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「家事アドバイス」 物干しハンガーは使ったらしまうこと

【突っ張り棒】
先日、ある塾生さんに「突っ張り棒」をおすすめしました。
洗濯物を室内干しにするためです。
今は室内用の物干しスタンドが豊富にあって便利なのですが、床面積を狭くしてしまうので、天井近くを使えたらいいなと思ったからです。
それに、洗濯物は上の方がよく乾きますしね。

 
 

【ピンチハンガー】
洗濯物を干す時、ハンガーやピンチハンガーを使う人も多いと思います。
でもね、このハンガーをいつも物干し竿にひっかけていませんか?
室内干しならホコリが、外干しならホコリはもちろん紫外線による劣化もあります。
劣化の他に、まずは美観としてよくありません。

ということで、物干しハンガーは干す時だけ使用して、洗濯物を取り込むときは室内できちんと保管しましょう。

 
 

【汚れ】
昔の人は竹竿ということもあって、使うときには軒下から出して拭き、使ったらまた軒下にしまったものです。
雨風や日光にさらすと竹が劣化するからですね。
今の時代はプラスチック製品がほとんどですが、こちらは静電気で結構汚れがつきます。
ですから、綺麗好きな人は物干しハンガーをお洗濯するわけです。
私は埼玉の家ではステンレスの物干し竿を使って外干ししていて、使うたびに濡らした雑巾で拭いていました。
結構汚れているものです。

 
 

【折りたたみ式も便利】
京都の家ではバルコニーが広いので、設置されている物干し金具にハンガーを掛け、タオル類はこちらの商品に掛けています。
これでも十分に日光が当たります。
京都高島屋で購入したのですが、使わないときは折りたたんで隙間に収納できるのでとても便利です。
雨の日はこれで室内干しに使います。
圧迫感がないし、どこにでも置けるので気に入っています。
干すものが少ないときは、半分に畳んでコンパクトに使います。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

【美しく暮らす】
外を歩いていると、一戸建てであっても、マンションであっても、外に洗濯干しのハンガーやピンチハンガーがぶら下がったままになっている光景をよく見かけます。
でも、これは美しくないですね。
それと同じことが室内でもいえます。

使ったらしまう。
これを実行すると室内が美しくなりますよ。
美しいところには良い氣が漂います。

立てておけるピンチハンガーもあるんですね。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 
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「家事アドバイス」 ベッド・ベッドパッド・LDセット

<113-2さん>

順調に追い上げています(笑)
行動が速いのでスイスイ進んで気持ちがよいですね。

 
 

【ベッド ベッドパッド】
ベッドについては候補も決まりましたので、あとはお二人で話し合って発注するのみですね。
その際、ベッドパッドも購入しましょう。
1年中快適に使える「ウールパッド」をおすすめします。
ベッドメーカーと同じにされるのがよいのですが、推薦したメーカーのが高いと思われましたら、他のところから購入されてもかまいません。

たとえば、そちらのデパートで、伊勢丹の5階に「西川」さんが入っているようなので、ここで購入されるのもよいですね。
ベッドもこちらで取り寄せてもらったらよいと思います。
デパートの責任で配達してもらえるので安心です。

ウールベッドパッド/SU3920《SUYA-LAB/スヤラボ》
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

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【LDセット】
このお部屋と使い方の目的にピッタリのLDセットをご紹介したかったのですが、今お使いのダイニングセットがお気に入りということなので、そちらを優先しましょうか。
ただし、将来買い替えたいなと思われたときには、ぜひ私の提案に乗ってみることをおすすめします。
座り心地の世界がグーンと変わりますから。
そして何よりリラックスできます。
TVに場所を取られるより、LDでくつろげる空間を実現できるといいですね。

 
 

