京都の鴨川から、秋の表情をお届けします。
お休みの日に京都に想いを馳せてくださいまし。
(京都・鴨川 写真:中川善博 2014.9.17撮影)
京都の鴨川から、秋の表情をお届けします。
お休みの日に京都に想いを馳せてくださいまし。
(京都・鴨川 写真:中川善博 2014.9.17撮影)
むそう塾では塾生さんとメールのやり取りを瀕雑に行ないます。
お料理を復習すると写真付き、あるいは動画付きでメールが送られてくるので、それを読んで(見て)さらにアドバイスをすることを日々繰り返しています。
そのメールのお返事に中川さんが書かれた言葉や、ブログで発した言葉、Twitterで発した言葉をお気に入りにしていてくれる塾生さんも多くいらっしゃいます。
どうしてもここはマスターしてほしいという要所は、どなたにも繰り返し説明する必要があるので、ある日ふと思い立って中川さんがbotを始めました。
botって何?という方がおられるといけないのですが、Twitterで自動的に流れてくるツイートのことです。
通常は名の知れた偉い人たちの格言的な言葉がbotには多いのですが、一つの連絡ツールとしてこのbotを利用したのが「@musooyajibot」です。
このmusooyajibotを始めるに当たって、塾生さんから原稿を寄せていただきました。
その原稿は実に様々な内容があるのですが、やはり桂剥きや出汁巻き玉子に関するものが多く、人生訓みたいなものもあります。
そのbotが流れて来ると、何だか今の私達を見ているかのようにピッタリな内容もあって、そのタイムリーさが塾生さんの間で評判になっています。
botさんには心があるのか?
検索能力があるのではないか?
というわけで、今朝のbotにこんなのがありました。
「美しい剥き姿を求めれば自ずと結果も美しくなるのです。」
これは桂剥きについての言葉ですが、姿勢は日常のすべてに通じることなので、とても重要な内容が含まれています。
今は姿勢の悪い若者が多くてとても気になるのですが、それは格好の問題だけではなくて内臓にも影響するからです。
前かがみの姿勢は内臓を圧迫し、呼吸器系にも悪影響を及ぼします。
正しい姿勢は健康への第一歩なのですが、これを正してもらうのがなかなか難しいのです。
癖の矯正は本人が自覚をもって直そうとしない限り、外部から言っても無駄になることが多いのですが、それでも塾生さんの健康のために言い続けています。
下の写真は昨日の授業開始前の光景です。
包丁を上手に砥いで来た塾生さんの包丁で、中川さんが桂剥きを始めた時のものです。
よく包丁を持つ手を脇にくっつける人が多いのですが、それをしている限り桂剥きは正しく剥けないと中川さんはいつも言い続けています。
中川さんの右手が体から離れていることをご確認くださいね。
(mikayan、頑張ってるね!)
ところで、望診においても姿勢は重要なポイントになります。
姿勢の悪さは陰性を表します。
内向的、自信のなさなどが伝わって来て、気持ちの良いものではありません。
それまでに甘いお菓子や果物を多く食べ、炭酸飲料を含む甘い飲み物が多くて、主食のご飯が少なめだったか、パスタやパンのような小麦粉製品が多いことが考えられます。
あるいは、ゲームやパソコンや勉強ばかりに熱中していて、背筋を伸ばす時間が著しく少ない成長期を送っていた場合ですね。
背筋がシャンと伸びた人は見ていても気持ちが良いものです。
それにファッションも見栄えが良くなって、若々しく見えます。
姿勢は自分では気づかない人が多いのですが、丹田に氣が集まるような時間の使い方をすることが大いに助けになります。
点が線につながることを意識して、一瞬一瞬の姿勢を大切にしましょう。
それはあなたの人生を大切にすることにつながります。
「第13回 圧力鍋料理とモバイル味噌汁講座」は先日満席になったため、定員枠を増やしておりましたが、それももう満席になってしまいました。
第83期愛クラスの受講生でこのモバ味噌講座の受講をご希望されている方がいらっしゃいますので、もう一日追加開催をします。
11月になってしまいますが、この時期なら第84期愛クラスの人も間に合うことでしょう。
皆様、玄米投稿を頑張ってパスポートを取得なさってください。
以下に第13回のご案内記事を一部修正して掲載します。
* * *
毎年好評の「圧力鍋料理とモバイル味噌汁講座」の季節が今年もやって来ました。
職場でもお弁当だけでなく温かいお味噌汁を飲んでもらうために、プロの料理技術を駆使して考えた春夏秋冬のお味噌汁メニューが学べます。
中川さんは3年間毎日違うお味噌汁を出せと言われたらそれを出せる自信があると言い切るほど、お味噌や出汁や具材の組み合わせが豊富です。
毎日お弁当を持参する人は勿論のこと、ご自宅で一人分のお味噌汁を簡単に飲みたいときにも重宝するモバイル味噌汁の作り方を伝授します。
毎朝のお弁当ツイート(OBENTERS)で登場する「モバ味噌」とはこの「モバイル味噌汁」の略です。
陰性を克服するためにも、このモバイルお味噌汁を活用してください。
なお、当日は圧力鍋料理のデモもあります。
「ふろふき大根」と「椎茸昆布」を作ります。
どちらも絶品であっという間に作れるのが嘘のようです。
お忙しい人でも帰宅してからすぐ作れるふろふき大根と椎茸昆布は、お助けの陰陽メニューとなることでしょう。
それから、「柚子味噌」も作ります。
この柚子味噌は一度作ると保存がききますので、プロ仕様の美味しい柚子味噌をご家庭でも日常的に味わってください。
すべてが陰陽バランスを考えたメニューです。
* * *
【講座名】
「第14回 圧力鍋料理とモバイル味噌汁講座」
(通称 モバ味噌講座)
【開催日】
2014年11月24日(月)
【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18
【内容】
◆圧力鍋で作る絶品料理3品(デモ&試食)
・ふろふき大根
・ゆず味噌
・椎茸昆布
◆モバイル味噌汁(デモ&試飲)
