マクロビオティックについて最近思うこと

何年あちこち飛び回って来ただろう。
どれだけ多くの人に出会えただろう。
どれほどマクロビオティックの言葉を口にしただろう。
北海道から沖縄まで、たくさん呼んでくださった。
でも、どこに行ってもある共通点。
・玄米は食べてみたいけれど炊くのが難しそう
・陰陽って難しそう
・マクロビオティック料理って美味しくない
・マクロビオティックって楽しくない
・マクロビオティックって窮屈そう
・家族が同じものを食べられない
・痩せ過ぎてしまった
・生理が止まった
・人間関係がギクシャクして来た
・マクロビオティックだけでは生計が立てられない
個々人の環境や体質・体調に合わせて、どれだけ相談に応じてきただろう。
でも、いつも思う。
やはりマクロビオティックは、理解されにくいな?と。
結論からいうと、マクロビオティックは複雑すぎるのだ。
いえね、陰陽で推し進めて行けば答えが出てくるから、本当はとても簡単なはずなんだけれど、まず、陰陽という言葉でつまづいてしまう人が圧倒的に多い。
学校で習って来なかった考え方は、容易に浸透しないんだね?。
でも、ここは日本。
やはり東洋的な考え方の方が、私達の体と環境には自然な感じで合うように思う。
マクロビオティックが提唱されてから60年あまりが経過した。
その前にもマクロビオティック的な考え方も生活もあった。
要は、マクロビオティックという言葉を使うか否かだ。
最近つくづく思う。
マクロビオティックは曲がり角に来ていると。
多くの人と話をしていて、肌でビシビシと感じる。
私は古典的なマクロビオティックを学んだ。
その素晴らしさは充分教えていただいた。
しかし、いざ伝えようとすると、受け入れにくい現実が立ちはだかる。
確かに受け入れにくい内容かも知れない。
でも、今世界は紛れもなく従来の考えを正す時に来ている。
マクロビオティック的な考え方は必要だ。
しかし、これがすべてではない。
柔軟にマクロビオティック的なものが伝えられたらと心を砕く。
                *    *    *    *
マクロビオティックの大先輩が書かれた文章の中に次のような表現があった。
肝に銘じたいと心底思った。
そして、自分を高めなければと、いつもいつも呪文のように自分の心に問いかけている。
その文章をご紹介する前に、少し説明を。
昔、桜沢如一先生が作られた「真生活協会(M・I=メゾン・イグノラムス)」というのがあった。
そこでは「世界政府(WG)」という新聞を売っていた。
実際はそこに所属する研究生が駅や電車の中で売り歩くのだが、実際にその新聞を売った人の感想文である。
                *    *    *    *
<新聞を売っての感想>

(1) 一つの思想を売るのだから、どんな相手の人をも抱擁するような、いや愛されるような表現がないとダメである。
(2) 自分の態度に、傲慢なところ、排他性があっては売れない。
(3) 自己批判には、もっとも役立つ行為である。
(4) その日の売上部数は、その人の健康など人間の完成度のバロメーターである。

               *    *    *    *
これは新聞を売ることに関して書かれているが、マクロビオティックをお伝えしようとする私にも当てはまる内容である。
それにしても、10代にしてこのような感想を書ける精神性の高さに、私はただただひれ伏した。
今の私がまだ達していない世界ではないか。
初めてこの文章に触れたとき、昔のマクロビアンは本当に精神性が高かったと改めて驚いた。
私はこれほどの人間にいつになったらなれるのだろうか?
生きているうちに到達できるのだろうか?
幸いにして、この文章を書かれた大先輩にはお会いすることが出来る。
ぜひ、そのエッセンスをいただいて、自分を高めていきたい。
そんなことを日々自問しながら、今日もパソコンに向かう。


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コメント

  1. 博士 より:

    本当に今マクロビオティックの考え方が必要と思いますね。私も最近いろいろな人と会ってつくづく感じています。地道に活動していますが、今度またお会いしたいです。今神奈川に住んでます。

  2. マクロ美風 より:

    いや~! 
    博士さん、しばらくでございます!
    mixiの方からご活躍ぶりは拝見しておりますよ~。

    仰るとおり、まさに今、マクロビオティックの考え方が必要になっていると思います。
    マクロビオティックの言葉に囚われることなく、その目指す所をお伝えしたいですね。

    神奈川だったら近いから、ぜひ、お会いしましょう。
    何年振りだろう?
    再会を楽しみにしています♪

  3. 凛りん より:

    まさにその精神性の部分が重要ですよね。
    時代の違いだと言ってしまえばそれまでですが・・先日ノーベル賞を受賞された先生も仰ってました。今の人は深くものごとを考えることが少ないと。
    情報過多の時代ですから、深く考える間も無く、新しいことに流されてしまうのは仕方が無いことです。
    マクロビオティックは一つの真理追究といった哲学です。料理と哲学を一緒に深く考えられる人は、どんどんのめり込み、それ以外の人は、美風さんの挙げられたような悩みにすり替わっていっているのではないでしょうか?マクロビオティックの広がり方が美容や健康に的を絞りすぎているからかもしれません。

    思想や哲学というのは、個人の望む生き方の違いが大きいので、すれ違いは避けられないと思います。

  4. ruiママ より:

