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泉大津市の市長コラムがすごい! 「知った上で選択をする力」

たまたまTwitterで見かけたのですが、泉大津市の市長「南出 賢一(みなみで けんいち)」さんの書いたコラムが素晴らしいのでご紹介します。
むそう塾でお伝えしたいことが、すべて網羅されていて、つい背景を知りたくなってしまいました(笑)

冗談はさておき、新型コロナにかかわらず、健康は自分で守るという立場に立てば、この文章はとても納得のできるものです。
最後の方に「知った上で選択をする力」が、これからの時代を健康で幸せに生きていく上で、とても大切なことになってくると心底思っています。と書かれていますが、まったく同感です。

*   *   *

<泉大津市のサイトより>

このページでは、私の想い、考え、私が学んだ情報などを市民の皆さんと共有したくコラムとして発信していきます。

 
 

ー免疫力を高め、感染しにくくする。かかったとしても重症化しにくい身体づくりー

コロナに限らず、健康づくりの土台となることについて、私がまとめている簡単なメモ(結構長いです)になりますが共有します。
皆さんの心に少しでもゆとりや安心感が生まれると嬉しいです。

・第一は、「自分の身体を健康にする」こと
・鼻腔、咽頭、喉頭の上気道と、気管の線毛運動をしっかり行えるように、うがいと鼻うがいを。
→マグネシウム鼻うがいがおすすめ。もしくは、ぬるま湯に塩を入れて鼻うがい
・ミネラルの司令塔である、マグネシウムの摂取を意識する
・ビタミンD
→できれば朝の日光を浴びる。食べ物だとキノコ類 ※食べすぎ注意
・抗酸化、抗炎症の食事を意識する。
→加工食品、揚げ物、添加物を避けて、老化防止、免疫機能の正常化に努める
・オメガ3の摂取とオメガ6をできる限り減らす
→揚げ物は控える。ショートニング、マーガリンはダメ
・腐りにくい(腐らない)、カビが生えにくい(生えない)ように加工しているものは要注意
→オメガ6、保存料、添加物、残留農薬等の温床で免疫機能を破壊
・味噌汁、漬物、納豆等、発酵食品のフル活用を
→腸内フローラ、腸管免疫のサポート
・樹木のフィトンチッドで抗酸化。間質性肺炎の直接的防御
→ティーツリー、檜、レモンマートル等の精油や森林浴
・緑茶習慣で抗ウイルス
・室温18℃以上、湿度50~60%でウイルスを不活化
・午後10時から午前2時のゴールデンタイムの睡眠
・寝る前に深部体温を上げる、携帯等のブルーライトを避ける
・適度な運動:朝日を浴びながら、緑空間でのウォーキング等
・小食と断食:定期的に細胞と内臓を休めて、本来の免疫力を取り戻す作業を
・よく噛んで食べる:粘液でウイルスを包んで胃まで届けて強酸でウイルス不活化
・よい音楽や自然の音で細胞を元気に

【推奨する食事】
・精製や加工の度合いが低いもの
・旬の新鮮野菜や果物でビタミン、ミネラル補給。できるだけ減農薬、オーガニックのもの
・発酵食品を多くとる
・三大ミネラルの豊富な、玄米、豆類、種実類。海藻からヨードを摂取(摂りすぎ注意)
・食物繊維豊富な高MAC食品を多くとる
・高オメガ3-低オメガ6-トランス脂肪酸をゼロに
・動物性たんぱくよりも植物性たんぱくを増やす

【参考】
・マグネシウム:ビタミンDの体内での有効利用に不可欠。ビタミンD濃度高い人ほど発症率、重症化率が低いという研究あり。
・セレン:サイトカインの生成コントロール。毛髪検査、セレン濃度高い人ほど治癒率高いという研究あり・・・玄米(無農薬を)、大豆、種実類等
・高MAC食品で、免疫システムのコントロール。食物繊維、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)
・オメガ6過多(炎症促進)、オメガ3過小(炎症抑制)の食事は、サイトカインストームを誘発しやすいと考えられる。
・トランス脂肪酸は脂肪酸の働きをことごとく阻害等、免疫システムを混乱させる。
・加工食品や高温調理した食品が多いと「異物」と検知し、白血球数を異常に増加させる。
揚げる、炒める、焼くよりも茹でる、煮る、蒸すを。生、未加工、加工度合いの低いものを。
・グルタチオン摂取(植物由来がおすすめ)で抗酸化と有害物質処理
・塩はミネラル豊富な自然塩を
・お白湯のすすめ
・身体を冷やさない。あたためる。
・足の土台、姿勢、正しい位置に骨格。横隔膜運動がしっかりできる正しい呼吸。
・過度な消毒は常在菌をも殺し、ウイルスとの共生バランスが崩れ、免疫の総合力は下がる
・ストレス解消と笑いは免疫に直結。どれだけ健康にしていてもストレスは万病のもと

