「マクロビオティック」
一度では覚えられないこの言葉を、私はあまり使いたくないのが、最近の正直な気持ちです。
理由は、誤解されることが多くなって来たから。
特に東洋医学のお医者さんや鍼灸師さんとお話をしていると、陰陽の段階で反対になってしまいます。
桜沢先生は、マクロビオティックという言葉を創る時に、陰陽なんて言葉を使わなければ良かったのに・・・。
でも、あの時は東洋の素晴らしさを外国に知らせたかったのだから、仕方ないよね。
陰陽は単なる符号として、他の言い方をしていたらどうなっていたんだろう?
今は、それが求められている時かも知れない。
* * * *
いつもはテレビを観ない私だけれど、夕べたまたまニュースを観ていたら、その後にNHKで郷土料理の特集をしていたので、興味を持って観ていました。
郷土料理100選なるものを紹介していましたが、これってマクロビオティック的だよね~って思います。
食の安全・偽装・健康問題。
どれをとっても、時代はマクロビオティックの方向に流れています。
多くの人が郷土料理を意識して、日本食の素晴らしさを再確認できて、その食材を地元で購入できるようになったら、もう、マクロビオティックなんて特別な言い方をしなくてもいいんじゃない?
郷土料理を本当に理解することは、宇宙を理解することにつながるんだから。
どうか、真の意味でのマクロビオティックが広がりますように。
人生の支えになるマクロビオティックが広がりますように。
マクロビオティックは楽しいものだと伝わりますように。
そして何よりも、あなたが素敵になりますように。
◆参考記事
「農山漁村の郷土料理百選」等の選定について
・選定料理一覧(PDF:16KB) ←(結構動物性が入っていますが、その食べ方に注目!)
それ、すごい思います。
私の卒業論文は、本当の『おいしい』についてでした。
新聞記事のあるコーナーから”人々の思う心からのおいしい”を調査するもので、そのほとんどが郷土料理だったんですね。
しかもそれにはそれぞれのストーリーがあって。
マクロビオティックが日々進化していると考えていいのか、桜沢先生が提案したものがやっぱり“マクロビオティック”で、そこを起点に、更に今の私たちに浸透する新しい何かが生まれてると考えていいのか、複雑ですが、マクロビオティックと同じくらい、私の中では郷土料理は尊いものです。
私ももっと追求して、最終的には一人一人が幸福で、一人一人を幸福にできるような世界が広がることを目指します。
おやおや、jas子さんの卒業論文は食べ物に関することだったんですね~。
納得です(^^)
私は、マクロビオティックは少し進化していると思います。
それは、桜沢先生が提唱した方法では、現代では一部そぐわない点があるので、それを修正しているところでしょうか。
しかし「マクロビオティック」といえば、桜沢先生の提唱されたものが基本です。
そこから枝分かれしているように感じますが、マクロビオティックの根本理論は、変わるところがありません。
>マクロビオティックと同じくらい、私の中では郷土料理は尊いものです。
嬉しいですね~。
jas子さんのようにお若い方が、そのように仰ってくださるなんて。
jas子さんの故郷にも有名な郷土料理がありますものね~。
ぜひぜひ、郷土料理を伝承して行きたいと思います。
共に頑張りましょう!
今のマクロビオティックをどのように捉えるかは、どこに軸を置くかによって違いますので、一概にいえませんね。
マクロビオティックを進化していると捉えるより、ある意味では退化していると捉える方が現実的かも知れません。
あるいは、マクロビオティックは薄くなったと捉えることも可能ですね。
こんなお話はとっても楽しいですよね。
今度、マクロビ談議をしましょ♪