新型コロナウイルス」カテゴリーアーカイブ

コロナかも知れない人のその後と鉄火味噌

先日「コロナかもしれない人」のために、大急ぎで鉄火味噌を作って即日8個をお送りしました。
しばらく講座ではご無沙汰の塾生さんからでしたが、こんなときにむそう塾を思い出してくださって嬉しかったです。

健康なときには何をしていてもいいのですが、いざ体調不良となったときに、頼れる人や、頼れる場所があったら心強いですよね。
それを自分でできたら便利なのですが、体調が悪いときには大根おろしだってしたくないものです。

マクロビオティックのお手当も色々ありますが、誰かにしてあげるのはいいけど、自分で自分のためにとなると、不便だったりします。
熱が出た場合は、38度を境にお手当の方法が変わります。

「コロナかもしれない人」は、38.4度から平熱に下がって、ホッと一安心です。
ワクチンを接種していなかったそうなので、ややこしいことにならずに済んだのでしょう。
発熱で体力を消耗されたでしょうから、鉄火味噌で、しばらく陽性にもっていくようなお食事をされたらいいですね。

 
 

またコロナ陽性者の数が増えてきたようです。
慌てることはありません。
ワクチンを接種していない方が、体は対処しやすいので、自然に発熱して自然に治ってくれるのを待ちましょう。

体にはそれだけの力があります。
薬よりも確実な力です。
ご自分の体を信じて、堂々と暮らしましょう。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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新型コロナウイルスに感染後 持病が悪化して帰らぬ人へ

ある人のお父様が亡くなりました。
お子さんがワクチン接種はしないように何度も伝えていたのですが、こっそり接種してしまったそうです。

その後コロナに感染し、熱はさがったものの持病が悪化して入院し、18日後に帰らぬ人となりました。
心からお悔やみを申し上げます。

 
 

 
 

鴨川からある人の住む方向の空を見上げました。
お父様にお会いしたことはないのですが、まだ生きていたかっただろうと思えてなりません。
でも、苦しまずにあっという間に旅立たれたことが救いに感じます。

 
 
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歯を削らない歯医者さんが書いた自然治癒力とフィチン酸のこと

先日、本を読んでいたら、次のような文章がありました。
少し引用してみましょう。

 
 


(自然治癒力が上がる食事 歯学博士・小峰歯科医院理事長 小峰一雄著 2018.11.9発行)

 
 

「自然治癒力が上がる食事」 132Pより

ー引用はじめー

玄米の胚芽の部分に含まれているフィチン酸(Phytic Acid)は、頭文字をとってビタミンPとも呼ばれます。かつては「ミネラルの吸収阻害を起こすため、玄米を発芽状態にしてから食べたほうがいい」といわれていましたが、近年は問題のないことがアメリカで実証されました。
 フィチン酸は、余分な鉄分によって発生するヒドロキシラジカルという有害な活性酸素を無毒化する作用があり、抗酸化、抗炎症、免疫の上昇作用を組み合わせてがん細胞を攻撃する働きを持っています。つまりがん細胞に直接作用するだけでなく、免疫細胞であるナチュラルキラー細胞の活性を高め、抗がん作用があるというわけです。
 このフィチン酸は腫瘍細胞に集中的に取り込まれさまざまながんに有効ですが、特に大腸がんに効果的であるとされています。そのほか乳がん。子宮がん、前立腺がん、肝臓がん、すい臓がん、皮膚がんにも有効といわれています。

ー引用終わりー

 
 

***

私がマクロビオティックを始めた頃は、玄米のフィチン酸とアブシジン酸がマイナス要因と考えられていて、玄米を推奨しない意見が多かったのです。
しかし、ずーっとそのことが引っかかっていて、自分でも調べていましたが、途中で大丈夫だと思える結論に達していました。

昨年も、以前もその記事を書いています。
玄米のアブシジン酸とフィチン酸問題はもう古い 2021.4.15
玄米とフィチン酸(IP6)情報の今昔 2017.1.12

小峰医師の本もそれに沿う内容で、常々玄米をお薦めしているむそう塾としては、とても心強い内容でした。
しかし、まだまだネット上にはフィチン酸とアブシジン酸を負のイメージでとらえている人がいますので、もう一度この情報を共有しておきたいと思いました。