お味噌と具の組み合わせを伝授(容器はお持ち帰り)
◆昼食:福ZEN(玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・お漬物)
【タイムテーブル】
・11:00 開場
・11:30~12:15 昼食
・12:15~13:00 自己紹介
・13:00~17:00 デモ(途中休憩あり)
・17:00 記念撮影・解散
【定員】
10名
【受講資格】
むそう塾のパスポート取得者
(デリバリーを含む飲食店関係者・お料理教室関係者はご遠慮ください)
【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません
【受講費】
54,000円(消費税込)
【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内
【申し込み方法】
ただいまよりHPの予約システムから
【締切】
定員になり次第
【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)
【お問い合わせ】
こちらから
【企画・責任】
中川善博およびマクロ美風
以上
(ふろふき大根と柚子味噌 料理:陰陽京料理人 中川善博)
今年もみかんが収穫される季節になりました。
環境に配慮して作られたみかんが自然食品店経由で送られて来ました。
このあたりに住んでいらっしゃるむそう塾生のお顔を思い浮かべながら、生産者さんに感謝していただきます。
マクロビオティックをしている人なら、みかんは大根とともに魚の毒消しとして基本中の基本ですね。
お肉を摂る人はりんごも食べて、血液を酸性に傾けないようにしましょう。
マクロビオティックを知って感動するのは、食べ物の力を体で感じられることではないかと思います。
その感じ方を陰陽の理論でバランスを取っていくことの楽しさがたまらないですね。
キューッと煮詰まっている人に果物を食べてもらうと、その香りとともに癒やされたお顔になります。
そして新たなエネルギーが注入されたのを感じます。
動物性にはもちろんですが、キャベツやレタスにも柑橘類の酸味は酸化防止として役立ちます。
私達も酸化して衰え、最後は死に至るわけですから、なるべく酸化を避ける食生活や暮らし方をしましょう。
新米の季節になりましたね。
ご飯は美味しく炊けていますか?
毎年この季節になるとご飯がうまく炊けなくなる人が続出します。
それは新米というものの特徴を知らない人がいることと、田んぼや気候、作る人の体調や環境によって微妙にお米の仕上がりが変わることが原因です。
いつもお米は一定であると思うのは浅はかで、お米はれっきとした生き物であり、環境の影響を色濃く反映するものなのだということを意識しなければなりません。
夏の日照時間は影響がとても大きいので、今年の夏は西日本と東日本での大きな天候差を考慮しながらお米を判断しましょう。
さて、先日の愛クラスでどうしても美味しく炊けないからお米に原因があるのではないかと思われた塾生さんから中川さんのもとに玄米が送られてきました。
こういうことはよくあることで、むそう塾ではここまでフォローしながらその人にピッタリの玄米ご飯が炊けるようにご指導しています。
中川さんがその玄米で炊飯してみると、下の写真のように美味しく炊けました。
ということは玄米に問題はないということが判明しましたので、次の原因を探すことになります。
きっとご本人は認めたくないかも知れませんが、ご家族のことで大きな悩み事を抱えていらっしゃることが影響していると思います。
むそう塾生にはいつも口を酸っぱくしてお伝えしているのですが、お料理をする人の精神状態によってお料理の仕上がりが異なります。
プロとは違って普通の主婦やお嬢さんがお料理をすると、その反映度は大きいので、そこを意識して台所では気持ちを切り替えてお料理をする必要があります。
これはお料理に限ったことではなく、日常の会話やお仕事でも心当たりがありますね。
ですから、良いお仕事をするためにも、良い人間関係をつくるためにも、自分の氣を高めておくことがとても重要です。
良い氣をキープするには、良い氣を発する人や物に接すること、良い氣の集まる場所に出入りすること、悪い氣を発する場所や人や環境には距離をおくことです。
そうはいってもご家族や職場に悪い氣が満ちている時には、なかなか避けられない側面がありますね。
そんな時には努めて食べる物の氣(質)を上げることです。
本当に体に良いお食事をした時には、人間って何だか安心したり幸せな気持ちになりますよね。
一時的であっても満足感を味わいませんか?
それで良いのです。満足な時間を少しでも多く持続出来るようにして行くのです。
その一つの方法としてあらゆる角度から精神面をプラス方向に持って行くビジネスも大賑わいですし、その効果を否定するものではありませんが、人間はいつも食べるわけですから、そのお食事から見直すことが一番継続しやすいと思います。
これは地道ではあるのですが、確実な土台を作ってくれますので、まずは自分からその意識を持つことが重要です。
意識を持った上で主食を大事にすること。おかずはその後です。
ということで先述の塾生さんの場合ですが、色々心配事が多くてもすべてはあなたの気持ち一つでその心配度は軽くなります。
あなたがするべきことは、周りのご家族さまの心に響く玄米ご飯を炊き上げることではないでしょうか。
あなたの炊きあげた玄米ご飯を召し上がって、「ああ、幸せだ」と思ってもらえる時間を増やしてあげることです。
そこのところがついついいい加減になって今を迎えてしまったように思います。
今こそ過去を総決算するおつもりで玄米炊飯に真剣に取り組んでみませんか?
それがひいてはご自分の氣をアップすることにもつながって、結局気づいたら周りの心配事が減っていたということになります。
もう一度愛クラスを再受講されるのも良いですね。
中川式玄米炊飯はそれほど奥深いからです。
(同じお米で炊き比べた中川式玄米炊飯 右:中川善博作品)