陽性が良いわけでも陰性が悪いわけでもない マクロビオティック

ときどき凄い陽性の人に出会うことがある
目がギラギラとしていて吸い込まれそうな人がいる

そんなときは思わず
「おっとっと」と吸い込まれないように身構える自分がいる

別にそういう人が嫌いなわけではなく
相手の土俵に入ってしまいそうな弱い自分がいるからだ

しかし
その人より陽性な人なら
私のような反応にはならない

 
 

***

いっぽう
その人のそばにいると
なんとなくほっこりさせてくれる人がいる

お風呂につかっているような
なんとも心地よい感じだ

そんな人からは「よい陰性」が感じられる
そういう人にはつい心を開いてしまいそうになる

 
 

***

さらに
周りの空気とは別に
自分の世界に入り込んでいる人がいる

傍から見たら楽しそうに見えないけど
あんがい本人はそれでも楽しかったりする
感情をあまり表に出さないタイプなのだ

こういう人を「陰性」だと言い切ってはいけない
(実はすごい陽性の場合もある)

ひょんなことから
あるいは
あることにはものすごく関心を示して
心を開いてくる

 
 

***

陰陽の判断は
対象があって
その対象との比較なのだ

マクロビオティックで陰陽を知ると
とかく陰性が悪くて陽性が良いように思ってしまうが
二者択一ではない

世の中も
動植物も
人間も
自然界も
陰陽が入り混じって成り立っているのだ

 
 


(マンションの植え込みのイロハモミジ)

 
 

刻々と変わる植物は陰陽を繰り返している
ある一点だけに特化することなく
全体を見て判断しよう

 
 
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