「むそう塾」はライブ!

先日1週間もたたずにパスポートを取得されたTさんから、下記のような文章をいただきました。
あまりにも早くパスポートのレベルに達したので、少しでもみなさんのご参考になることがあるのではないかと思って、私の方から原稿の依頼をしました。
快く応じてくださったTさん、心から感謝しています。
<以下Tさんの文章より>
美風さんから、私の体験が 似たような状況の方の
参考になることもあると促され、
先日 むそう塾に参加したことを書いてみました。
「子供がもちもちご飯が苦手で・・・むそう塾ってどう?」
等と思っている方の助けになれば幸いです。
我家は主人と私、7歳と10歳の娘の4人家族。
札幌近郊に住んでいます。
一年と数ヶ月前に札幌での美風ゼミに参加したのがきっかけで
マクロビオティックを取り入れ始めました。
玄米は圧力鍋や土鍋の説明書どおりに炊いてみたり、
マクロビ本をなぞってみたり。
色々と工夫して、圧力鍋でもっちりと美味しいご飯が炊けるようになったなーと自負していました。
でも実は長女だけが、「圧力鍋も美味しいけど土鍋の方が好き」なんです。
根が真面目な子なので、ふわっとした感じを求めていたのかな?
が、3人 VS 1人 ではやはり圧力鍋で炊くことが増えてしまいます。
こんな状況の我家にとって むそう塾で教えていただいた中川式の炊飯は
本当に我が家にとって救世主でした。
長女に 「ちょっとごめんね・・・」 と後ろめたく圧力鍋で炊くのではなく
それどころか 「任せておいて♪」 という気分で炊けるんですもの。
もっちり なのに ふうわり
もっちり 好きにも美味しい。
でも ふうわり しているので、土鍋好きにもおいしい。
それどころか、長女は「土鍋よりこっちの方がいいね?♪」と!
思わず、ガッツポーズですよ(笑)
むそう塾。
日程や旅費等、ネックがありましたので
手の届かないものと勝手に思っていました。
いつか受講してみたいわ? いつか・・・・
いつかっていつだろ?
このままじゃ永遠にこないかも。
えーい、日程見て都合のつく日があったら行くぞ!
と心に決めたら、美風さんから日程発表あり。
参加できそうな日曜日の設定を見つけ、
飛行機もマイレージでとれそうなことを確認した時はもう
主人のところに飛んでいきました。
突然、「ちょっと京都に行ってきたいんだけど」 と切り出され
へ?と驚きながらも 折角だから行っておいでとOKを出してくれた彼に大感謝です。
「うちの奥さんは憧れの料理教室を受講しに京都まで行くらしい。
よくわからないけど、喜んでるから良いか・・・」と思ったんだろうな(笑)
もしかしたら、懐石料理とか教わってくると期待してたかも。
でも、子供にはちゃんと言って出かけました。
留守番に気合が入るように(笑)
「ママは、おいしい玄米の炊き方教わってくるからね」
「うん。でも今もおいしいよ?」(お世辞?)
「いやいや、もっちり してるけど ふうわり 炊けるようになれるんだよ!」
「えっ!すごい!食べたい!ママがんばって!」(本心)
ドキドキ・ワクワクして参加したむそう塾は・・・
例えて言うと ライブ でした。
好きなアーティスト。
CD聞くのもいいけどDVDの方がいい。目でも見れるもの。
それよりも、コンサート。やっぱり生で聞くのはぜんぜん違う。
でももっと肌で感じたいなら なんと言っても 少人数制の ライブ!
中川さんと美風さんという2人のプロが
技術や知識を惜しげもなく 会場の皆に与えてくれる。
音楽でも、劇でも生のステージを見るのが大好きなので、それと同じだ!と感じました。
目や耳だけじゃなくて皮膚からもパワーが入ってくるようなあの感じです。
でも普通のライブじゃ
自分で作ってみた曲などのフォローしてはくれませんよね(笑)
中川さんは お店で出している玄米がベストだからこれを炊け、というのでなく、
これを軸にして、自分の望む玄米を炊けるように指導して下さいます。
しかも、写真とデータだけで ドンピシャのアドバイスを。
千里眼なんでしょうね。
また、透視能力もお持ちのようです。
京都にいながら北から南まで、塾生の鍋の中が見えるのですよ?ふふ、怖いですね?
理論が明晰なので、火加減や、水加減、塩加減、ドコをどうするとどうなるということが
よくわかります。
えっ?と大胆なアドバイスがくることもあります。
そういう時は 意味を考え自分で納得し、次回の調整をしてみる。
そうすると、確実に向いて欲しい方向に鍋の中が変わる。
我家にピッタリのご飯にどんどん近づいていくのは、本当に面白いです。
まだ受講後日が浅いので 今は昇り調子でも、
あれーっ何でうまくいかないんだろう?
ってなことも もちろんこれから どんどん出てくるはずです。
そのような時に、ただ悶々とするのではなく、
考えてもどうしても自分だけでは答えが出せないので、ヒントを下さい と
相談できる相手がいるというのは、なんと心強いことかと思います。
もちろん、やはり中川式はどうも合わない。
残念だけど、今までの方が美味しく感じる・・・という方もいらっしゃることでしょう。
それはそれで とても幸せなことだと思います。
今まで家族にとても美味しいご飯を炊いていたということですものね。
美風さんとは最初の美風ゼミの約一ヶ月後に
再びゼミでお会いしたのですが、
「頭でっかちにならないでね。人はみんな違うし、要はバランスなのよ」
という言葉に助けられました。
この間、一ヶ月という短い期間で良かった・・・
マクロビオティック!!陰陽!!本に書いてある!
と頭で色々考えて、納得いかなないままやっていたことも
一年たった今では 北海道に合った 我家に合った
食材、調理に落着いてきています。
・・・マクロビオティックと呼べるものではないかもしれませんが
我家には、この状態がちょうど良いようです。
私の気持ちも軽くなりました。
中川さん、美風さん、本当にありがとうございました。
また、これからもご指導よろしくお願いいたします。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 体験談 パーマリンク