この本は2018年に書かれているのですが、今となってはなんてありがたい内容だろうかと思いますよね。
歯科医師の小峰先生は、歯から見て体全体のことを書かれているのですが、当然ながら歯に悪いことは体にも悪いわけで、そのことを意識できたらもっと健康になれると思います。

 
 
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「糖質は免疫に不可欠:2種類の糖質が免疫力を高め、長生きを助ける」

マクロビオティックでは主食とおかずの理想的な割合があるのですが、体調によってその割合とおかずの陰陽を変えます。
主食は玄米を中心にしますが、これも体調によって白米にすることもあります。
理念的には一物全体ですから玄米でなければならないと信じ、体調を著しく損なってしまう人がいるので、ここは要注意です。

玄米と白米の差はとても大きいのですが、それでも長年日本人の命を紡いでくれた食材ですから、安心していただきましょう。
ただ、糖尿病の人は白米だと血糖値の上がり下がりが著しいので、玄米を召し上がった方が体調管理が楽になります。(とても効果的)

しかし、玄米はやわらかく炊けて初めてその効果を得られるのであって、かたい玄米を無理して食べても胃腸を壊すだけです。

また、白米より玄米のほうがおかずが少なくて済みます。
玄米の米糠部分に、白米にはない栄養分があるからですね。
ですから、主食とおかずの量も白米より全体的に少なくなって普通です。

 
 

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今の時代はおかずが多くて主食が少ない傾向にありますが、昔はその逆でおかずの方が少なかったのです。
ごはんもおかわりして食べる時代でした。
でも、その方が体力はあったのです。

白米より玄米の方が栄養分はいっぱいありますが、その玄米にも沢山含まれていない栄養素があります。
それは「ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、ビタミンC」です。
それを補うために、代表的な食品をあげておきましょう。(他にもあり)

【ビタミンA】豚スモークレバー 鰻 銀だら ほたるいか 牛レバー しそ葉(生)
【ビタミンD】鮭 サンマ ブリ 真アジ いわし丸干し シラス干し 卵黄 干し椎茸
【ビタミンK】ブロッコリー 小松菜 鶏肉 鴨肉 納豆 油揚げ 小豆 生の卵黄
【ビタミンB12】牛レバー 豚レバー しじみ あさり 焼海苔 干し海苔 あおさ
【ビタミンC】赤ピーマン 芽キャベツ 黄ピーマン ブロッコリー キウイフルーツ

 
 

偶然、次のような記事を見つけました。
「糖質は免疫に不可欠:2種類の糖質が免疫力を高め、長生きを助ける」 2022.9.26

「玄米を食べて免疫力をアップしよう」というのは、実に正しい方向性なのです。
今はあちこちから免疫力のことで情報が入って来るでしょうが、玄米とおかずの選択によって、それが可能になることを知っていただきたいです。
特に「小豆玄米ご飯」だとビタミンKも取れるので、より一層理想的です。

 
 


現代版マクロビオティック食事法(2)食事バランスの記事より)

 
 

<参考記事>
現代版マクロビオティック食事法(1)序 2016.9.10
現代版マクロビオティック食事法(2)食事バランス 2016.9.12
現代版マクロビオティック食事法(3)動物性の割合 2016.9.14
現代版マクロビオティック食事法(4)主食としての玄米 2016.9.14

 
 
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接種した人としなかった人 その差を時間をかけて縮められるのか?

このブログで何度も取り上げた荒川央 (あらかわ ひろし)さんの最新記事が、とても心にしみます。

 
 

「人はコロナ後の世界の夢を見るか?」2022.9.20

荒川さんほどの方でも、このような思いになられるのですから、私たちはもっともっと周りの人の変化を待つために時間を費やすべきなのかもしれません。
諦めないで!

 
 

それにしても、次の言葉には重みがあります。

過去は変えられませんが、これからの未来は変えられます。

コロワクチン接種によって文字通り体の老化が進み、繰り返す度に更に寿命を縮める可能性があるのです。

コロナ騒動の始まりに集団心理があるのなら、終わらせるには集団心理の転換が必要なのです。

 
 

(夜の京都タワー)

 
 
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