京都やマクロビオティックのことなど」カテゴリーアーカイブ

京都 琵琶湖疏水の桜

京都はあちこちで桜が満開だ。
琵琶湖疏水の桜も満開で綺麗だった。
ちらほらと散り始めている木もある。
これで今年の桜も終わりと思いきや、京都には4月20日頃まで観られるお寺もあるのだそうな。
それに伴って拝観料も高くなるのだとか。
でも、私はなぜか琵琶湖疏水が好き。
流れる水にエネルギーを感じるから。

 
 

京都 琵琶湖疏水の桜3

 
 

(琵琶湖疏水 夷川発電所の桜 2016.4.5)

 
 

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夕日は郷愁を誘う。
正面に小さく見えるのは嵐山。

京都 琵琶湖疏水の桜と夕日

 
 

(琵琶湖疏水から嵐山を望む)

京都 琵琶湖疏水の桜8

 
 

京都御苑の枝垂れ桜 2014.4.2
京都 野村別邸の枝垂れ桜 2013.4.1
薄暮の高瀬川 2012.4.8

 
 
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京都 琵琶湖疏水 夷川(えびすがわ)水力発電所の桜

きょうは京都の自宅から冷泉通に沿って、琵琶湖疏水の桜を愛でた。
東山方面から鴨川に注ぐ途中に夷川(えびすがわ)水力発電所があって、そこのエネルギーに惹かれた。
写真では水面に映える桜が静(陰性)の印象なのだが、動画で観ると一転して動(陽性)のエネルギーに変わるから面白い。
ちょうど日没の時刻で、夕日に照らされた桜が美しかった。

 
 

京都 琵琶湖疏水の桜5

 
 

(京都 琵琶湖疏水 夷川水力発電所)

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京都 琵琶湖疏水の桜6

 
 

(琵琶湖疏水と桜)

マクロビオティックでは陰と陽で物事を判断するが、景色の中の陰陽を感じながら自分の内面を調整すると、心穏やかに日々を過ごせる。
宇宙とのつながりを実感し、陰陽の気づきに感動するひとときだった。

 
 
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マクロビオティックの中庸とは?

私がマクロビオティックを知ってからずっとお世話になっているT氏はとても魅力的で、彼の頭の中はどうなっているんだろうと思えるほどの知識と発想が詰まっています。
今はすっかり京都にへばりついてしまっている私ですが、T氏と語り合った日々は私のマクロビオティック観に大きな影響を与えてくれました。
彼は一見すると陰性に見えるのですが(笑)、実は相当に陽性を秘めていて、まるで山椒の実の中にダイアモンドを埋め込んだかのように、目立たない光り方をするのです。
まるで黒子のように、出しゃばらないで存在感をなくそうとされるのですが、ちょっと口を開けばすぐ彼の世界に引き込まれる魅力を持っています。

今は自己主張の多い時代であり、そしてまたそうすることが勝者になるための手段であるかのように思っている人も多いのですが、それは広告宣伝時代を意識した考え方なのでしょう。
「売り込む=陽性な行動」ですが、T氏はまるでそういうことをせず、飄々と生きているだけなのに実りのある生き方をされています。(まさに自由人!)
飄々とは彼のためにあると思えるほどピッタリな言葉で、だからこそ一見すると陰性のように思ってしまうのです。
これが実は本物の中庸なんだと私は前から思っています。

マクロビオティックを勉強し始めると、陽性が良くて陰性は悪いかのように思ってしまう人が多いのですが、実は中庸という状態が最も強いのです。
陽性が前面に出ると敵を作ることになって、あまりよい人生になりません。
陰性が過ぎると満たされた思いの少ない人生になってしまいます。
よく私が授業で例えるのですが、枝垂れ柳の枝のように、風のふく方向に合わせて枝をなびかせておく弾力が長持ちする秘訣ですね。
そうそう、肉体にも心にも弾力が必要なのです。

*   *   *

冒頭のT氏が中庸についてとても解りやすい説明をされています。
気軽な文章で高度な内容を書けるところが彼の素晴らしいところです。
本当の力がおありだからですね。

<T氏のFacebook記事より>

マクロビオティックの目的は、日々の食べる物を通して、自分の中に中心軸を見いだすことにあります。これを「中庸」と表現するのですが、私は正直この世界のすべての人がマクロビオティックを実践して中庸になればよいとは思ってません。