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なぜ、こういうことを書くかというと、現在の資本主義社会システムにおいては人々の健康よりも経済合理性が優先されるため、日本の食には危険がはらんでいることが多いからです。
積極的に知らせず、知らせなくてもよいルールになっていることや、海外では禁止、規制、表示義務があるものでも日本ではやっていない逆行しているということもあります。
ですので、「知った上で選択をする力」が、これからの時代を健康で幸せに生きていく上で、とても大切なことになってくると心底思っています。
健康に魔法はありませんが、日常の中で、お金をかけずとも少しの工夫でより健康に生きていけるための知識や知恵、ノウハウの共有を大切にしたいと考えています。

 
 

動画でも発信されています。

 
 
カテゴリー: 新型コロナウイルス, からだ, 食べ物あれこれ, その他 | コメントする

訃報に接して

昨日、かつてのマクロビオティック仲間が亡くなったと知らせを受けた。
会議中に倒れて救急者で搬送、そのまま亡くなったそうだ。
2021年2月16日午後6時20分頃死亡、「致死性不整脈」、56歳。
若すぎる死だ。

 
 

彼と初めて会ったのは、2005年8月3日の「マクロビ井戸端会議」だった。
その日から、彼には本当にお世話になった。
面倒見がよくて、物腰が柔らかくて、あり余る知識を鼻にかけることもなく、ダンディだった。
とても繊細な神経の持ち主で、いわゆる「気が利く」タイプだった。
一口でいうなら「飄々」とした人だった。

彼の良い陰性さは、「拡げる」ことに向いていて、その後「マクロビ井戸端会議」をどんどん展開していった。
東京に単身赴任中だったこともあって、仕事以外に時間を費やすことができたようだ。
ともにアトピーの子どもがいたので、マクロビオティックの考え方で治そうと頑張っていた。

お酒の強い彼とは、よく飲みに行った。
よく語った。
どんなに飲んでも乱れることなく紳士だった。

お酒を飲みながら熱く語っていたら終電に遅れ、とにかく眠いのでホテルに泊まったこともある(笑)
ブレックファーストを食べながら、「恋人みたいだね」と大笑いをしたことがある。
夫にそんな話をしてビックリされたものだ。

当時、ブームになりかけていたマクロビオティックのことを彼と話すときは、いつも夢があって、楽しくて、だから時間がいくらあっても足りなかった。
夢を語り合うのはなんと楽しいことだろう。
そんなことを彼が教えてくれた。

 
 

2008年からむそう塾を始動するにあたり、彼と会うこともなくなっていった。
彼は会社を辞めて、大阪で新しい仕事を展開していた。
相変わらず夢を実現しながら、さらに作戦を練っていた途中の旅立ちだったのだろう。

それにしても早すぎる。
私よりお若い人が逝ってしまうなんて……。
私は何をしているんだ!
歳だけ重ねていないか?
そんな気持ちになった。

 
 

なかなかさん、ありがとう。
そして、さようなら。

 
 
カテゴリー: その他 | 6件のコメント

「お弁当箱蚤の市」の当選者を発表します!

「お弁当箱蚤の市」にはたくさんのご応募をいただきまして、ありがとうございました。
本日午前9時に締め切りました。

想像をはるかに超える激戦になりまして、競争率は平均で10倍ほどになりました。
最も競争率の高いものは29番の「白竹サンドイッチ籠」で20倍、反対に31番の「虎竹四ツ目弁当角長/小」は希望者が0でした。

当初はルーレットで決める予定だったのですが、応募者が多数のため、くじ引き抽選に変更しました。
なお、なるべく多くの人に喜んでいただきたいので、お一人で3つ以上当たった場合は再度抽選させていただきましたので、ご了承くださいませ。
残念ながら外れてしまった方、ご希望に添えず申し訳ありませんでした。

では、以下に、発表させていただきます。

 
 

<お弁当箱蚤の市 当選者>

【1】ゆきさん

 
 

【2】友紀さん

 
 

【3】さとこさん

 
 

【4】彩生さん

 
 

【5】キラキラさん

 
 

【6】ひかるさん

 
 

【7】未佳さん

 
 

【8】ばんびさん

 
 

【9】めんでぃさん

 
 

【10】きよさん

 
 

【11】さなえさん

 
 

【12】めぐさん

 
 

【13】のりこさん

 
 

【14】Ryokoさん

 
 

【15】さとこさん

 
 

【16】みんみさん

 
 

【17】おはるさん

 
 

【18】ゆきさん

 
 

【19】ようこさん

 
 

【20】かがやきさん

 
 

【21】PICOさん

 
 

【22】めぐさん

 
 

【23】mikaさん

 
 

【24】ゆこさん

 
 

【25】まりりんさん

 
 

【26】ゆこさん

 
 

【27】しょうこさん

 
 

【28】めんでぃさん

 
 

【29】好さん

 
 

【30】朝さん

 
 

【31】希望者なし

 
 

【32】キラキラさん

 
 

【33】さなえさん

 
 

【34】ようこさん

 
 

【35】コロナさん

 
 

【36】ともちんさん

 
 

【37】ともちんさん

 
 

【38】みのるさん

 
 

以上です。
授業のあとに、教室でお渡ししますのでお楽しみに!