コメント

  1. As(7-2) より:

    美風さん、Tさん、
    すばらしいお話を聞かせてくださってありがとうございます。
    Tさんは1人で玄米を炊いているのではないんですね。
    家族の心がしっかり結びついて、
    Tさんの手と、家族と、エネルギーが交流しているのではないかなあ。

    私は、以前、春先に圧力鍋で炊いたご飯を食べていて、体がカチカチに凝ってしまったことから、
    春夏は土鍋かフィスラーの低圧にしていました。
    秋冬も圧力鍋でも陰性な炊き方になっていたと思います。
    むそう塾の玄米投稿で、
    「仕事で大事な時期にあるご主人に
    こんなに陰性な玄米ごはんを食べさせてはいけません」
    と指導をいただき、
    陽性にふったご飯は私にはおいしくないかも・・・
    と思いながらも、
    思い切って、パリッとしたごはんをイメージして炊いたところ、
    不思議です。
    私とってもおいしく食べやすいごはんになったのです。
    それぞれ、体調や好みは違いますが、
    夫婦・家族として一緒に暮らし、同じ幸せの方向を向いていると、
    家族みんながおいしいごはんの炊き方がありうるのですね。
    我が家は2人ですが、Tさん家は4人ですから、すごいことです。
    そして、そんな炊き方は、ライブだからこそ実現するのだと思います。
    今日は立春。
    また春がやってきますが、
    季節の変化と、2人の体・心にしっかり向かい合って
    春にあったおいしいご飯を炊きたいと思います。

  2. Ts より:

    Tさん、美風さん、Asさん、

    ほんとうにいい記事、コメントをありがとうございました。
    今までは「あそこで食べたあの味」「教室で習ったあの味」を再現することこそがマクロビオティックを学ぶことだ、と思っており、そこにがんじがらめになっていました。

    再現ではなく、自分や家族に必要なおいしいご飯が炊けるようになることを目指して頑張ります。

    ありがとうございました。

  3. Fiona より:

    文面全体からわくわくした感じが伝わってまいりました。
    こんなふうに家族のために、誰かのためにお料理をつくれたらみんな幸せになりますね。

    私もふわふわした玄米、炊いてみたいです。

    ありがとうございます。

  4. T より:

    Asさん、Tsさん、Fionaさん、ご感想をありがとうございます。
    何だか、恐縮です・・・。

    遠く離れた北国に住んでいますが、
    玄米を炊く、ということを通して皆さんとつながっているような気がして暖かい気持ちになりました。

    今日は冷え込みが厳しいので、ふわふわ というより、ガッツリ温まるご飯、挑戦します!

  5. マクロ美風 より:

    ASさん、おはようございます。
    本当に素晴らしいですよね~。
    Tさんはメールの文章がいつも躍動感に溢れていたので、きっと温かいご家庭をお持ちなんだな~と思いました。
    案の定、ご家族との関係が素敵で、これなら美味しい玄米ご飯が炊けるわけだと納得しました。

    ASさんも色々と研究されて炊かれているので、素晴らしいですよね。
    これからどんな変化がASさんのご家庭に訪れるのでしょうか?
    楽しみですね。

  6. マクロ美風 より:

    Tsさん、おはようございます。

    >再現ではなく、自分や家族に必要なおいしいご飯が炊けるようになることを目指して頑張ります。

    あら、最初は再現でいいのよ。
    最初は真似から入って再現して、それが出来たらご自分やご家族に合わせてアレンジが出来るようになるのが理想的ですね。
    焦らないで頑張ってみてね。

  7. マクロ美風 より:

    Fionaさん、おはようございます。

    >私もふわふわした玄米、炊いてみたいです。

    Fionaさんも炊けますよ~。
    そのためにはまず、実際に行動することです。
    それがすべての第一歩です。
    一歩踏み出してみましょう。

  8. マクロ美風 より:

    Tさん、おはようございます。
    やっぱりTさんの文章は楽しいですね~。
    このような文章が書けるお人柄だからこそ、素敵な家族関係が築けるんですね~。

    美風ゼミでお会いした時も、京都で再会できた時も、Tさんの逞しさや優しさに感動しましたよ。
    そんなところが玄米ご飯にも反映されているなぁと思いました。

    >今日は冷え込みが厳しいので、ふわふわ というより、ガッツリ温まるご飯、挑戦します!

    そうですね。
    立春になりましたが、北海道はまだまだ寒い日が続きます。
    どうぞオトコメシに挑戦なさってください。
    これからのTさんに期待しています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です