ココロさんからこちらの記事にご質問がありました。
コメントに気づくのが遅くなってすみません。
まず、放射性物質というのはマクロビオティックでは極陰性に分類されます。
したがって反対の極陽性を摂るのです。
お味噌、梅干し、海藻(海苔・わかめ・昆布)をたっぷり摂ります。
お味噌・お醤油・発酵した漬け物は腸の免疫を高めます。
また、放射性物質のヨードを取り込まないためにも、自らの体にヨードをたっぷり取り込んで防衛します。
それがヨードを多く含む海藻です。
せっせと海藻料理を食べましょう。
それから、マクロビオティックだからといって動物性を排除するのではなく、この際は緊急避難的に動物性であってもヨードを多く含む食品を摂りましょう。
たとえば鰹節とかイワシ・カツオ・ブリなどのお魚類には良質のヨードが含まれます。
もしお料理が大変でしたら、とろろ昆布に削り節とお醤油を入れてお湯を注ぐとインスタントのお吸い物が出来ます。
さらに、梅干しは血液を綺麗にします。
動物性を摂って酸性化しやすい体液をアルカリ化してくれます。
たとえば、お魚を梅肉で和えるのは、陽と陽でおかしいのではないかと考えるより、酸性とアルカリで考えると理に適っていますね。
難しく考えなくても、日本料理にはちゃんと受け継がれて来たバランスがあるのですから、それを大事にしてくだされば大丈夫です。
昔桜沢如一先生のお弟子さんだったお医者さん(秋月辰一郎氏)が、長崎の爆心地にほど近い病院で、被爆直後に「味噌をなめろー! 梅干しをなめろー!」と走り回って、本人も入院患者も原爆症から救ったという有名な話があります。
ご参考までに。
<必読!>
ぜひ下記コメントをお読み下さい。
お味噌に関する重要なことが書いてあります。
美風さま
素早い対応で解りやすい記事にして頂き、本当にありがとうございます。
原爆の爆心地近くで被曝しつつも原爆症を免れたお話に勇気づけられました。
私は発電所から80キロの福島県県中地域、もっと近くに友人や付き合いのある多くの方々が住んでいます。
早速実践させて頂き、少しでも多くの人にこの情報を届けたいです。
そして氣がかりなのが、発電所付近や、放射性物質が風で流れる宮城岩手で被災していらっしゃる方々が口にする物です。
味噌・梅・海藻・削り節・醤油…これらの効果の情報を広めて、現地に届けられないでしょうか。
寒さ厳しいとの事なので、お腹の中から温まることもできるし、被災環境では免疫力を高めるのは絶対に必要。
ボランティアで現地入りする方や、救援物資を送ろうとしている方に伝えたいです。
もちろん一般の方々にも。
よろしければ、むそう塾の皆さまのネットワークで拡散して頂けるとありがたいです。
長文、失礼致しました。
ココロさん、おはようございます。
お役に立てて良かったです。
広島原爆のお話もそうですが、25年前に起きたウクライナのチェルノブイリ原発事故でも、被爆者の中で日本から大量にお味噌を送ってもらって、被害を最小限にとどめた人がいるそうです。
それで、お味噌の素晴らしさを知って、日本から伝統的な味噌の作り方を学んで、あちらでは日本より日本的なお味噌が作られているやに聞いております。
と言いますのも、今は本物の味噌が少なく、製造方法が昔より悪くなっている商品もあります。
広島原爆の時に威力を発揮したのは、伝統的な製法で作られたお味噌や梅干しだったので、ぜひお味噌もお醤油も梅干しも伝統的製法の物が手に入りますように。
もし手に入らなければ、下記までご連絡ください。
http://form1.fc2.com/form/?id=537180
なお、むそう塾生の間でもTwitterでリツイートして、この記事を拡散するようにお願いしていますので、ご安心ください。
私達に出来る精一杯のことをさせていただきます。
一緒に乗り切りましょう。
<追記>
お味噌は赤みそがより効果的です。
仙台方面には「仙台味噌」という赤味噌がありますので、ぜひ召し上がってください。
まさに求めていた内容ありがとうございました。
お味噌がいいことはなんとなく知っていましたが
なぜだかわからず詳しく説明いただけて納得です。
私のミクシーでもこちらのことご紹介させていただいてよろしいでしょうか。私ができるささやかな事のひとつかと。
ココロさん、訂正です。
上記の私のコメント中「広島原爆」とあるのは、「長崎原爆」の間違いでした。
訂正させてください。
ホシメグさん、コメントをありがとうございます。
この記事は公開しておりますので、どうぞご自由にお使いくださいませ。
マクロビオティックは陰陽ですべての事象を判断します。
そうすると見えないことが見えて来ます。
混乱していることでも簡単に答えが出たりするものです。
ここがマクロビオティックの素晴らしいところですね。
茨城県北部に住んでいます。
海が近いのですが、高台だったので津波の影響はありませんでした。
あれだけの地震で家族みな命があり、住める家が残っていて、といあえず食事できている幸せを感じています。
電気は昨日の午後来ました。
それまでは、明るくなったら起きて生きるために活動し、暗くなったら寝るという生活でした。
初日の夕食は近所の方に頂いたお餅を家族で分け合い食べました。
2日目は近所の方に頂いたお餅と、配給のおにぎりを家族で分け合ってしのぎました。
3日目に自宅のソーラー発電で昼間電気が使えることに気が付き、炊飯器でご飯を炊き、使用を控えていたレンジで調理して食べました。
余力があったので近所に声掛けをして、炊飯、携帯の充電をしてあげられました。
しかし、
今回の地震で水道はいまだに断水状態です。
ガソリンがないため車での移動をやめ、徒歩で毎日、自宅から片道20分の給水場へ飲料水の調達に行っています。
2時間程行列に並び、水を確保。
トイレ用の水を確保するのには近くの川へ水汲みに
行ったりしています。
お風呂にはもちろん入っていません。洗髪もできません。
洗濯もいつできるかわからないので着替えも数日に1回です。
昨日の午後ようやく電気が来ました。
テレビで宮城の被災地、福島の原子力発電所の状況を見てびっくりしました。
特に原子力発電所の爆発は風向きで影響があるかもしれない地域で、
生きるために徒歩で移動し行列に並び、外気にさらされている状況なのに水がないから洗い流すこともできない状況。
今夜雨が降る予報。
川には放射能を含んだ水が流れ、その水がトイレ用に必要な状況。乾燥した庭の木々もその水で生き返るしかない。
どうしたものかと・・・
いつまで食料が手に入らないのか不安ですが、
家にあるものを大切に使用してできるだけ頑張りたいと思います。
味噌、梅干し、海藻、野菜。
陽性の食材と調理法。
頑張ります。
ちゃこさん、コメントをありがとうございます。
Twitterでは茨城地方のことが報道されていなくて、現実には食料やガソリンもなく、とても困っているとの情報がありました。
私達はその情報を知りつつも、何も行動出来ない無力さを感じています。
これから雨の予報と放射能汚染の問題を思うと、本当にいたたまれない気持ちになります。
上記の記事を書きながら、食料の調達が出来ることを祈っておりました。
食料不足になることが予想出来ましたので。。。
どうか、どんな状況下になっても、今必要なのは陽性に持って行く食事であることを意識なさってくださいね。
一刻も早いライフラインの回復を祈っております。