朝晩が涼しくなって、いよいよ秋の果物が登場する季節になりましたね。
その中でも今は早生種の林檎が美味しいです。
下の写真は自然食品店から送られてきた林檎ですが、パリッとして本当に美味しいです。
私は北海道の生まれ育ちなので、小さい時から林檎は大きな木箱のモミガラの中に入っていました。
毎日手を突っ込んで、林檎を探すのは楽しいものでした。
そういえばマクロビオティック指導者で、望診法の山村慎一郎先生は盛岡のご出身ですが、学校から帰ると林檎箱に手を突っ込んで林檎を洋服のポケットに入れて遊びに行ったとよく話しておられました。
その時には必ず私の目を見て、「ねぇ〜、美風さぁん、俺達が小さい時にはさぁ〜」とおっしゃるのです(笑)
私と山村先生は年齢が同じで、誕生日がひと月半しか違わないので、同世代の想い出話になると「ねぇ〜、美風さぁん」が登場するのでした(笑)
(そういえば春から呑んでいないなあ・・・)
ところで、林檎については「1日1個の林檎医者知らず」とか、「林檎が赤くなると医者が青くなる」とか言って、林檎の効用を表現した言葉が洋の東西を問わずありますね。
しかし、それは酸味がほどよくある種類であればその言葉も当てはまるのですが、最近のようにあまりにも品種改良されて甘過ぎる林檎は別に果糖の弊害が心配になります。
林檎は国産ですし、マクロビオティックでは毒消しとしてとても重宝される果物ですが、その場合はやはり酸味のあるものの方が毒消し効果は高いです。
我が家では一日最低半個を皮付きで食べるように、私の留守中も家族が実行しています。
林檎の美味しさってお尻でも判るんですよね。
左下のようにちょっと割れ目が入ったものは美味しい確率が高いです。