妊娠中の食生活について

妊娠すると女性の身体は一変します。
しかし、妊娠は病気ではないので、慌てないで冷静に対応しましょう。

よくマクロビオティックではこのように表現します。
「妊娠中の一日は赤ちゃんにとって1000万年の進化に相当する」と。
つまり、こういうことです。
赤ちゃんは受精卵から人間になるまで、30億年の進化を280日で成し遂げて誕生するのですが、それを1日に換算すると1000万年余りになるというわけですね。
ということは、お母さんが何気なく口にするその食べ物は、赤ちゃんの1000万年分の進化に影響すると考えられませんか。
そんなことを知ってしまうと、妊娠中の一食一食がいかに大事か、身震いしてしまいますね。
でも、厄介なことに妊娠中には身体から色々と変な声が聞こえてきます。
どう考えたってジャンク過ぎるものが食べたかったり、玄米ご飯が嫌になったり、日替わりメニューのように嗜好も変わります。
*    *    *    *
妊娠すると女性の体はコロッと変わります。
女性ホルモンが活発に働いて、赤ちゃんのために体の機能が総動員されます。
多くの人が経験するのは、体が熱く感じることです。
そりゃそうですね。
身体の中に陽性の塊を抱えているんですものね。

一気に体調が陽性化して、圧力のかかった玄米ご飯が食べられなくなる人もいます。
赤ちゃんはお母さんの体の中を大掃除してくれます。
凄いスピードで進化しながら、お母さんの体の不都合をあぶりだしにします。
その時に理解不能な食べ物を欲しくなる人もいます。
甘いものが大好きな人はミネラルが欠乏しやすいからでしょうか。
炭をかじっていた人もいます。
元々陽性な人は、パタンと玄米が入らなくなって、パンや麺類に逃げる人もいます。
でもね、これを体の声だなんて単純に思わないでくださいね。
どんな時にも、「今は赤ちゃんのどこが作られている時か」を考えて、大きな脱線はしない方が賢明です。
なぜかと言うと、赤ちゃんの体作りのためにも、お産のためにも、ちょっとだけ陽性よりに持って行った方が良いからです。
特に妊娠初期は大切です。
この時期は脳が出来るので、脳の栄養であるブドウ糖をきちんと摂りたいですね。
間違ってもブドウ糖は甘いものから摂ろうなんて思わないでくださいね。
ブドウ糖の最高に理想的なものは穀物のでんぷんです。
ですから、妊娠中にはぜひ穀物を多く摂ってください。
食べる量の6割を穀物で摂りましょう。
なお、今玄米ご飯が入らないという人も心配しないでください。
妊娠中の好みは刻一刻と変わります。
必ず体の求めに従うべき時が来ます。
その時にはドンピシャの玄米ご飯を食べてくださいね!
*    *    *    *
妊娠中のことについては、本が一冊書けるくらいの量になってしまいます。
とてもこの記事だけで言い尽くせるものではありません。
しかし敢えて一つだけ。
それは、とにかく冷やさないで下さいと言うことです。
女性の場合は冷やして良いことは何もありません。
特に妊娠時期には、冷えからくる不都合が赤ちゃんにも母体にも大きく影響します。
これはファッションについても言えますし、暮らし方についても言えます。
この時期はクーラーにも要注意です。
さらに水分の摂取の仕方も重要です。
もちろん、陰性の食べ物の取り入れ方も重要です。
こんなふうにして、妊娠は人間にとって一番大切なものを見直し、価値観を問い直すきっかけを提供してくれます。
丁寧に、大切にこの時期を過ごしましょう。
そのことがあなたの人生に大きな転機となることは間違いありません。
私もそうでした。
39歳での出産は遅かったけれど、出産して良かったと思います。
私の世界が拡がりました。
ありがとう。
◆次の記事もご覧ください。
マクロビオティックはいつだって現在進行形


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コメント

  1. Se(4-11) より:

    妊娠ってなんて素晴らしいのでしょう。
    私も妊娠、出産してみたいです。

  2. エリコ より:

    こんにちは、美風さん。

    今日もありがたい記事をありがとうございます。

    実は今、何故かお肉、しかも、挽肉を使ったお料理が頭にしばしば登場されます。義母が食べているような典型的なフランス人が食べるお肉料理には全く興味がないのに、日本で昔たべた味達です。

    そして、小松菜!(日本に帰る理由のひとつ・・・)クレソンを食べても、蕪の葉っぱを食べても、やっぱり小松菜じゃないと満たされない。

    わたしは玄米は受け付けるので、中川さんにご教授頂くまでは、自分のできる範囲で食べやすいご飯を炊いてみようと試行錯誤しています。

    妊娠中ではなくてもそうだけど、
    きもちよく食べ、緻密に考えすぎずに、
    ひと時ひと時を愛でながら日々を過ごせればいいなあと思います。

  3. マクロ美風 より:

    Seさん、ぜひ妊娠・出産をしてください!
    もっともっと「いい女」になりますよ!

