マクロビオティック料理を習い始めると登場する「もどき料理」。
私はあれが好きではありません。
いえ、もどき料理のお味が嫌いなのではなく、考え方が嫌いなのです。
第一食材に失礼だと思うのです。
例えば「ウナギもどき」。
食材はレンコンですが、どうあがいたってウナギの香りは出てきません。
もし、あれを「レンコンの蒲焼」としたら、すんなり受け入れます。
どうも私は誤魔化すのが嫌いな性格のようです。
子供に嫌いなものを食べさせるために、嫌いな食材をみじん切りにしたり擂りおろしたりする人がいますが、私はアレもダメなんです。
その食材を嫌いというからには、何らかの理由があるのだから、目先を変えるのは良しとしないのです。
という訳で、正攻法の私にとっての「もどき料理」は、我が家では名前を変えます。
そして、子供には「ウナギ」はウナギの味を、「レンコン」はレンコンの味を覚えてほしいと思っています。
なぜなら、ウナギが悪くてレンコンが善いという決まりはないからです。
生きとし生けるもの、すべての命は等しいからです。
* * * *
みぃにゃんさんのブログで、面白い記事があります。
まさに、この「もどき料理」での出来事を詳しく綴っています。
子育て中のお母様なら、どなたでも共感できる内容です。
ぜひ、ご一読を!
「ムスメのこと、じぶんのこと」
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macro88のtweet
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基本的にモドキ嫌いです。
でも作ったり食べたりするのは意外に好きなんですよね(笑)
人間の欲深さを感じながら頂きます。
ああ、精進とか言いながら魚や肉に未練があってみんなここまでして食べたいんだなぁって。
人間の食に対する執念って本当に凄いですよね。
そいやマクロビオティックはじめて家族に気を使ってよくモドキを出す人も多いかと思いますけど、あれはよくないと思います。
まっすぐに普通の和食の惣菜の方が素直で美味しいですし、風さんの言うように、食材に失礼ですよね。
植物性の材料で作ったハンバーグは、
どうしたってあの「じゅわーっ」という感じが出ないので、
もはや、「ハンバーグ」を食べることはあきらめました。が、しかし、そのような形のものを作ることはあるので、なんと呼ぶか、困っています。
何かに似せることを目的に作るのは、
豆腐や豆乳+キビの「卵」くらいですね。
あれは時々無性に食べたくなります。
最初のころっていろいろ作りたくなるんですよね・・・
ふつうごはんの夫は、
「レンコンは切って焼けばいいから。」
「玉ねぎはスライスして醤油。」
という人なので、
今は、シンプル料理に徹しています。
そういう料理をするには、まっとうに育った、
力のある素材が必要ですね。
大人になってからマクロビオティックを始めると、
かつての記憶があるので、時に、似せたものを欲します。
マクロビオティックで育った人が増えてきたら、
レシピ本やマクロ・ベジの外食も変わるかもしれませんね。
マクロビオティックを知り始めた頃に作った もどき料理。
食卓に並べて 一口口にした時の、夫の「がっかり」した顔が忘れられません。性懲りもなく幾度か挑戦しましたが、それはそれなら許せるが、もどきはイヤという彼の言葉に深く納得してやめました。
誤魔化さなくても、美味しいものを美味しく。それでいいんですよね。
お肉が入ってないときは、入ってないよと伝え、それで納得してくれるようになりました。
モドキ、って偽物って意味がありますよね。
つまりは肉がよくて、肉が食べられないからモドキで我慢する、って印象がある気がします。
そして、マクロビオティックをやってない人から「マクロビアンは我慢して肉を食べていないから、肉への執着でこういう料理を食べているのだ」みたいな感じに思われるような。
人がどう思おうといいのですけど、モドキという名がつく限り、肉への執着心、という感じがします。
これでマクロビオティックへの敷居が低くなるってのもあるでしょうけど、じゃ、毎日モドキの揚げ物を食べていてもいいのか、ってことになりますよね。
目先のものにとらわれず、大切なものに着目できるようにしないと、って思います。
