子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

母と子(永遠に心に焼きつく光景)

母

(Naさん 72−3)(撮影:中川善博)

「なかがわ」さん(中川善博のお店)で福ZENのお料理をもぐもぐ。
お母さんの優しさがにじみ出て、いい写真だなぁと思う。

 

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感じるために勘を育てる(野口整体から学ぶ)

子象ちゃん最終日

(Isさんの桂剝き)

 
 

このウール玉。
文句なしのレベルまで頑張りました。
でもまだ文句がつけられるのです(笑)

感じる。
これが彼女の課題です。
それが出来たら彼女の桂剝きにはもっと速さが出てくるでしょう。

どうやって「感じる」を克服すればいいの?
と彼女は霧の中かもしれません。

ちゃんとそんな人のために答えは用意してあります。
「勘を育てる」
その延長線上に「感じる」はあるのです。

 

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不妊治療に思う 生殖ビジネスの暗躍

日本に不妊治療(体外受精)が上陸してから30年。
今ではすっかり不妊治療がカジュアル化してしまい、某テレビで放映された卵子の老化番組が追い風になって、今では不妊治療ラッシュだそうです。
新宿の某クリニックでは一日に400名の患者数をこなし、朝7時の受付開始では長蛇の列だとか。

むそう塾にも不妊で悩むかたが来られます。
大抵の場合は食生活の乱れを正すと問題なく妊娠してくれます。
中には不妊治療を受けて体がボロボロになって、医療への不信感と膨大な出費だけが残った人もいました。
その人も不妊治療を止めて、幸せコースに通ううちに自然に妊娠しました。

ところで、不妊治療にはお金がかかるんですよね。
自由診療だからです。
そこで、少子化になって産科では食べられなくなったお医者さんが、不妊治療に活路を求めているところもあるのです。
今や生殖ビジネスとしてそれぞれの流儀まであるそうです。
しかし、その流儀の根拠は極めてあいまいです。
それもそのはず、体内にある卵子の状態を正確に把握するなんて不可能なのに、何とかそれに近づこうとしている段階でしかないからです。

みんなの顔が違うように、卵子の数も質も違うのですから、当然施される治療の方法も異ならなければなりません。
それを流儀の名のもとに処置されたのではたまったものではありませんね。
そしてまた、年に数例しか不妊治療を手がけない病院も多く、レベルの問題もあるのが実情です。

母体は不妊治療の薬の影響で大きなダメージを受けることが多いですし、精神的にもかなり不安定な人もいます。
ですから、35歳という数値で考える人が安直に生殖ビジネスの餌食になってほしくないといつも思います。

 

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写真のお子さんは、不妊治療とは関係なく、自然に妊娠して生まれました。
お母さんが43歳での初産でした。
出産で入院した奥様のために、ご主人が玄米ご飯を炊いて、お味噌汁も作って、糠漬けまで添えて病院に運んでくれました。
完全母乳を経て、こんなに元気に育っています。
その甲斐があって、こんなにも逞しく堂々としたお子さんに成長しました。
それにしても頼もしい(笑)

命とは?
子供とは?
単に子供がほしいという視点だけでなく、もっと根源的なことも含めてしっかりと考え、不妊治療ブームに踊らされず、母体を大事にしてほしいと思います。

 

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誕生日 

今日は息子の誕生日です。
25年前の暑い朝、息子は39歳(私)と41歳(夫)のバツイチ同士の親のもとに生まれました。
この日から私の喜びと苦闘の日々が始まりました。
想像を絶するアトピーだったからです。
でも、今はすべてに感謝です。
息子は親の価値観や生き方とは別次元の惑星から来た生き物のようです。
普通の親よりは早くおさらばしなくちゃいけないから、今を大切につき合っておこうと思います。

 

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今、息子はバイクに凝っています。
この暑いのにヘルメットをかぶって、長袖を着てバイクに跨ります。
事故の危険性より、息子の不完全燃焼感に軍配が上がった結果です。
16歳のときの息子は、アトピーの汁でヘルメットの内側がすぐ汚れ、皮膚がくっついて可哀想でした。
中川式糠漬けのおかげで、息子の皮膚は確実に変化して来ました。
だから、ヘルメットをかぶって、16歳の夏をもう一度取り返したいのだと思います。
無事に走っておくれ。
大人の走り方で。

