この本からは学ぶべきことがたくさんありますが、私は次の文章に心打たれます。
『私のなかの“受信機”は、体を空っぽにすると、作動しやすいのだということがわかりました。
そのとき、「治してやろう」などと思っていますと、うまくいきません。』
ここですね。
ここにすべてが言い尽くされているような気がします。
マクロビオティック指導者の多くが断食を行うのは、この部分を知っているからです。
食べ過ぎて良いことなど何もありませんからね。
ですから私はいつも「迷ったら食べない」を選択するように言い続けているのです。
そして、生きることにおいても謙虚であること。
その謙虚さというのは、愛子先生の「神様と病人の間のパイプ役になろう」という言葉になるのだと思います。
なお、下に書かれている「神様」とは、大自然のことを指します。
『日々、「大自然(私たちを造り、守っている大いなる神様)」のお働きを感じ、感謝して、みずからの体と会話ができるようにしていきたいものです。』
(はじめにの末尾より)
『免疫力を上げる一生モノの「食べ物・食べ方」』より