お箸の持ち方講座の効果

Nさん

Aさん

先日「お箸の持ち方講座」を開催しましたが、これがまた楽しくて充実しているのです。
自分のお箸の持ち方は正しいと思っていても、実は正しくなかったという人がとても多いです。
お箸の持ち方が悪いと親からも言われ、でもそれを直す術も知らず何十年と生きて来た人がゴロゴロ(笑)
そんな人達はお料理を始めるとすぐボロが出ます。
それはお料理には「今だ!」というタイミングがあるのですが、そのタイミングどおりにお料理が出来ず、結局失敗作になってしまうからです。
実は上級幸せコースに通われているNさんは、唐揚げの復習をしている時、お箸がちゃんと持てていないことの弊害を痛感されました。
そして、当日ではありましたが思い切って講座に参加してくれました。
その1時間後にはこんな持ち方(上の写真)が出来ています。
まだ完全ではない時点での写真ですが、正しい持ち方は会得してお帰りになりましたので、あとは自宅で1週間練習を続けていただくだけです。
この練習をしないと、元の悪癖に戻ってしまいますので要注意です。
また、正しく持てていると思っていたAさんは、ちょっと違っていたのでした。
でも、それを克服してしまえば、お料理の腕がさらにアップしますよ?。
頑張ってお子さんと一緒に練習されていらっしゃって、息子さんの方が成績が良さそうでAさんが焦っております(笑)
こんなふうにご家族で正しいお箸の持ち方が出来るようになるって凄いことですよね。
大きな財産としてお子様に残してあげてください。
NさんはAさんに近づけるように頑張ってくださいね。
さらに、Hさんはお箸がちゃんと持てるようになってから、出汁巻き玉子はもちろんですが、頭が冴えて来ました。
そして玄米ごはんがより美味しくなりました。
それは箸先の感触が指先を通して脳みそに伝わったからです。
言い方を変えると、指の延長線上でお箸と指が一体化したということです。
この感触は大きい財産ですよ?。
この感触が本来の日本人の器用さなのです。
スプーンやフォークにはない感覚ですね。
こんなふうにお箸の持ち方は、単にマナーの問題だけではなく、所作の美しさにもつながります。
どんなにお顔が綺麗な人でも、お箸の持ち方が見苦しいとその人は美しく見えません。
反対に綺麗にお箸が持てていると、「お」と思ってその人の心まで綺麗だと思いたくなります。
言いすぎですか?
でも、たかがお箸されどお箸です。
 


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「第59回 むそう塾 愛クラス(お箸の持ち方講座付)」が終了


玄米ご飯の炊き方とお箸の持ち方を抱き合わせにした「第59回 むそう塾 愛クラス」を昨日開催しました。
今回の参加者は栃木1名・埼玉1名・東京2名・神奈川2名・石川1名・大阪3名・長崎1名の11名でした。
うち新人さんは1名で10名はパスポート取得者でした。
この中にはすでに上級パスポート習得者もいらっしゃるのですが、謙虚なお気持ちで再受講されました。
今回はお箸の持ち方を愛クラスと抱き合わせにして2回目の講座になります。
お箸の持ち方の重要性を認識されていらっしゃる方がご参加くださり、楽しい学びの一日が終了しました。
福ZENを召し上がっていただくときには目を覆いたくなる持ち方をされていた人も、それから1時間半後には優しく上手に持つことが出来るようになっていました。
どうぞこれからも毎日お箸を持って、 1週間を目標に頑張ってみましょう。
必ず正しい持ち方が定着するようになりますから。

  


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空気を伝えるだけで精一杯ですが・・・


初めてのカメラだと操作方法が違ってスムーズにいかない。
洗い物をしながら急いで写す私の写真は報道写真と同じで、その場の空気をお伝えするのがやっと。
下手な写真ですがこれからこのカメラと一緒に、「氣」を写せるようになったら嬉しいな。
Canon EOS 7D EF-S 18-200 IS )


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新しいカメラ


初めてのカメラでパチリ!
Canon EOS 7D EF-S 18-200 IS ) 
これからどんな写真が撮れるのだろう?
楽しみ楽しみ♪

 


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仕事とやりがい

「人生を設計しすぎていませんか?」の記事にコメントを寄せられた舞さんは、職場の人間関係に不満はないけれど、仕事の内容がちょっとというケースです。
このようなパターンが人生には圧倒的に多いので、みんなで考えたいと思って記事にさせていただきます。