 

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無償の愛 子供は生きているだけでいい 

社会人として問題のある親に育てられて悩んでいる人の記事が続きました。
今度はこれから子育てをする人に対しての記事です。
簡単に言うと心構えのような感じです。

私もそうでしたが、何歳になっても初めてのことは知らないのです。
だから、仕事はバリバリ出来ても、子育てとなると分からないことだらけという人がいっぱいいます。
私なんか赤ん坊の爪を切ることだって、怖くて怖くてなかなか出来ませんでした。
眠っている時を見計らって、そーっと切ったものです。
そして授乳や離乳食や手探り状態が続きます。
あまりにも泣き止まない時には何が原因だか判らず、親もオロオロするばかり。
こっちだって泣きたいよ〜。

そうこうしているうちに保育園や幼稚園に行き、やがて小学校に入ると、親の気持ちは少しずつ変化してきます。
妊娠中は「五体満足に産まれてくれればそれでよい」と思うのですが、段々欲が出て子供を自分の理想に近づけようとするようになります。
どんなにそれをしないようにと思っていても、知らず知らずのうちにそうなってしまうのです。
人間の欲とは誠に厄介なものです。
でもね、「子供は生きているだけでいい」のです。

親によっては子供の人生を早い段階から設計してしまう人がいます。
そして、その路線に向けてまっしぐら。
スポーツ系や家業を継がせたい場合にこの傾向があります。
でも、子供と親の人生はまったく別物なので、当然のことながらその子に合った人生を歩むのが最も幸せなわけです。

そう。親は子供の幸せのために存在するのであり、子供の人生の邪魔をするために存在しているのではありません。
親は一方的に子供に愛を注ぎ、絶対見返りは求めてはならないのです。
つまり「無償の愛」なのです。
子育て以外でも、本当に信頼関係を築きたいと思える人との間には、常にこの「無償の愛」の存在があります。

最近はこの「無償の愛」が揺らいでいるケースに出会います。
こうなると子供は本当に不幸です。
親に愛してもらえない、でも愛して欲しい。
そんな親の愛に飢えた大人がゴロゴロしています。
そして、そんな大人が子供の親になっています。
成長期の愛情不足は、人格形成に大きな影を落とします。
後で修復困難な人が割と多いです。
でも、それで一生を終えるにはあまりにも酷いです。

だから、だから、お願いだから子供の人生の邪魔をしないでください。
子供に愛を与えられないのだったら、せめて邪魔はしないでください。
子供は親のことが好きなんです。
殴られても蹴られても子供は親のことが好きなんです。
それは、親の代わりがいないからなんです。
だから、何よりも子供のことを優先しましょう。
子供を愛せる親でいましょう。
子供の幸せのために。

 

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昨日、むそう塾生のさっこちゃんがこうちゃんと一緒に高尾山に行きました。
陽性なこうちゃんは乗り物が大好きで、電車とケーブルカーに乗ってご満悦だったそうです。
私もかつてこの場所に息子を連れて行きました。
息子の気分転換のために。
子供のエネルギーを発散させるために、親はあれこれ四苦八苦です。
子育て中の親御さんたちに、心からご苦労様と申し上げます。

大変だけれど、その一日その一瞬は、確実に子供の心を育てます。
子供はちゃんと感じているのです。
言葉にしなくても親の愛を体中の細胞で感じているのです。
親にとっては知っている景色でも、子供にとっては初めてなら、子供の好奇心はグングン満たされます。
そうやって子供の目がイキイキと輝いて、笑顔になっていれば子育ては間違いなしです。

さっこちゃんが朝炊いた最高に美味しい玄米おにぎりを食べて、こうちゃんは身も心もいっぱい満たされたことでしょう。
ご主人のためにさっこちゃんは早起きをして、こんなに素敵なちらし寿司を用意して出かけました。
偉いぞ、さっこちゃん!

 

ちらし寿司201306303

 

(中川式玄米ご飯のちらし寿司:新蓮根が涼しげです)

 

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