サッカーで言えば、「中庸」とはいわばボランチ。
チームのメンバーがすべてボランチだったら、面白いサッカーはできません。陰である守備や陽である攻撃的な選手がいてはじめて面白くなるのです。

「中庸」というと、陰にも陽にも片寄っていないという凡庸なバランス論で語られることが多いですが、マクロビオティックの中庸は、どんな陰性も陽性も活かすことができる自由人を言います。

だから中盤を自由に動き回って、陰も陽も自在に活かせる名ボランチが一定数いれば、世界は結構調和がとれるわけです。

とういうわけで、マクロビオティックは地球人類というチームにおける名ボランチを育成するシステムということもできるのです(笑)

 
 

マクロビオティックの陰陽がわかる本

 
 

(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会発行)

この本にはT氏の言葉が散りばめられていて、食べることがマクロビオティックだと思っている人にはおすすめの1冊です。
もちろん、むそう塾では教科書として採用しています。

最後に、T氏は「マクロビオティックの陰陽がわかるセミナー」で、日本CI協会の勝又会長と全国行脚されていたので、お話を聞かれた方もいらっしゃることでしょうね。
これからどこかで聴講される機会がおありの方は、「T氏=高桑智雄」さんなので耳を傾けてみてください。
柔らかな語り口に癒やされ、安心されることでしょう。
5月15日には新潟で開催されるようですよ。
(ああ、また土曜日です。私は授業の日。_| ̄|○)

 
 
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京料理人が作る「菜の花のからし浸け」が絶品!

菜の花のからし浸け マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(菜の花のからし浸け 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

玄米稲荷寿司講座のお昼ごはんに出された「菜の花のからし浸け」。
すでに上級幸せコースで習った人たちばかりですが、茹で加減が違っていたなんて声が聞こえてきました。あれれ?
この菜の花は授業で使用した菜の花の種類とは少し違って、昔からある京都の菜の花なんだそうです。
ちょっとクルクルッと丸みがあって、愛らしい菜の花でした。

それにしてもこの「菜の花のからし浸け」は、毎日食べても飽きない美味しさですね。
お口に含んだ時に、じゅわ〜っと出てくるお汁の味がたまりません。
私は京都の菜の花を知ってから、関東の菜の花を一切買うことがなくなりました。
それほど京都の菜の花はやわらかくて美味しいです。
お吸い物にも、お味噌汁にも、麺類にも、炒めものにも、揚げ物にも、もう何に使っても美味しい菜の花。
私は京都の菜の花ラブです(^^)

ちなみに、京都では「菜花」と書いて「なのはな」と読むのだそうな。

 
 
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中川式鶏なんばかっちんうどん(手順つき)

中川式鶏なんばかっちんうどん マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式鶏なんばかっちんうどん 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室)

この美味しいかっちんうどんが6〜7分で出来ると言われたら信じられますか?
上級幸せコースでお教えした「うどん屋さんの出汁」を冷蔵庫にストックしておけば、いつでも短時間で極上の鶏なんばうどんが食べられます。
手順は簡単。

冷凍うどんをお湯の中に入れ、小鍋に出汁と切ってから冷凍しておいた鶏肉を入れ、丼にあもさんを入れて熱湯を注ぎます。
これらの作業をほぼ同時にスタートします。
その間にお揚げを刻んで小鍋に入れ、九条ねぎが刻みあがった頃、おうどんが食べ頃になりますので、丼のお湯を捨てておうどんを入れます。
九条ねぎを小鍋に放り込んでサッと天地返しして丼に注ぎ、へぎ柚子を飾ります。
これで出来上がり!
記事も6分以内に書き上げました(笑)

写真は中川さんが実際に6分くらいで作ってくれたものですが、コツは冷凍するときに鶏肉をこのお料理用に薄く切っておくことです。
場合によってはお揚げもこれ用に切って冷凍しておくと、いざ鶏なんばうどんを作ろうと思ったときに、刻むのは九条ねぎだけということになって、洗い物もラクチンです。
忙しい人ほどお料理の腕を上げ、効率を高めることが充実した人生につながることを実感するお料理です。

なお、「かっちんうどん」とは御所言葉の「お餅=おかちん」から来ているそうで、関東では「力うどん」ということになります。
「鶏南蛮うどん」でなく「鶏なんばうどん」という言い方も京都らしいこだわりです。

 
 
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