうです。
中川さんが何度も何度も試作して、「え? 何でこれが?」という食材まで入ったスープは、麺との相性をよ〜く考えて創りだされたお味です。
今年は昨年とはまた違った麺を使っての中川式拉麺なので、すでに上級を修了された方のために、HPの「おすすめ商品」欄にもご紹介しています。
今年バージョンを味わってみてください。

 


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ふたたび「眼鏡のとよふく」

私が「眼鏡のとよふく」さんの記事を書いたのは2月のこと。
それから何名もの人が「とよふく」さんを訪れてくださっているそうです。
もう知っているだけでも相当数にのぼります。
人間って生きている限り、どこか(何歳かの意味)で眼鏡のお世話になるのが普通なので、どの人にも必要な情報だったわけですね。
明日もまた塾生さんがご夫婦でお出かけになるとか。

先日「とよふく」さんに行かれて、ブログに記事を書いてくださった塾生さんがいらっしゃいますので、その記事をリンクさせていただきます。

「眼鏡のとよふく」訪問記

多くの方が眼や体の不調から開放されますように。

 

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夏の特別料理講座「涼麺と賀茂茄子ピザ」のご案内

暑くなって来ましたので、そろそろ夏の特別料理講座を開催しようと思います。
内容は絶対美味しくて悶絶すること請け合いです(笑)
夏は上手に麺料理を取り入れて、陰陽バランスを保って欲しいと思います。
以前にも記事にしましたが、この講座でお伝えする麺つゆの作り方は、幸せコースでも上級幸せコースでもお伝えしていない秘伝もので、まさに「麺は添え物 汁が主役」と実感していただける美味しさです。
さらに、昨年からご要望の多かった「賀茂茄子のピザ」もお伝えします。
きっとこの夏のヘビロテメニューになることでしょう。

なお、7月15日の京都は祇園祭の真っ最中で宵山になります。
したがって、もしホテルを予約される方は、もう厳しいかと思いますので、近隣都市にお取りください。
新幹線の切符も早めに手配なさってください。
美味しいお料理を習ってから祇園祭に繰り出すのも良いかも知れません。
(京都のかたは祇園会(ぎおんえ)といって祇園祭とは呼ばないかたも多いようですが。)

*   *   *

【講座名】
「2013年度 夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子ピザ」

【開催日】
・2013年7月 6日(土)6月11日追加
・2013年7月 日()6月11日追加
・2013年7月15日(
・2013年7月27日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
1)涼麺(デモ形式)
・温泉玉子の作り方
・麺つゆの作り方(特製)
・冷麦の茹で方
・オクラ地漬けの作り方
・どんこ椎茸旨煮の作り方
2)賀茂茄子のピザ(デモ形式)
3)福ZENのお食事付

【タイムテーブル】
11:00  開場
11:30〜12:15 昼食
12:15〜13:00 自己紹介
13:00〜17:00 デモ&試食
17:00 記念撮影・解散

【定員】
各10名

【受講資格】
むそう塾のパスポートをお持ちの方

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
42,000円(税込)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
6月11日(火)21:00予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

 

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(賀茂茄子のピザ)

 

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(冷麦)

 


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「日本人の体力」より (北緯50度の栄養学)

マクロビオティックは完全に動物性を否定するものではなく、玄米のみを推奨するものでもないのですが、その辺が誤解されていて、著しい偏食状態になって痩せ細っている人がいます。
そういう人を見ると、マクロビオティックって罪作りだなと思います。
でも、マクロビオティックの考え方には素晴らしい哲学としての理論があるので、それを知ることによって人生を何倍にも充実させられたらいいなと思っています。

一般的にはマクロビオティックの考え方ではなく、義務教育をはじめとして西洋的な考え方が幅をきかせていて、病気に対しては西洋医学が圧倒的に浸透しています。
食べ物に関しては栄養学が採用され、数値で栄養管理をする時代になっています。
しかし、その医学も栄養学も、日本人にとってはこの辺で見直しをしても良いように思います。
なぜなら、あまりにも不健康な人が多すぎるからです。

私が一番気になるのは、若いのに不健康という事実です。
これは国の将来を考えても由々しき問題です。
つまり、体力的に昔の日本人より今の日本人の方が弱いのではないかという問題です。
これは肉体的な面だけでなく、精神的な面でも弱さを痛感します。
我が子を見ていてもそれを感じます。
つまり逞しくないのです。

原因は色々ありますが、私は体を使わない暮らし方にも一因があると思っています。
肉体は求めれば求めるほどそれに応えるように出来ていますから、使わなければ退化の一途を辿るわけです。
つまり、今の日本人は退化しつつあるということなのです。
心身ともに退化しつつある途中に私たちが生きているのならば、何とかこれ以上退化しないようにして次の世代にバトンタッチしたいと思うのです。

ちょうど昔の日本人の体力について書かれた記事がありますので、それをご紹介します。
日本にドイツ栄養学が導入された経緯なども参考になります。

「日本人の体力」

これを読んで思うことは、やはり日本人には日本に伝わっている食べ方が一番良いのだということですね。
体の遺伝子は急に変われないから、食べ方もそんなに急に変わらないほうが健康でいられるのは当然だと思います。
そして「北緯50度の栄養学」というのがとても納得できます。
私は北海道の生まれ育ちですから、北緯50度の寒さがどの程度のものかは容易に想像できます。
北緯50度と沖縄が同じ食事で良いわけがないのです。

マクロビオティックでは陰陽という二つのエネルギーの違いに注目してあらゆることを考えます。
その視点に立てば、当然のことながら北緯50度の食事と沖縄(北緯30〜20度)の食事は異なるという結果が導き出されます。
しかし、現実にはそれを無視した食事を続けた結果、今や沖縄では見るも無残な長寿県返上の事態に追い込まれています。
沖縄の姿はこれからの日本の姿でもあります。

むそう塾ではこのような状況に対応するため、日本の伝統食を大切にお伝えしています。
写真は先日の糠漬け講座での一場面です。
高温多湿の日本では、「発酵」が健康のキーワードです。
まさに今はその発酵がどんどん力強くなる季節です。
そんな日本の伝統食を大事にして、真に体に合ったお食事をしてほしいと心から思っています。

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