【カーペット】
LDセットを断念する場合はお部屋に陽性の部分を作るために、カーペットを敷くことをおすすめします。
カーペットの大きさは6畳で、下の図のように、壁の端から端まで敷き詰めます。
ダイニングセットも、テレビもすべてカーペットの上に置きます。
リビングの家具の配置を塗りつぶしてありますが、ご自分のお部屋なので分かりますよね?
オレンジのAの側だけカーペットをカットします。
もちろん、有料でカットオーダーをしてもかまいません。
一番簡単なカットなので、そんなにお高くはなりませんのでね。

もし、6畳の広さに敷くのがイヤという場合は、4.5畳〜3畳くらいでラグにするといいですね。
楽しい模様のものもありますから。
ローテーブルはその上に置きます。
でも、カーペットはイヤという場合は、この提案は採用されなくても結構です。
お住いになる人のお気持ちが一番大事なのでね。
また、ダイニングテーブルまわりがよく汚れてしまう場合は、カーペットはない方がよいでしょう。
他のインテリアでお部屋の陰陽バランスを取ります。

 
 

 
 

カーペットを探していたのですが、時間がなくなってしまったので、今日はこのへんでおしまいにします。

 
 
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「家事アドバイス」 暮らし方はお部屋を借りるときに決まる

<113-2さん>

図面を書くのが速いですねぇ。素晴らしい才能です!
まず、ご質問へのお返事から始めます。

 
 

【重心について】
重心の記事もお読みくださって、ありがとうございました。
実は、重心を考えるのは、お部屋を借りるときに考えるべきなんです。
具体的にいうと、「で暮らしたいか?」「で暮らしたいか?」ということなんですね。
でも、最近はフローリングの物件が多くなって、畳が1枚もない物件まであります。
ですから、お部屋を借りる時、畳のあるお部屋を探すか、全部フローリングでもよいかを決めるのです。

ということで、113-2さんの場合は「洋で暮らす」のがベストとなるわけです。
もし、和布団で眠りたいのなら、この物件は借りない方がよかったわけです。
それで、今からお引越しも現実的ではないと考えて、ベッドの提案をさせていただきました。

 
 

【重心の高さ、低さについて】
重心は高い方がよいとか、低い方がよいという問題ではなく、統一した方が心身的に安定しますよという話です。
和の空間には和の波動が、洋の空間には洋の波動が働きますので、それを合わせた方がしっくりしますよということです。
(この波動については、来期の自由人コースで座学に取り入れたいと思っています。)

でも、日本人は「和洋折衷」ということを平気で受け入れているので、感覚に柔軟性があるのでしょう。
ですから、「重心」ということを知ったうえで、あとはあなたがそれに沿うように現実を合わせていければ理想的ですね。

 
 

【部屋の重心】
お部屋の重心は大体真ん中あたりになりますが、リビングの場合は置くものが多いのでズレたりします。
でも、インテリアで重心を演出できます。
多くの場合はテーブルが面積を占めるので、それが中心になりやすいですね。
これは設計段階から考えているものですが、賃貸の場合は住む人のレイアウトによって決まります。

ラグを敷く場合は、その面積にもよりますし、ソファやラグの色合いにもよります。
また、観葉植物で重心をずらすこともできます。

 
 

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【マクロ美風からのアドバイス】

丁寧な図面が届きましたので、具体的なアドバイスができますが、それには出費を伴います(泣)
まず、キッチンについては、中川さんからアドバイスをいただいたように計画されればOKです。
そして、住まい方全体において床を使いすぎなので、今後は高さを出して行きましょう。
高さを出すと圧迫感が出るとご心配でしょうが、それは選び方次第です。

全体を拝見して思うのは、まだ結婚の意識がない状態での住まい方ということです。
いつでもすぐ別れて、粗大ゴミに出せばおしまいという暮らし方なんですね。
でも、そろそろ二人で大切にする家具が一つはあってもよいと思います。
その筆頭がベッドでした。健康にも直結しますからね。

今はお部屋全体が陰性な状態になっていますので、これを陽性にもっていくことによって、思考もまとまってきます。
そうすると、人間関係にも陽性さが出てきて、結婚を自然に望むようになるでしょう。
覚悟をするといいますか、けじめをつけるといいますか、形としても陽性が整っていきます。

