包丁を研ぐ時の姿勢

むそう塾の幸せコースでは、包丁砥ぎの授業を最初にします。
しかしなかなか包丁を砥ぐ習慣がないらしく、砥ぎ方が合格点に達するには時間を要します。
いつも授業が終わったあと、「包丁を診て下さい」の光景が繰り広げられるのですが、最も多いのがいわゆる「丸刃」と「二枚刃」です。
どちらも砥石にあてる刃の角度が問題ですが、そもそも立つ位置が駄目な人が多いです。
中川さんの立つ位置を見てみましょう。
先日授業の前にちょっとポーズをとってもらいました。

こちらの写真もご覧ください。
足先を開いて腰を落とし、下半身を安定させています。

作業台の端から相当離れています。
これほど離れず作業台にくっついてしまうと、包丁を引いて手前に来た時腕が体にぶつかるので、くるんと持ち上げる状態になってしまい、丸刃になります。
こんな人が実に多いです。
まずは作業台から距離をとって立つこと。
これを守りましょう。

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