なんのためにマクロビオティックをするのか?
それは アンテナを磨いておきたいからだった
しかし、かなり一部分しか伝わっていない現実がある
排除食で宗教のような食事がマクロビオティックそのものだと思われてきた
だからマクロビオティックは広がらなかった
だが 本来のマクロビオティックは、決して何かを排除しろとは言っていない
宇宙の法則にしたがって生きようというだけだ
私たちは 太陽や雨や引力やいっぱい宇宙のことを知っている
それは学校で習った宇宙の知識だ
しかし 学校で習っていない力も宇宙にはある
洋の東西でそれを大事にしている民族もいる
この力に気づくと生き方は楽になる
分析の世界から調和の世界へシフトできるから
細かく見ていくと分からなくなることがある
しかし もう少し俯瞰的に見れば答えが出ることもある
マクロビオティックは、この俯瞰的な見方を説いたものだ
「陰」と「陽」の視点から
アンテナを磨くということは
感性を鋭くしておくということだ
「陰」「陽」を使って
このアンテナ磨きが実に楽しい♪
調和への道は心地よい
(八寸 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
自然界を感じながら盛り付けた八寸が美しい
宇宙の営みと生活をリンクさせること
それが本来のマクロビオティック