    るい という名前を覚えていますか?
    その母です。

    ダウン症であるわが娘に元気に生きてほしく辿り着いたマクロビオティック

    幼稚園に娘と同じ組の男の子のママが3人目をご懐妊
    ところが、つわりがひどく家事がままならない
    双子と医師からは告げられる
    妊娠中毒症を心配する
    個人病院では産めない
    など、不安をいっぱい抱えて生活していることがわかった

    私は少しだけママも一緒に食べられたらいいなぁ。。。というものを「食べてみて」と渡した
    その時、おかずのみ

    今まで、食べられなかったママが「食べられたの、おいしかったぁ」とすごく喜んでくれた。
    幼稚園のお世話をしてくれる方が、私たち親子をいつも応援してくれているんだけど、運動会の時もお弁当を作ってきてくれて、もうひとりのお友達のママもお弁当を作ってきてくれて、そこには大勢集まってみんなでお弁当を品定め(笑)しながらすごい楽しい時間でした。
    私は、「そのママたちよ、今妊娠中の彼女のお家をヘルプしてあげて!」と伝えました。
    役に立ちたい、と暴走しすぎて短距離かな?という感じの人もいますが、次から次へと交代でその時その時助かってるように思います。

    私はその間に2度目のお料理(おかず)を少し食べてるといいなぁ、と思って作りました。
    そのママが言ってくれた言葉
    「るいちゃんのママは、私が食べたいなぁ、と思うものを運んでくれる」と言ってくれたのです。
    そして、パパは心配やママの苛立ちに心痛め4~5㌔痩せたそうです。
    私は「パパに大丈夫だよ、って伝えてあげて」と言ったようなんですが
    「るいちゃんママが、大丈夫だよ!って言って・・・そしたら主人が涙を流したの、私もつらくあたってたの、でもその涙をみたら主人もつらかったんだなぁ、って思った」
    「よかったね、旦那さんの涙が見れて」

    私は、とてもありがたくて、とてもうれしくて
    これがマクロビオティックなんだろうなぁ、って娘を自転車の後ろに乗せて家に向かいながら感動していました。

    素直に聞く心と冷静な心

    娘には結構それがキープできない母です。
    ごめんなさい

  5. マクロ美風 より:

    凛りんさん、お久しぶりです。
    コメントをいただきまして、ありがとうございます。

    >情報過多の時代ですから、深く考える間も無く、新しいことに流されてしまうのは仕方が無いことです。

    本当にそうですね。
    あらゆるものが使い捨てのような気がします。
    従業員さえも使い捨ての時代です。
    本の寿命も短いし。。。

    >料理と哲学を一緒に深く考えられる人は、どんどんのめり込み、それ以外の人は、美風さんの挙げられたような悩みにすり替わっていっているのではないでしょうか?

    おっしゃるとおりですね。
    そこの隙間を何とか埋めたいと思って走りまわっているのですが、なかなかこの壁は厚いですね~。
    でも、少数でも必ず関心を示して下さる方がいらっしゃるので、それが励みで頑張れます。

    >マクロビオティックの広がり方が美容や健康に的を絞りすぎているからかもしれません。

    いつも、この部分をもっと多角的に、全方位からご説明すると、「へ~、そんな風に考えられるんですね~」と仰って、グッと明るい表情になられる人がいらっしゃいます。
    いわゆる目からウロコですね。
    こんな時がとっても嬉しいです。

    >思想や哲学というのは、個人の望む生き方の違いが大きいので、すれ違いは避けられないと思います。

    そうですね。
    まったく個人の自由なので、そのエリアにまで入り込むつもりはないのですが、悩みがある時などに、一つの考え方として当てはめてみると、希望の道が見つけられることがありますよね。
    その程度のことでも、人間って気持ちが楽になったり、幸せに繋がったりするものなので、そのお手伝いが出来たらいいな~と思っています。

    また遊びにおいで下さいませ。

  6. マクロ美風 より:

    ruiママさん、こんにちは。
    お久しぶりでございます。
    覚えていますよ~、るいちゃんとruiママさんのことは絶対忘れられません。
    夏の砂浴でもお世話になりまして、ありがとうございました。
    るいちゃんのことを記事にさせていただきたいと、ずーっと思っているんですよ~。

    >私は、とてもありがたくて、とてもうれしくて
    >これがマクロビオティックなんだろうなぁ、って娘を自転車の後ろに乗せて家に向かいながら感動していました。

    ここで泣けました。
    ruiママさんの存在がどんなに心強かったことでしょうね。
    そして、そのご一家がこれからマクロビオティックと向き合って、幸せに暮らしてくれたら、最高に嬉しいですね。

    >素直に聞く心と冷静な心

    >娘には結構それがキープできない母です。
    >ごめんなさい

    何だか笑えてしまいました。
    ruiママさんの綺麗な笑顔を思い浮かべましたよ~。
    案外るいちゃんがその心を持っているように感じます。
    るいちゃんの目を見ていると、心が洗われます。
    どこかに置いてき本物を、るいちゃんは気づかせてくれます。
    るいちゃんに出会えて、私は本当に感謝しています。
    そして、ruiママさんの生き方には、たくさん教えられることがあります。
    またゆっくりお話をしたいですね。
    必ずお会いしましょう♪

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