<舞さんのコメントより>
美風さん、こんばんは。

心にひびく記事で、何度も読ませて頂きました。

わたしはkyoroさんとは逆で、ただ、ひたすらこなすだけの仕事をしています。

以前は好きな事を仕事にしていたのですが挫折をして、今の仕事はやりたいことのため、お金を稼ぐためだけにWワークのしやすい仕事を・・・と条件だけで決めました。

人にやさしい会社で、上司にも環境にも恵まれ、人間関係も不満はありません。

だけど、仕事の内容はとても面白いとは言えず、はっきり言ってやりがいのかけらも、ないのです。

今の仕事を選んだ目的はやりがいを求めてでないことは自分でも重々承知しているし、その中でも小さな目標や小さな達成感、小さな面白みを探りながら、お給料をいただけることに感謝して過ごそうとしてきました。

だけれども・・・やりたいことを仕事にして、大変だったり、辛かったり、葛藤しながらでも精一杯仕事をしている女性たちをみていると(むそう塾にはとくにそういう方々が多いように思えます)、「こなすだけの仕事をしている自分」にどうしても、引け目をもってしまうのです。

自分で選んだ道なので後悔はしていないのですが、Twitterで美風さんがおっしゃられていたように、他の人と比べてしまっていて、自分を好きになれないままなのだと思います。

>それぞれがそれぞれの世界で満足して生き抜けばそれで良いのではないでしょうか。

この一文を読んで、自分が欲張りで傲慢だから、今の環境に感謝をして過ごすことができていないのだ、と氣づきました。

今は、人生の中での仕事比重が少ないことで、ストレスもなく、家事や復習にも時間を使うことができます。

今の自分を全肯定することはやっぱりできないけれど、この環境に感謝して、大切なことを大切に人々を大切にしていこうと思います。

美風さん、記事をありがとうございました。

kyoroさん、きっかけを、ありがとうございました。

kyoroさんがますますのびのびと輝ける環境になりますように。

長々と失礼いたしました。

<マクロ美風から>

舞さん、こんにちは。

人生ってね、すべて満たされるようには出来ていないんですよ。

どうしてかというと、すべて満たされたら成長がなくなるからです。

だから必ず何かしらの物足りなさを抱えるようになっているんですね。

その物足りなさは精神的なものだったり、物質的なものだったりしますが、多くの人はお金の物足りなさでしょうか。

もしお金があり余っている人なら、精神的な不安をいつも抱えているはず。

そんなことを考えると、満点なんてないのだと落ち着く気持ちになりませんか?

確かにお仕事にはいろんな職種があって、やりがいの多い職種もあれば単純作業もあります。

しかし1日24時間はみんな平等なのです。

その24時間をどのような気持ちで過ごすのかは、大いに個人差があります。

その積み重ねがその人となりを形成すると思うと、たとえ10分でもマイナス思考では取り組みたくないと思いませんか?

幸い舞さんの職場の人間関係に問題はないのですから、与えられた時間をどのような気持ちで消化するかを考えてはいかがでしょうか。

単純作業であっても、絶対ミスをしないとか、絶対最高の氣で取り組むとか、自分自身を向上させる手段としてお仕事に向かってはどうでしょうか。

ただ漫然と勤務時間が過ぎるのを待つことほど卑しいことはありません。

みんながみんなやり甲斐のある仕事ばかりをしているのではありません。

舞さんが他の人と比べてご自分のお仕事がつまらないと思っていらっしゃいますが、やり甲斐がありそうなお仕事についている人にだって悩みはあるものです。

その立場になってみないと分からないことがいっぱいあります。

隣の芝生は青く見えるのと同じですね。

お金のために職種を選ばず働かなければいけない時も人生にはあります。

いえ、多くのサラリーマンは案外お金のために歯を食いしばって働いていることでしょう。

さらにやり甲斐のある仕事に熱中出来ている人なんて、ほんの一握りです。

宝くじに当たるようなことだと思っていれば間違いないでしょう。

低すぎますか? この確率。

いえ、そんなものです。

人生って長いから、どこでどんなどんでん返しがあるか分からないのでこんな確率にしました。

それでも働かせてもらえることに感謝して、働ける自分の健康に感謝して、1分1分に感謝の気持ちを込めて時間を使ってみましょう。

感謝はすべての感情を凪にすると私は思っています。
最後にこれだけは言っておきたいことがあります。
やり甲斐とは、どこかにあって辿り着くものではなく、自分の手で創りだして行くものです。
大いに主観的な要素を含みますが、ここだけは間違えないでくださいね。


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