最近つくづく思うことがあります。
人生って本当に積み重ねだなぁと。
そして、一番支えになるのは「若い時に体験したこと」。
これは学業も含めてすべての体験が該当します。
嬉しい体験、楽しい体験、悲しい体験、つらい体験、一所懸命に取り組んだ体験など。
中でも一所懸命に取り組んだことは、自分の強みとなってどこかで自分を助けてくれますね。
それは一生続きます。
特に語学と技術は双璧ではないでしょうか。
語学も技術も一朝一夕で身につくものではありませんが、案外日常的な暮らしの中で身につく技術があります。
それはお料理です。
お料理も自分を支えてくれます。
そして、自分だけでなく周りの人をも支える力があります。
何かあったとき、まず必要なのは食べることです。
災害や戦争はあってほしくないことですが、先のことは誰にもわかりません。
でも、どんな状態に置かれても、料理技術を持った人は自分だけでなく、他の人を助けることが可能です。
私はそこにお料理の限りない魅力を感じるのです。
(南天 京都市左京区にて)