私も無理してもどき料理にした物、及びネーミングには首を傾げたくなる時がありますが、要は体にも良く、旨ければ何でも良いと思っています。
ただ、不味くても体に良ければ良いということには反対で、やはり気分良く食べたいなと常々思っております。
もどき料理、私はあまり食べないけど、豆腐ステーキなどは好きだし、最近よく見る物では大豆蛋白で出来た唐揚げなどは結構気に入りました。
元々もどき料理に拘っていないせいでしょうけど、台湾素食を食べる時など、何でもあるものだな~と思いながら好きなものを注文して食べていますが、よく思い出すと、海老もどきや魚もどきは食べたことがありません。
もちろん?肉の代わりに大豆や小麦蛋白が入った物を食べたこともありますが、まずもどき料理と思って食べたことなどないので、あまりピンときません。
それにどうしても肉料理などに拘りたければ、その肉や魚を使った料理をマクロな目で見て、総合的に判断したらいいのであって、例えば激辛料理など、強陰性な味付けなので、これで肉や魚などの動物性蛋白が入ってなければ、体が溶けてしまうなという目で見れば、その存在理由なども理解できると思います。
まあ植物性蛋白も、大豆と小麦グルテンでは、性質が違っていますが・・・
ちょっとずれたかもしれませんが、私はうなぎの蒲焼なら、山椒をたっぷり香りがたつように掛けないと気が済みませんが、レンコンの蒲焼なら山椒を無理やりかけたりしないと思います。
レンコンの蒲焼、随分前に食べましたが、旨かったという思い出がありますね。
でももどきから派生した物で結構いける物もあるという記憶もあるので、もどき的な物、及び考え方を無理に否定しなくてもいいと思いますが、いかがでしょうか?
私が 自分のブログでよく 船越さんに出会って大きく変わった・・とか
お弁当を 6年生まで作れたのも船越さんの本に出会ったおかげ なんて事を よく書くのですが・・・
船越さんの本に出会って お弁当つくりで一番変わった事は コピー食を辞めたことです。
そして お弁当への考え方 愛情の込め方も大きく変わりました。
それまでは いかに給食に似せた物を作るか・・・に 命をかけ 担任の先生からの「みんなと一緒でした どこが違うんですか?」と言う言葉に 快感を覚えていたんです ^^;
でもね・・・辞めました。そう言う事。
季節を無視した食材 味よりも見た目にこだわった料理が 嫌になったんです。
そして 似ていようが 似ていまいが 愛情の込め方 自分のお弁当に対する思いが大切なのであると感じて・・・
うなぎもどきって言ういい方よりも 蓮根の蒲焼・・・の方がいいと思うのですが
時には マクロビオティックやこういった食事になじみのない人に向けて作ったものには ○○風と言う言い方をする事はあります。
(例えば チーズケーキ風とか・・)
そのほうが イメージしやすいかな?と思うからです。
アレルギーがあって 食べたくても食べられない人と言うくくりもあるので 時には 必要な言葉であるとも思うのです。
先日 我が家で玉子どんぶりを食べました。
「お母さん 今夜はなあに?」
「玉子丼だよ」
「ん? どんな玉子丼?」
「玉子丼って 玉子の入った丼だって・・・」
「えー本当の玉子が入ってるの?」
最近の我が家の一場面です o(*^▽^*)oあはっ
お早うございます
この頃の食品疑惑で、中身が解らない物が敬遠されている事を考えると、もどき料理もある意味『問題ありかな?』とも思います。
『うなぎの蒲焼きもどき』なんかは、「無理矢理、皮付けて レンコンや山芋の駆使して・・・でも、意味解らない!」
と言うのが素直な感想です
料理人の腕とか工夫は、スゴイと思いますが・・・
家庭内で、大人だけで食べる食事に料理名って、ある意味あっても無くても良い気がします。
ただ、お子さんがいらっしゃると難しいですね。
でも、美風さんがおっしゃる様に、「ごまかした味より、本当の味を教える」ことが重要だと思います。
久々のコメント、なんだかまとまり無くてスミマセン(苦笑)
関係ありませんが、2日間ほど、断食してみました
個人的には、レンコンと山芋でつくる「蒲焼風」は、
超簡単&とってもおいしいので大好き^0^
盛り付けも料理の内というじゃありませんか・・
ネーミングもそうでしょう。
「もどき料理反対」ではなく
「もどきなネーミング反対」に一票!
