玄米ご飯が美味しく炊けない理由

ぐっと寒くなって来ましたね。
お台所に立つと寒さが身にしみて来ます。
お米を洗うお水のなんと冷たいこと。
今朝、お米を洗いながらフッと思いました。
この寒さで玄米ご飯が美味しく炊けなくなっている人が結構いらっしゃるだろうなぁと。
そうなんです。
玄米ご飯って気温やお水の温度にも左右されるんです。
それは白米でもそうですが、玄米の方がもっと敏感に反応します。
ですから、夏の炊き方と冬の炊き方は違って当然だし、そうしなければ美味しく炊き上がらないはずです。
もしかしたら、1年中同じ炊き方をしていませんか?
お料理教室で習った炊き方のまま、何年も同じ炊き方をしていませんか?
本に書いてあった炊き方で、本当の玄米ご飯の味を知らずに炊いていませんか?
他のお料理ならいざ知らず、玄米ご飯は身体にダイレクトに影響するものなので、ぜひご自分の身体にピッタリ合った玄米ご飯を召し上がってほしいです。
健康になろうと思って玄米ご飯を食べ始めたのに、玄米ご飯を食べてから体調が今ひとつになっている人が結構います。
むそう塾のパスポートを持った人にもこれは該当します。
たとえば夏にパスポートを取った人は、冬の炊き方を体験していません。
中川さんから冬の炊き方を説明されていても、時間の経過と共に記憶が薄れていることが考えられます。
そのような方はもう一度愛クラスを受講して、確実な炊き方を五感で持ち帰ってください。
次に多いのが新米の時期を挟んでお米が変わることです。
お米の種類や産地や栽培方法が変わると炊き方も微妙に変わります。
でも、一般の料理書では産地や栽培方法までの対応は書かれていませんね。
というかそんな本は皆無でしょう。
マクロビオティックのお料理教室でも、そこまで対応しているところはないと思います。
それには相当の炊飯技術とお米を見抜く目がなければならないからです。
さらにパーソナルの問題があります。
人は誰だって嬉しい時や悲しい時、腹立たしい時や忙しい時、様々な心境でお台所に立つことになります。
しかし玄米炊飯に向かう時には、それらの感情を凪の状態にしないと、如実に玄米ご飯の炊き上がりに影響します。
これは恐ろしいほどの違いであり、白米での違いとは比較になりません。
これが玄米炊飯は心の写し鏡と言われる所以です。
むそう塾の愛クラスではこれらのことを考えた上で、お米やお塩を持参していただいて診断し、炊かれる方や召し上がる人の体調を考慮した上での玄米炊飯指導をしています。
玄米の持つ力が最高に発揮出来るよう、出来うる限りの対応を織り込んでいます。
その一つが玄米投稿です。
玄米ご飯が上記の課題をクリアした状態で炊けるようになるまで、ずっとマンツーマンでオーダーメイドの炊き方をご指導するものです。
ここでパスポートレベルの玄米ご飯を炊けるようになって初めて、むそう塾ではOKの出る玄米ご飯になります。
しかし、パスポートレベルに到達していても、何らかの理由によりまた炊けなくなることがあります。
そんな時にはもう一度愛クラスを受講してください。
必ず原因と解決方法が見つかります。
もし玄米ご飯が身体にピッタリ合っていない時は、体調がそんなに良くないし、第一美味しく感じられないので必ず判ります。
そんな体調確認も含めて、むそう塾の愛クラスを上手に利用なさってください。
なお、来年最初の愛クラスは1月22日(日)です。
今ならあと2名の受付が可能です。

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