  4. マクロ美風 より:

    こんにちは、エリコさん。

    妊娠中って、昔の味を思い出すものです。
    私は母が作ってくれた「塩漬けのフキの煮物」が食べたくて仕方ありませんでした。
    市販されていない故郷の味だったのです。
    姉の協力で口にすることが出来ましたけどね。
    これも、赤ちゃんの進化がもたらす影響でしょうね。

    女性は子供を産む度に美しくなります。
    そして精神力もついて来ます。
    だから内面的に充実して、体の中から美しくなれるんですよね。

    エリコさんも今、美しさに向けて刻々と進化しているんですよ!
    お会いするのが楽しみです~♪

  5. fujitamanegi より:

    今でも時々、妊娠中の私の食生活は、あれで良かったのかな?と考えるときがあります。
    すご~く魚が食べたくなって、鮭の塩焼きとか白身魚の鍋とかよくく食べていました。魚以外は普通の、それまでどおりの所謂マクロ食を食べていました。肉は変わらず食べたくなかったです。
    臨月に入って、コロッと魚への欲求が無くなったんですよね。不思議です。
    以前、マクロビオティックを長く行っている方から「私は妊娠中に菓子パンをとっても食べたくなったの。でもそういう欲求は全て排毒だから、絶対食べなかった。マクロビオティックによる食事に徹底したわよ」
    と言われ、自己嫌悪に陥ったことがあります。私はもしかしてお腹の中にいたころの息子に、とんでもないことをしていたのかも・・・とか。
    もし万が一、第二子を授かったときどうするのがベストなのか?という想いがあるのですが・・・。

  6. マクロ美風 より:

    fujitamanegiさん、お久しぶりです。
    お帰りなさい♪

    大丈夫よ。
    fujitamanegiさんの住んでいらっしゃる所では、そのくらいの動物性は必要です。
    「身土不二」の意味をよ~く考えてごらんなさい。

    マクロビオティックを長く行っているから偉いのではありません。
    時代と体の変化に合わせる柔軟性こそがマクロビオティックの真の姿です。
    そこをはき違えないでくださいね。

    マクロビオティックはいつだって現在進行形です。

    第2子を授かったら(その可能性充分にアリですが^^)、記事の中でも触れたとおり、「赤ちゃんのどこが作られている時か」を自覚しながら、もっと大らかに、もっと自由に、もっとのびのびとマクロビオティックを楽しんでください。

    ストイックなマクロビオティック料理は、病気を改善するためのものであり、一時期のものです。

    妊娠は病気ではありません。
    まずそのことを念頭におきましょう。
    精神状態が安定して、素晴らしい判断力を身につけるためにマクロビオティックはあります。

    その状態に近づくためには、まず健康でなければならない。
    だから、体に不都合があるなら、まずそれを治しましょうよ。
    そのためには、体調に合わせて食べ分けると早く健康になれますよ。
    その料理がマクロビオティック料理というだけの話です。

    今さらですが、マクロビオティックの基本をしっかり押さえて、もう細かいことに右往左往してはいけません。
    だって、fujitamanegiさんはもう子供の母親なんですから。
    母は動揺してはいけません。
    どっかりと構えなくちゃ。
    そうでないと、子供は精神的に不安定になりますよ。

    早くマクロビオティック病から抜け出てください。

  7. 89 より:

    こんにちわ。
    覚えていらっしゃいますか?
    89です。
    実は、只今二人目を妊娠し、前回よりもひどいつわりで苦しんでいます。
    確かに「元々陽性な人は、パタンと玄米が入らなくなって、パンや麺類に逃げる人もいます」とまさにその通りで、パンを少量や麺を少量(今回もとにかく食べられず、既に5キロやせてしまいました)あとはフルーツ(とくにスイカ)を食べて2ヶ月生き延びています。
    息子はパンが苦手で、ご飯は白米に雑穀を混ぜたものを沢山炊いて冷凍して家族にはなんとかご飯を食べさせているものの、もう匂いがきつい。
    味噌汁もインスタントがやっと・・・。
    それでも、二人目となると、大体いつごろにつわりが終わって、それから玄米が食べられるのか予測ができているので、9月まで、食べられるときは穀物を食べて、そうでないときは無理をしないように、水分だけでもとるようにしています。
    肝心なのは本当に妊娠初期なのですが、お母さんも倒れない程度に、かといって、明らかに「体に負担な物」だと分かるようなものはさけて、食べていこうと思っています。
    最近、妊娠についての日記が多くて参考になります。
    ありがとうございます。

  8. Yu(8-10) より:

    私も、妊娠そして特に出産を
    体験してみたい(したかった)です。
    お産の勉強、随分早くからしていたのにな~。

    体内での胎児の進化は本当に面白いですよね。
    自分の身体がどう変わるのかもとっても興味があります。
    出産も非常に神秘的な体験に思えます。
    妊娠も出産も毎回違うっていいますしね。

    最近はいとこの子供たちがかわいくて面白くて
    しかたありません。

  9. マクロ美風 より:

    89さん、おはようございます。
    覚えていますよ~。
    私の前で泣いたことのある人は、絶対忘れられないものです。

    ところでお二人目を妊娠されているんですね。
    おめでとうございます。
    と、ところが・・・・・、なんと、穀物がダメなんですね~。
    そのくらい89さんは陽性さが強いのでしょうかね~?
    でも、89さんは陰性も充分に持ち合わせていますので、くれぐれも陰性食品の食べ過ぎにはお気をつけくださいね。
    そして、安定したマタニティライフをお送りください。
    健康なお子さんが産まれますように。

  10. マクロ美風 より:

    Yuさん、おはようございます。

    今からでも遅くありません!
    ぜひ頑張って産んでください!
    46歳で元気に初産を迎えた人もいます。

    人生ってどこでどうなるか分かりません。
    私がいい例です。
    私の人生なんて、想定外の連続です^^;
    これもまあ、楽しいものですよ。

    なお、妊娠をきっかけに体調不良が一掃される場合が多いです。
    私も妊娠によって体が大きく変わりました。
    女性は妊娠という大きなチャンスで体を変えることが出来ます。
    これを活用しないなんて、もったいない。
    あまりにも勿体ない。

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