私の家事アドバイスは、色々な物を買わせることが目的ではありません。
よりよい生き方のために、今は何が必要なのか?
それを指摘させていただきました。
具体的な家具については、予算もおありでしょうから、メールで相談していきましょう。

そのうえであえて一つだけ購入されるといいなと思うのは、リビングダイニング(LD)セットです。
例えばこんな感じです。
普段はお二人分の椅子をセットで使って、長い方の椅子をテレビの正面に置くとソファ代わりになってよいと思います。
あなたのお家では来客がよくあるようなので、そのときには4人がけにすればOKですね。

イメージはこんな感じです。
なお、これはイメージだけを伝えるものであって、この商品をおすすめしているわけではありませんので、あしからず。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

この商品はテーブル高さが66㌢なので、リビングにも向いている多目的セットです。
椅子の高さも低くなっています。

 
 
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「家事アドバイス」 家の重心 部屋の重心 インテリアの重心

「マクロ美風の家事アドバイス講座」で、塾生さんから送られてくる写真を見ていると、「重心」を意識されていない住まい方の写真が100%です。
おそらく「重心」なんて考えたことはなかったのでしょうが、これはとても大事なことなので、記事にしておきます。

重心には次の4つがあります。
①土地の重心
②家の重心
③部屋の重心
④インテリアの重心

もし分かりにくければ、「重心=中心」と考えてもよいです。
土地を購入して家を建てる場合は、まず土地の重心を計算して、次に家の重心も計算するのですが、今回はすでにお住まいの部屋の中だけのアドバイスなので、ここでは「部屋の重心」を考えます。
ちなみに、重心は面積にも高さにも該当します。

 
 

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【部屋の重心 高さ】
最近の住宅事情では、畳のお部屋があっても1部屋、もしくはゼロという状態です。
日本人の暮らし方は重心が低めですが、洋風の暮らし方は重心が高めです。
その差は40〜50㌢になりますが、これはちょうど椅子の高さと同じくらいです。

先日こういう写真を送って来られた塾生さんがおられました。
パッと見て違和感がありませんか?
その違和感とは重心が低すぎるのです。

 
 

 
 

この家具と使い方は畳のお部屋での使用例ですね。
しかし、床はフローリングで洋室ですから、この場合はぜひソファを使用してほしいです。
そうすれば重心が高くなります。

たとえば、こんな形のソファを。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

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【部屋の重心 センター】
それから、もう一つ重心があります。
それはお部屋の重心(中心)です。
このお部屋にはダイニングセットもあるので、どちらが中心なのか分かりません。
その場合は、ラグを敷いて、「ここが中心ですよ〜」ということが視覚的に判るようにします。
これが「インテリアの重心」ですね。
おしゃれのセンスを表現するためにも、寒さ防止のためにもラグは最適です。

 
 

【フローリングに和布団】
こんな寝方をしている人も多いことでしょう。
しかし、これも重心が低すぎますので、床がフローリングの場合は必ずベッドを使用しましょう。
健康のためにもベッドは必須です。
和布団でもOKなのは、畳のお部屋のみです。

 
 

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【波動】
なぜ重心を気にするかというと、それは風水的にもエネルギー的(波動)にも関係があるからです。
設計士さんならそのことを踏まえてお仕事をされているはずですから、悪いとされていることは避けておいた方がよいと私は思っています。

波動というとスピ系の人?と思われがちですが、昔からちゃんと伝えられてきましたし、波動を大事にして暮らしている人も沢山います。
一定の影響も確認されていますし、私の両親も波動を大事にして生きていました。
そのおかげかどうか分かりませんが、穏やかで喧嘩一つしない両親でした。

私が幼いときから父母が口にしていたこと、避けていたことは、この年齢になってみると、「やはり意味があったなぁ」と思うことが多々あります。
そんなことの一部を、家事アドバイスでは織り込んでおきましょう。

