私のブログで「味覚を正確に認識できない子供が30%超。このままでは日本の食文化は崩壊する」という記事があります。(2014年12月3日)
今朝、朝日新聞で「フランスでかつお節生産へ 枕崎の業者ら、来夏稼働目標」というのがありました。(2015年9月23日)
フランスで販売されているかつお節の味が日本のものとは違うそうなので、ぜひ本物のかつお節の味を知ってもらいたいとのことですが、日本独特の気候が生んだ発酵の技術が、フランスの気候でどのような仕上がりになるのか気になります。
特に本枯れ節は難易度が高いですよね。
それはそうと、こうして海外で日本食がブームになっているのに、日本人である私たちが本物の味を忘れたり知らなかったりでは勿体ないですね。
日本人が健康であるためにも、そして日本人としての精神を育めるためにも、もっともっと日本料理を大切にお伝えしたいと強く思いました。
ところで、マクロビオティック料理を知って、昆布と椎茸だけでお出汁を取っている人がおられるでしょうが、こうして外国でも注目される鰹節の素晴らしさから距離を置くのはあまり感心しません。
本枯れ節は立派な発酵食品であることを忘れないで、日常的に使うようにしましょう。
そして、お味の変化や効果を体全体で感じてみてください。
それを知ることこそ、生きたマクロビオティックの学び方です。
発酵の力を知らずしてマクロビオティックを語るなかれ。
(京都 南禅寺畔 瓢亭本館)
美風さん、おはようございます。
この記事に、こちらのブログでも紹介されてた今春の映画、「千年の一滴」がフランスと共同制作されてたのを思い出しました。
フランスでの発酵はどんなのかな??と思いつつ南海岸の陽気な空気が思い浮かびます。
他の食材では代替できない旨味とパワーを生み出す本枯れを、大切にします。
一番出汁のお味噌汁は、しみじみ心落ち着きます、、。
ご紹介ありがとうございました。
おはるちゃん、おはようございます。
この記事ですね。
http://musojuku.jp/bifu-blog/?s=千年の一滴
これは映像が本当に綺麗でしたね。
日本とフランスがこんなふうに日本の食文化を見直して行くことは、とても意義のあることだと思います。
本家本元の日本でも、もっともっと「だし」や「お醤油」の本物のお味が広まるといいですね。