子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

息子のお弁当箱二種類

昨日息子のお弁当箱を買うため、京都帰りにデパートに寄りました。
もちろん、お弁当箱売り場にはお気に入りのものがありません。
それで「木屋」に行くとありましたよ〜、目的に敵ったものが。

 
 

蓋の天板と本体の底板:木曽さわら
蓋と本体の側板:木曽ひのき
継目:山桜皮
塗装:天然漆
1

仕切り板は取り外せます。
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木目模様が美しい。
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男性的な継目。
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漆の臭いを取り除くため、米糠を入れました。
あら、足りません^^;
では、反対側にはお米を入れましょうか。
5

 
 

*   *   *

ところで、息子が高校時代から使っていたお弁当箱のうちの一つがまだ現役です。
10年目です。
A

内側は漆塗りでとても使いやすいです。
もちろん、漆塗りの仕切り板もありますが、おかずは別に持たせて、こちらにはご飯のみを入れていたので、ほとんど使いませんでした。
B

底もしっかり作ってあって丈夫です。
C

一番のお気に入りはこのカーブ。
蓋に手をやると、なんとも言えないやわらかさがあって、そのカーブが手の内側にぴったりと馴染むのです。
「蓋を取る楽しみ」みたいなものがあります。
まるで初代iPhoneのあのカーブを思わせる心地よさです。
D

 
 

息子のためにいくつお弁当箱を買ったことでしょう。
いつも目的にピッタリの物を探して愛情を込めて持たせるのは、母としての喜びでもあります。
高校生の男の子にしては渋いお弁当箱かも知れませんが、物愛ずる息子は抵抗なく持って行きました。
私の人生のうち、何年お弁当を作ることになるのか分かりませんが、いつもいつも息子の健康と安全を願いながら作っています。

 

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母と子(永遠に心に焼きつく光景)

母

(Naさん 72−3)(撮影:中川善博)

「なかがわ」さん(中川善博のお店)で福ZENのお料理をもぐもぐ。
お母さんの優しさがにじみ出て、いい写真だなぁと思う。

 

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感じるために勘を育てる(野口整体から学ぶ)

子象ちゃん最終日

(Isさんの桂剝き)

 
 

このウール玉。
文句なしのレベルまで頑張りました。
でもまだ文句がつけられるのです(笑)

感じる。
これが彼女の課題です。
それが出来たら彼女の桂剝きにはもっと速さが出てくるでしょう。

どうやって「感じる」を克服すればいいの?
と彼女は霧の中かもしれません。

ちゃんとそんな人のために答えは用意してあります。
「勘を育てる」
その延長線上に「感じる」はあるのです。

 

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不妊治療に思う 生殖ビジネスの暗躍

日本に不妊治療(体外受精)が上陸してから30年。
今ではすっかり不妊治療がカジュアル化してしまい、某テレビで放映された卵子の老化番組が追い風になって、今では不妊治療ラッシュだそうです。
新宿の某クリニックでは一日に400名の患者数をこなし、朝7時の受付開始では長蛇の列だとか。

むそう塾にも不妊で悩むかたが来られます。
大抵の場合は食生活の乱れを正すと問題なく妊娠してくれます。
中には不妊治療を受けて体がボロボロになって、医療への不信感と膨大な出費だけが残った人もいました。
その人も不妊治療を止めて、幸せコースに通ううちに自然に妊娠しました。

ところで、不妊治療にはお金がかかるんですよね。
自由診療だからです。
そこで、少子化になって産科では食べられなくなったお医者さんが、不妊治療に活路を求めているところもあるのです。
今や生殖ビジネスとしてそれぞれの流儀まであるそうです。
しかし、その流儀の根拠は極めてあいまいです。
それもそのはず、体内にある卵子の状態を正確に把握するなんて不可能なのに、何とかそれに近づこうとしている段階でしかないからです。

みんなの顔が違うように、卵子の数も質も違うのですから、当然施される治療の方法も異ならなければなりません。
それを流儀の名のもとに処置されたのではたまったものではありませんね。
そしてまた、年に数例しか不妊治療を手がけない病院も多く、レベルの問題もあるのが実情です。

母体は不妊治療の薬の影響で大きなダメージを受けることが多いですし、精神的にもかなり不安定な人もいます。
ですから、35歳という数値で考える人が安直に生殖ビジネスの餌食になってほしくないといつも思います。

 

akiharu20130704

 

写真のお子さんは、不妊治療とは関係なく、自然に妊娠して生まれました。
お母さんが43歳での初産でした。
出産で入院した奥様のために、ご主人が玄米ご飯を炊いて、お味噌汁も作って、糠漬けまで添えて病院に運んでくれました。
完全母乳を経て、こんなに元気に育っています。
その甲斐があって、こんなにも逞しく堂々としたお子さんに成長しました。
それにしても頼もしい(笑)

命とは?
子供とは?
単に子供がほしいという視点だけでなく、もっと根源的なことも含めてしっかりと考え、不妊治療ブームに踊らされず、母体を大事にしてほしいと思います。

 

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誕生日 

今日は息子の誕生日です。
25年前の暑い朝、息子は39歳(私)と41歳(夫)のバツイチ同士の親のもとに生まれました。
この日から私の喜びと苦闘の日々が始まりました。
想像を絶するアトピーだったからです。
でも、今はすべてに感謝です。
息子は親の価値観や生き方とは別次元の惑星から来た生き物のようです。
普通の親よりは早くおさらばしなくちゃいけないから、今を大切につき合っておこうと思います。

 

IMG_2100

 

今、息子はバイクに凝っています。
この暑いのにヘルメットをかぶって、長袖を着てバイクに跨ります。
事故の危険性より、息子の不完全燃焼感に軍配が上がった結果です。
16歳のときの息子は、アトピーの汁でヘルメットの内側がすぐ汚れ、皮膚がくっついて可哀想でした。
中川式糠漬けのおかげで、息子の皮膚は確実に変化して来ました。
だから、ヘルメットをかぶって、16歳の夏をもう一度取り返したいのだと思います。
無事に走っておくれ。
大人の走り方で。

 

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