私も もどきなネーミング反対に 1票
お料理は苦手なので もどきも作れませんが、というか もどきはもどきで わが子たちだまされてくれないんですよね~
でもでも 先日 車麩のカツを肉だと思って おいしそうに食べていたのを 本当は麩だとは言えなかった。。。
ナチュラルスイーツも よくありますよね~
プリン風とか どう見たって食べたって プリンじゃないでしょって よく突っ込んでいます。
いちごさんのコメントの お弁当の話 ちょっと胸につまります。
栄養士は すぐにみんなと一緒になるようにと考えがちだと思います。アレルギー食はね。
でも 食べた方がいいとされるものでおいしいお弁当を作って 食べることで おいしいと思えるのならそれはそれでいいのかな~と
ブログのお友達で アレルギー食で 小麦粉が駄目なら米粉 動物性の脂が駄目なら 植物性という考えを変えてくださいと メッセージをもらったことがあります。
代替食が必ずしも体に負担がかかってないとはかぎらないですからね。
なんだか 話が記事と変わってきてしまいましたが、考え方の幅をもっと広めていきたいなと思います。
mixiでショートニングの話が出ていてふと思ったのですが
こういうのもいわゆるもどきみたいなものですかね?
アレルギーなどで仕方なくではなくマクロビを始めたからバターの代わりにって言う風に使うならそうですよねえ。
わたしもしばらく大豆からできたマーガリンを使っていましたが、最近はあまり必要ではなくなって来ました。
なんか、自然な感じがしなくて。。。
同じ理由で缶や瓶詰めのグルテンも苦手です。
で、マクロビから逆行しちゃうんですがそう言うのを食べるなら自然なバターやお肉を少量頂く方が私にはあってるな~と思ってます。
あ、でもピザ用にお餅で作るチーズもどきは好きです♪
もどき好きです。
だって面白いじゃないですか。
がんもどきだとか擬製豆腐とか精進料理の世界ではもどきだらけですしね。
もどき作りは楽しいですよ。
とてもクリエイティブな遊びです。
誤摩化しではないと思います。
私はこの世に嫌いといいきれるものは今はありません。
はじめまして、azukkiと申します。
いつもブログを拝見させていただいています。
マクロ美風さんの記事は、マクロビオティック2年目の私にためになることばかりで、ありがたいです。
さて、「もどき」について。
つい先日、最寄りのマクロビオティックのレストランに初めて行ったのですが、そこで出てきた「テンペのカツ入り生春巻き」。
マクロビアンでない知人が、
「マクロの人もカツ食べたいんだ~」
と言ったので、私はとっさの返事に困ってしまいました。
テンペのカツは、肉のカツのもどきとして作られたわけじゃないと思うけど、
その知人には、マクロビアンの動物性食品への執着みたいな感じにみえたのでしょうか。
「もどき」料理、私も作りたいとは思いません。
なるべく素材の形をかえないで素材本来の味を楽しむのがいいなあと思っています。
だいたい「もどき」料理は使う食材の種類が多く、混ぜ混ぜで、レシピも複雑だから、めんどくさがりの私は敬遠しちゃう、ということもあるのですが、
「もどき」でいいから動物性のあれに似せた料理が食べたい!とか
マクロビアンでない家族を「もどき」でごまかそう、とか
そういうふうに使われそうなところが、なんだか苦手なのだと思います。
だから、がくさんのように、遊びとして楽しんで「もどき」を作るのならいいかなーと思いました。
要は、気持の問題、動機の問題なのかな、と・・・。
ところで、マクロビアンの友人も知人もいない私は、マクロ美風さんのいつぞやの記事にも触発されて、ブログを作ってしまいました。
とりあえず見切り発車という感じです。
いつまで続くかわかりませんが、やってみます。
美風ママ、お久しぶりです。
いつもためになる記事ありがとうございます。
そしていつも読み逃げで全然コメントしなくてごめんなさい。
でも、今日はちょうど最近私もこの事について
色々と考えていたのでコメント残したくなりました。
私はもどき料理は、本人の楽しみでする分には
特に問題はないと思うのです。
でも、それが、”〇〇を食べたいけど、あるいは家族が大好きな〇〇を食べさせたいけど、マクロビでは食べちゃいけないから、マクロビでオッケーの食材を駆使してもどきを作る”となるとちょっと問題かなって思います。
私も何度か今まで好きだったものをマクロビのもどきで作った事がありますが、やっぱり”本物”にはかなわない。
美風ママが言われている通り、ウナギはやっぱり蓮根では再現できない。
あの独特のいい香り食感、脂ののり具合・・・。
それと、マクロビのスイーツも、市販のスイーツのもどきのものが多いような気がします。
ひえ粉カスタードとかもちあわドーナツとかもちあわチーズとか・・・。
私も昔はカスタードとか大好きだったから、
マクロビ対応で作って食べたけど、結局、カスタードにはかなわない・・・。
食べて”これ違うじゃん・・・”って。
だから心が満足できなくて、余計に食べたかったものへの執着心が増大された経験があります。
長くなってしまってごめんなさい。
結局何が言いたかったのかというと、
何かを食べたい気持ちを我慢して作るもどき料理は、
結局その食べ物への執着心を増大させてしまうんじゃないかということです。
それが楽しみで作る分にはストレスにはなりませんが、何かを食べたい気持ちを抑えて、
あらゆる方法を駆使して作るもどき料理は、
逆に絶望感と執着心を生み出してしまうんじゃないかと・・・。
あ~、ホントに何が言いたいのかまとまりのない文章でごめんなさいっ!
