マクロビオティック酢豚?

中川さんのブログに「酢豚」の写真が載っています。
昨夜このタイトルのことで中川さんと話し合いをしました。
当初は「マクロビオティック酢豚」となっていたのですが、材料に豚肉が入っているのでマクロビオティックの文字は削除した方が良いのではないかと私が言いました。
食材を見れば一目瞭然ですが、陰性の野菜類がズラリです。
だからこそ陽性の豚肉とバランスがとれるんですけどね。
そのようにして酢豚料理は完成しているわけです。
だから私も酢豚には動物性の物を入れた方が良いと思います。
決して「ベジ酢豚」をお勧めしません。
だって、料理名そのものが豚肉を美味しくいただくようになっていますしね。
お酢という陰性で豚肉の陽性と油っぽさを緩和してくれる、誠に陰陽の理に適ったお料理方法です。
だからこそ、「マクロビオティック酢豚」と書きたかった中川さんのお考えがとても良く理解出来ます。
しかし、動物性を使わないのがマクロビオティックだと思っている人が圧倒的ですから、「マクロビオティック酢豚」のタイトルだと、豚肉を何に置き換えたお料理かなと期待して記事を読む人に対して、裏切りになるような気が私はしたのです。
それで誤解を避けるために、申し訳ないけれどマクロビオティックの文字をはずした料理名にしていただきました。
*    *    *    *
私はそもそも「もどき料理」はあまり好きではありません。
以前にもそのような記事を書きました。
もどき料理にひと言
これからのマクロビオティック料理
私はもっと普通の感覚でマクロビオティックを実践すべきだとの思いで、むそう塾を運営しています。
特別に意識したり、食べたいのを我慢したり、わざわざ購入したりするのではなく、気持ちの良いことをしていたらマクロビオティックだったと言うのが理想です。
そうでなければ物事は長続きしませんからね。
それは中川さんも同じ思いです。
日本に昔から伝わっているものを大事にして、その上にもう一つの理論で絞りをかける。
そこに残ったものが限りない精神の安定と安心感、そして健康をもたらしてくれる。
むそう塾はそれをお伝えしています。

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コメント

  1. 夏目 より:

    美風さん こんにちは。
    頷く以外に言葉はなかったこの記事です。

    >特別に意識したり、食べたいのを我慢したり、わざわざ購入したりするのではなく、気持ちの良いことをしていたらマクロビオティックだったと言うのが理想です。
    日本に昔から伝わっているものを大事にして、その上にもう一つの理論で絞りをかける。
    そこに残ったものが限りない精神の安定と安心感、そして健康をもたらしてくれる。
    むそう塾はそれをお伝えしています。

    まさにそんな事を思っていました。まだまだ
    入口が見えた程度ですが、むそう塾を選んで
    良かったと思う瞬間です。

    いつも本当にありがとうございます。

  2. おはる より:

    美風さん、おはようございます。
    バランスがとれていていて、素材のおいしさが見事に
    引き出されていて、
    元気いっぱいになる酢豚ですね!

    もどき、や、ベジ、にこだわるのではなくて、
    丁寧な、おいしくて、幸せにつながるお料理が一番ですね!
    そして、普通のお料理が、一番、違いがわかって、
    ひとつひとつの手順、所作や気持ちが反映して、
    むずかしいなあ、と、今まだ、日々、練習中です。。
    (玄米炊飯と一緒ですね。。)

  3. マメコ より:

    美風さん、こんにちは。

    美風さん、中川さんに出会っていなければ、今頃私はたくさんの情報に惑わされ、もどき料理をレシピ見ながら必死で作っていたことでしょう(ある意味、手間暇かて。)。
    半年前は、カフェオレは体冷やすから、穀物コーヒーに豆乳、メイプルシロップを入れて飲んでいました。甘い物欲しさに甘味にメイプルシロップや羅漢果を使ってスィーツを作っていました。マクロビだから体にいいんだ~って信じていました。今はメイプルシロップも豆乳も家にはありません。

    >気持ちの良いことをしていたらマクロビオティックだったと言うのが理想です。

    勉強不足で、まだまだその域には入れないでいます。もっと知りたいことがたくさん。そのためにはもっともっと、勉強していかないといけません。

    むそう塾と出会えて良かったと心からおもいます。これからもよろしくお願いいたします。

  4. マクロ美風 より:

    夏目さん、こんばんは。
    マクロビオティックの理論の受け売りは誰にでも出来ます。
    でも、一人ひとりに合わせたマクロビオティックは、誰にでも出来るものではありません。
    一番出来る可能性があるのは本人です。
    ですから、その本人のレベルアップをして、自ら操縦できるようになって欲しいと、むそう塾は思っています。
    一緒にマクロビオティックを楽しんでみましょう♪

  5. マクロ美風 より:

    おはるさん、こんばんは。
    マクロビオティック料理の素晴らしさは沢山ありますが、体調に合わないマクロビオティック料理を食べていると、一般のお食事よりかえって危険な場合があります。
    そんなことを防ぐためにも、ぜひ長い間食べ続けて来た各地の伝統料理を大切にしてほしいと思っています。
    ですから、おはるさんも幸せコースで習った基本をしっかり身につけてくださいね。

  6. マクロ美風 より:

    マメコさん、こんばんは。

    >気持ちの良いことをしていたらマクロビオティックだったと言うのが理想です。

    これはね、難しく考えることではないのよ。
    気持ちの良いことって、バランスがとれていることが多いのです。
    ですから、バランスの取れていることを繰り返していたら、自然に自分のバランスが良くなって行くことを表現したのです。
    マクロビオティックの理論を難しく考えるより、バランス感覚を大事にした方が解りやすいと私は思っています。

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