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, その他 | 38件のコメント

仕事としての価値を模索する日々

先日埼玉に帰ったときのこと。
夫からこんな話を聞いた。

「〇〇さんと△△さんが事務所を閉めちゃったんだよ」。
夫の同業者が立て続けに2名事務所を閉めたというのだ。
二人共夫よりお若いのに。

表向きの理由と本当の理由はあると思うけど、どうやらIT化の波に乗り切れなかったのが正直なところだろうか?
夫の仕事も開業してから、度重なる法改正、IT化による事務処理の著しい変更もあって、それはそれは大変だったけど、彼なりになんとか頑張って喰らいついて来た。
理由は簡単。それをやらないと食べられなくなるからだ。

しかし、事務所を閉められたお二人は、これからの人生を働かなくても食べていかれる経済状態なのだ。
だから、気の進まないことには取り組まなかったんだと思う。
それにしても、どうやってそんなにお金を貯められたのだろう?
本業以外にお金を作れる方法があったのだろうか?

我が夫はお金を儲けるのが上手な人ではない。
でも、信用はできる。
おそらく彼はその信用のみで何十年と仕事をしてきたと思う。
それがそのまま死ぬまで続けばいいのだが、世の中はいつどんなことになるか分からない。
どうか、信用だけは普遍のものとして残ってほしい。

今は新型コロナのこともあって、どの業種も混乱状態にある。
しかし、従来どおりのことをしようとするから混乱するのであって、新しいことをやってみようと思う者には、こんな混乱期こそチャンスなのかもしれない。
滅ぶものがあってこそ、生まれるものもあるのだから。

ここ京都にも、そういう過去を持つ企業やお店がいっぱいある。
上手に変化しているなあと感心する業種もある。
肝心なのは、常に柔軟に対応できる思考と体力があるかどうかだ。

むそう塾とて例外ではない。
塾生さんの気持ちをちゃんと反映できているだろうか?
悩みに寄り添っているだろうか?
こちらでは良かれと思うものが負担になってはいないだろうか?
常に手探りの状態で進めている。

ただ、これは言えると思う。
残る価値のあるものは残る。
だが、それが難しい。
本物であっても残れない場合があるからだ。
その場合は、きっと方法が悪いのだと思う。

ニーズに応えられたものだけが残る?
それも不安ではないか?
ニーズなんていくらでも変化するからだ。

迷い多きこの時代。
いかにお役に立てるかを模索してみたい。

 
 


(大根の面取り 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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とあるお店でのオーダーミス

昨日、デパートのレストラン街で鰻屋さんに入ったときのこと。
私より先に着席されていた後ろの方の席に、出来上がったお料理が運ばれていった。

客「え? 一人分?」
店「はい、1つのご注文なので。」
客「いや、常識的に考えてもおかしいでしょう。二人で来ているんだから・・・ 2つで注文したよ。」
店「伝票が1つになっておりました。すぐ作りますが、お時間は大丈夫でしょうか?」
客「はい。」

それから20分。
「もう出よう」という男性の声とともに、ご夫婦がお会計に行った。
奥様がお会計をする間、ご主人は「20分間、店から何の謝罪もない、こっちが悪いみたいじゃないか。」と文句を言っていた。
「もうこの店には来れないね。」という言葉とともにご夫婦は去った。

お会計の人は「申し訳ありません」を二度繰り返したが、その言葉に誠意は感じられなかった。
どうやら、オーダーを受けた店員さんはパートが終わって、次のパートさんでこの場面になったので、内心「自分のせいじゃない」と思っているのかもしれない。
しかし、誰が受けてもお店としての注文だから、もっと謙虚にならないとね。

 
 

ここで2つの疑問があった。
このご夫婦は静かすぎて、これ以外の言葉が聞こえてこなかったこと。
女性の声は一度も聞こえてこなかった。
こういう場面なら、もう少し会話の声が聞こえて来てもおかしくはないのだが・・・。

そして、お店の人が普通にお会計をしていたこと。
私がお店の人間なら、そのままお会計はできないなあと思った。
全額無料にして平謝りするか、お時間がゆるせば今出来上がるもう一つの鰻を召し上がってもらって、お代は一つ分しかもらわない。

オーダーの時点で個数を確認しないという初歩的ミスが招いたことだから、非は店側にあるからだ。
しかし、オーナーが店にいないとこういう結果になるのかな?

それから余計なことだが、後で追加することにOKを出して、そろそろ出来上がりそうだった鰻のお代はどうなったのだろう?
二人分払った?
なぞである。

 
 

(菊花蕪 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

先日の授業で添えた菊花蕪。
寒くなると蕪が美味しくなります。
蕪を酢の物にすると、独特の粘りが出てきて、なんともやさしい食感になります。

空気の乾燥する季節は、肺をいたわる食べ物を増やしましょう。
なぜなら、肺は乾燥に弱いからです。
白菜・大根・蕪・蓮根・百合根・山芋・里芋などの白い野菜は、呼吸器系にもよいので、今年はなおのことせっせと摂っておきましょう。

 
 

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