でも、もどき料理も作る人の目的によっては、
よくも悪くもなるんじゃないかな~と思ったのです。
なので、私にとってはもどき料理は必要ありません。
何故なら逆に執着心が増大してしまうから。
だから私はマクロビ以外のものが食べたくなった時は、我慢してもどき料理を作るんじゃなくて、
質のよい本物を美味しく頂くようにしています。
皆さんのご意見、それぞれに素晴らしいですし、考える機会を与えて下さる美風さんにはいつも感謝で一杯です。夕べ偶然にも夕食時にその話が出ました。
これって創作料理だね~、すごいね~っと言う会話でした。美味しく頂くために、創作する。そういう意識で私は調理をすればのかな~と思います。
やっぱり私も調理されて付けられたネーミングが時々キツイな~って思います。
美風さん、私の記事を取り上げて下さってありがとうございます。
自分では、この記事のメインの内容が重かったので、文章の陰陽を取るべく(?)笑いの要素も入れとこう~ってな軽い気持ちで添えたお笑い話だったのです。
それが思いがけず反響を呼んでしまい驚いています。
コメントでしろうさも仰ってたように、ハンバーグ状にまとめた料理のこの状態を「ハンバーグ」以外のなんと形容すればいいのか浮かばないから、便宜上「ハンバーグ」と言っていたのです。
でも子供には素材なんてわからないから、見た目と名前が全てですよね(苦笑)
私個人としては、代用食としてのもどき料理を食べたいとは思いません。
例えば「うなぎもどき」も、うなぎが食べたいのを我慢してるのではなく、モチモチとした蓮根の甘味と海苔の香ばしさの組み合わせが好きだから食べます。
うなぎが食べたい時はうなぎを食べます。
グルテンミートの缶詰とか、そこまで無理して味をつけなくてもいいじゃないかって思います。セイタンは好きですが(笑)
改めて自分の記事を読み返し、もどき料理からいろいろ考えさせられる事がありました。
近々自分の考えを記事にまとめようと思います。
美風さん、貴重な気付きをありがとうございました。
皆様のコメントのひとつひとつも、大変参考になりました。
先に載せたコメントにて、しろうささんのお名前に「さん」とつけるのが抜けてしまいました。
しろうささん、大変失礼いたしました。
創意工夫だと思うのです。
精進という範囲でウナギだって作れるよという、昔の人の遊び心のようなものだと思いませんか。
必ずしも依存ではないと思うんだけどな。
るりびたきさん、初めまして。
遊び心。
そうですね。このように解釈するといいですね。
ありがとうございました。
良かった。
ありがとう、風さん。
るりびたきさん、こんばんは。
「風さん」の言葉でピンと来ました。
新しいブログを始められたのですね。
良い氣に包まれますように。
身体壊していますので、魚が食べたいと思って食べても、腎臓を痛めてしまいます。
ごまかしかもしれませんが、結構嫌いじゃないです(確かにレシピがそれぞれで、検証する辺りから面倒ですが)。
たこさん、初めまして。
古い記事へのコメントをありがとうございます。
ご病気がある方はもどき料理の方が良いですよね。
食べ物は慣れの部分があるので、もどき料理に慣れればそれはそれで美味しい面があります。
早くご快復されますように。