4日間連続講座が終わって、今日は京都市伏見区にある「辨財天 長建寺」に、御札をいただきに行ってきました。
教室の外にある井戸水を汲み上げるポンプを新しくしたので、御札も新しいものにするためです。
伏見は中川さんが生まれ育った土地なので、中川さんのルーツ巡りと称して、麗可ちゃん・TAMO・私も一緒に出かけたのでした。
幸いに良いお天気に恵まれて、「中川少年」に想いを馳せながら、7,000歩ほど歩いてきました。
京阪線の「中書島」駅に着いたところ。
目的のお寺は駅からすぐでした。
中川さんの幼い頃の想い出を楽しそうに話しています。
和子お婆ちゃんの話題も出てきて、やはり存在感のある人だったようです(^^)
ちょうど梅が開きはじめていました。
建長寺のすぐ前は濠川。
桜の季節には十石舟も出て美しい眺めになるでしょうね。
中川さんが通った小学校。
生まれ育った家もすぐ近く。
次に目指すは中川さんの想い出話によく出てくる月桂冠でお馴染みの大倉酒造です。
詳しくは大倉記念館のサイトからどうぞ。
ここは見応えがありました。
別の場所でお水を飲んでみましたが、本当にやわらかくて美味しいお水でした。
お水を大切に守っている光景が良い氣を発していますね。
大きな酒樽にビックリ。
歴史を感じる煙突。
ここから先は立ち入り禁止なのですが、右寄りの出入り口の屋根の下にある丸い玉は、「杉玉」というのだそうです。
画像検索をしてみたら、緑の丸い杉玉がいっぱい出てきました。
ウィキペディアより引用します。
杉玉(すぎたま、すぎだま)とは、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物。酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。「搾りを始めました」という意味である。
吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて枯れて茶色がかってくる。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語る。
今日では、酒屋の看板のように受け取られがちであるが、元々は酒の神様に感謝を捧げるものであったとされる。
館内を観て感じたのは、お酒を生み出すための道具の種類とその作り方に圧倒されたことでした。
それらを作り出した人の器用さ、発想の豊かさに、痺れるような感動を覚えました。
特にこの縄目の美しさったら、もう美術品並みです。
売店の天井も味があっていいなあ。
技術が生み出すたくましさに感動して、記念館を後にしても、道路は広大な敷地を取り巻きながら続いていて、まだまだ大倉酒造のエネルギーを感じながら歩きます。
こんなふうに延々と。
次は、あの「寺田屋」です。
次々と人が入って行きましたが、時間の関係上外から観るだけにしました。
最後は商店街を通って「御香宮神社」へ。
美しい!
ここで全員が手を合わせて参拝しておしまい。
永々と受け継ぐものがある京都。
水に恵まれた京都。
これから教室の井戸水を口にするときには、今日の伏見巡りとともに、新しい気持ちと感謝の気持ちが湧き出てきそうです。