 
 

【まとめ】
重心をはずすと何がいけないのか?
それは、波動が乱れてくるので、良くないことが起きる原因を作ってしまうからですね。
重心とは、陰陽でいうなら「中庸」だと思ってください。
シーソーの「支点」と同じですね。

この支点からずれて暮らしていると、上下運動の動きが増えていくので、無駄にエネルギーを消費したり、疲れたりします。
ですから、私たちはなるべく「支点」近くで暮らしていた方が、生きるためのロスが少なくて済むわけですね。
ぜひ意識してみましょう。

 
 
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「家事アドバイス講座」 夫婦別室をおすすめします 

<113-2>さん

【寝室とベッド】
たくさんのお写真を撮って、説明を添えてくださったので、とても判りやすかったです。
状況が判りましたので、大胆な提案をします。
まず寝室ですが、フローリングにマットレスで寝るのは止めましょう。
カーペットを敷いていても意味がありません。
寒い地方で、北側のお部屋で、床に寝るのはすぐストップしてください。
お二人の健康を心配します。

次に、彼(ご主人)は6畳の洋室に、あなたは5.5畳の洋室に寝ましょう。
ともにベッドを購入してほしいです。
そして、衣類や持ち物も、それぞれのお部屋に自分の物を収納しましょう。
つまり、それぞれが「自分の部屋」を持つのです。
二人で寛ぐのはリビングということになります。

あなたと彼がこのままゴールインしても、夫婦別室で仲良く暮らせます。
むしろ自分の空間を確保することによって、精神的にも疲れなくなっていいものですよ。
家の中にも陰陽が必要なので、こうしてメリハリをつけた整理の仕方が気持ちをスッキリさせます。
グチャグチャしていると、思考がまとまりません。

なお、ベッドにすると、布団類などがクローゼットから消えるので、収納スペースが増えますよ(^o^)
ベッドは購入される前にご連絡ください。
失敗しない選び方をお教えします。

 
 

【サンルーム】
雪国独特のスペースですね。いいものです。
サンルームが物置化するのは仕方のないことですが、まだまだゆとりがありますね。
ステンレスのラックでもいいので設置して、上のスペースも使いましょう。
まだまだゆとりがあります。

 
 

【お部屋の入口横の物置きスペース】
これだけでも貴重なスペースですよね。
まだまだ上の方が空いているので、ここも天井までびっしり使いましょう。
ステンレスラックのように強度のある物がおすすめです。
今お使いの棚は彼のお部屋に移動して、山関係の荷物をまとめて置いたらいかがでしょうか?

 
 

【ドライヤー】
ドライヤーがタオルかけにコード部分をかけてあったのですが、このようにするとドライヤーの重みでコードが傷みます。
できればソフトな入れ物に入れて、ヘアアイロンと一緒に保管しましょう。
保管場所は、洗濯機の横に作ると便利ですね。
コンセントも洗濯機のところに2口あるので、そこから接続しましょう。

 
 

【ランドリーラック】
洗濯機の周辺にゆとりがありますので、ラックを使って上の方も使いましょう。
ネット上でもたくさん種類がありますので、設置する場所の寸法をしっかり測って、ピッタリのサイズでお選びください。
たとえばこんな感じです。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

洗面台のそばもゆとりがあるので、こういうもので整理するのもよいと思います。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

【全体として】
お住まいの全体に感じるのは、上の方がすべて空いていることです。
うんと広い家ならわざわざ空間を減らすことはないのですが、効率よく収納しようと思うと、上の方を空けておくのは勿体ないです。
低い家具をいくつも並べるのではなく、高さのある家具でドーンとまとめた方がスッキリします。
それから、これから家具を購入するときのお約束なのですが、木の種類や色などをなるべく同じ系統にすると統一感が出ます。
家具選びについては、これから細かく打ち合わせをしましょう。
楽しみですね♪

 
 
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