中川善博さんのブログ記事より

一緒に「むそう塾」をさせていただいている中川善博さんのブログに、とってもいい文章がありましたので、ご紹介させていただきます。
中川さんはこのことを多くの方に知っていただきたくて、夜遅くまで写真指導の記事を書かれているのです。
彼の意志は強いです。
そして奉仕的です。
中川さんはいつもおっしゃいます。
「私の知っていることで人様が幸せになるんだったら、何でもしますよ。出し惜しみはしません。」
彼は今、崇高なまでの気持ちでこの写真指導に取り組んでいらっしゃいます。
中川さんの想いが多くの人に伝わりますように。
                 *    *    *    *
<以下、中川善博さんのブログから転載>
「玄米が美味しく炊けるようになれば他の料理は自然と上手になる」と私が良く言いますのはあながち抽象的な表現だけではないということをお話しします。
なぜ私が上記のように申すのか。
ご存じの通り圧力釜で玄米を仕込んで炊飯しているときは、一度圧力が上がってしまうと蒸らしが終わるまで中身の食材を見ることができません。 ここが一番「難しい」と言われているところです。
細心の注意を払い、「押す、引く」のメリハリをはっきりさせて鍋の中の状態をイメージしながら炊飯します。 これを亥の一番にマスターしていただくのがむそう塾です。
これさえマスターすればあとの料理はほとんど調理中の食材が見えていたり、触れたり、増減させたり加水したり減水したりが可能なのです。 
そういう意味で圧力鍋で玄米が炊ければあとの料理は簡単であると言えるのです。

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コメント

  1. 大丈夫 より:

     たしかにマクロは、玄米に始まって玄米に終わる、と言っても過言ではないと思います。お米を見て,いかにおいしく炊けるか、炊くか、炊く人の気持ちがそのまま、炊き上がったご飯の顔に現れますよね。
     「むそう塾」で、こんな地味であたりまえを、中川さんと美風さんが一生懸命やっている姿を想像して、思わずコメントしたくなってしまいました。なんせ体裁の良い料理ばかりの世の中で、いかに何を、どのようにして食べるかの真髄を、わかりやすくといているところは、そう多くはありませんから。皆さん、きっと「むそう塾」で大切なみやげをもらってかえれるとおもいます。

  2. マクロ美風 より:

    うわっ!
    大丈夫さん!
    どーしましょ!
    恐縮です。
    そして緊張します。

    「むそう塾」がスタートするにあたりましては、お祝いをいただきまして大変ありがとうございました。
    中川さんと二人で、大丈夫さんのお気持ちに心から感謝するとともに、身が引き締まる思いを体験しました。

    桜沢先生の墓前で手を合わせ、マクロビオティックの真髄をお伝えすることをお誓いしてスタートした「むそう塾」です。
    流行に流されず、利益に踊らず、本当に大切なもののみをお伝えしたいと思います。

    大先輩の大丈夫さんに見守っていただけるご縁に、勿体ない幸せを感じます。

    ところで、大丈夫さんとお話をさせていただくと、まるで桜沢先生が後ろからニヤッと笑って現れて来そうな錯覚に襲われます。
    きっと桜沢先生の息づかいが、文章を通じて大丈夫さんのお身体の中に住み着いていらっしゃるのでしょうね。
    同時代を生きた人の言葉の重みを感じます。

    >たしかにマクロは、玄米に始まって玄米に終わる、と言っても過言ではないと思います。お米を見て,いかにおいしく炊けるか、炊くか、炊く人の気持ちがそのまま、炊き上がったご飯の顔に現れますよね。

    はい、仰るとおりだと思います。
    私はそのことをブログに書こうと思っていたのですが、急ぐ記事が先になって延び延びになっていました。
    炊けば炊くほど玄米ご飯の奥深さを痛感しています。

    これからも、どうぞ私達をお導きいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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