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一生食べ続けられる理想の玄米ご飯 Sさんの体験

先日の愛クラスで福島から来られた方がいました。
穏やかで静かな感じの素敵な女性でした。
実はアトピーを玄米で改善された後だとおっしゃいます。
しかし、夏になると玄米ご飯を土鍋で炊くなど、炊き方を変えなければいけないと思われていました。

むそう塾の愛クラス(玄米の炊き方秘伝講座)では、自己紹介にたっぷり時間をかけて、マンツーマンのアドバイスをするようにしています。
これから玄米ご飯を召し上るにあたって、その人の体質や体調、さらには陰陽の考え方などをアドバイスして、ご自宅にお帰りになってもベストの状態でマクロビオティック生活が出来るようにとの思いからです。

さて、この塾生さん(以下Sさん)には、「むそう塾の玄米ご飯の炊き方は一生食べ続けられるように、身体に負担がない炊き方になっているので、夏だからといってお鍋まで変える必要はありませんよ」とお伝えしました。
白米だったら一生食べ続けても飽きませんよね?
玄米ご飯も白米と同じように、一生食べ続けられ、どんなおかずとも相性が良いように考えぬかれた炊き方なのです。

これがむそう塾の玄米ご飯です。
見るからに優しくて白米のような感じがするでしょう?

 
 

玄米ご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

Sさんは早速愛クラス当日の夜に炊飯して、1回目の玄米投稿をされました。
理想的ですね。
学校のお勉強でもそうですが、習ってすぐ復習するのが一番正しく覚えられるのです。
そのためにむそう塾では、愛クラス(講座)の前にお鍋などを用意して、習ったらすぐ炊けるように準備することをおすすめしているのです。

Sさんは今朝の3時10分に2回目の玄米投稿をして来られました。
1回目から2回目の間にされたことが誠にお手本どおりで、お米を無駄にすることなく理想的な形でパスポートに到達されました。
お見事です!
2回目のSさんの投稿メールが実に素晴らしいので、こちらで記事にさせていただきます。

*   *   *

<Sさんからのメール>

中川さん、ご報告です。
福島に帰りました! 
落ち着いた環境でご飯が炊けています。
初投稿はせかせかした気持ちが玄米ごはんにも表れていたなぁ…と反省です。

今回は水実験や炊飯の流れをイメトレし、メモを見ずスムーズに炊くことができました。
玄米を炊く夢まで見ました(笑)。2回も。
教室で炊いたときよりもふっくら炊き上がり、一人で小躍りしてしまったくらいです。
どうぞご指導お願いいたします。

あまりに美味しくて、一口の量を欲張ってしまいました。
教室で炊いたときよりも皮感なく炊けました。
そして、精神的なものなのですが、幸せ感がふつふつと沸き上がっています。
愛クラスを受けた日曜日からずっと続いているんです。
なんなのでしょう、この気持ち。
主食が変わるとこんなにも気持ちに表れるものなのですね。

1年半このお米を炊いていたのですが、美味しさやパワーを全て殺してしまっていたんだなと気づきました。
炊き上がったあとのお米の顔が全く違くて。ありがとうって喜んでいるのがわかります。
今までぞんざいな炊き方をしてきたことに胸がきゅーっと締め付けられて、ごめんねと謝りました…。

愛クラスを受講できたことに、今さらながら感謝の気持ちでいっぱいです。
中川式すごすぎます…!
中川さん、出会ってくださりありがとうございます。

Sより

 
 

【これから開催予定の講座案内 最新版】

 
 
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震災時に暗闇でも玄米ご飯を炊いたむそう塾生

熊本地震の発生を知った時、真っ先に思い浮かぶのはむそう塾生のことです。
九州にはむそう塾生が何人もいるので、まずは安否確認です。
全員無事でしたが、熊本のむそう塾生Sさんのお宅は家が傾き、室内はグチャグチャになったそうです。
もう一人熊本にお住まいだったむそう塾生は、この4月から京都に引っ越されて来て、被害に遭わずにすみました。
しかし、ご家族が熊本にお住まいなので、複雑なお気持ちでしょう。

災害情報が入ってくるにつれ、私は2011年3月の東日本大震災のことを思い出します。
あの時にはむそう塾生が何人もあちらの方面にお住まいだったし、津波もあったので、危機意識とともに連絡を取り合いました。
その後全員と連絡が取れてホッとしたのですが、お米やお味噌やカセットボンベなどを送って、せめてご飯が炊けるようにと動いたのでした。
それからお一人、またお一人といただいたメールの内容がとても嬉しくて、その度に記事にしていたのでした。

山形のIさんからのメール(必読!)2011.3.13
今こそマクロビオティックを! 2011.3.18
暗がりの中で玄米ご飯を・・・ 2011.3.19

そこに書かれていたのは、むそう塾で習った玄米ご飯の炊き方に助けられたというものでした。
むそう塾の愛クラスではカセットコンロを使って玄米ご飯を炊く方法を教えています。
それは熱源の種類と火力調節のためなのですが、水とカセットボンベさえあれば、停電中でもガスが止まっていても、むそう塾生は美味しい玄米ご飯を炊けるのです。
東日本大震災の時、暗くて寒い室内にあっても、白米や玄米ご飯と温かいお味噌汁を口にすることが出来たむそう塾生は、どれほど心強かったことでしょうか。

いただいたメールを読んで、「ああ、むそう塾をしていて良かった。電気に頼らない方法を教えておいて良かった。」と何度思ったことでしょうか。
サバイバルの時でも生き残れるための知恵と暮らし方を日頃から実践しておくことは、こんな不透明な時代だからこそ必要です。
いざというときにすぐ実行出来ることは、日常的に慣れていることです。
電気炊飯器に頼らないでご飯を炊く方法、とくに玄米を炊く方法を知っていると、災害時の栄養面も精神面も不安にならずにすみます。
さらに、マクロビオティックの考え方を知っておくと、こんな時に不安度がまったく違って来ます。

あなたも普段から玄米ご飯を召し上がるようにしておきましょう。
玄米のミネラルや排出力があなたを助けてくれます。
4月24日()には「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を開催しますので、よろしければいらしてください。

 
 

玄米炊飯向き圧力鍋 マクロビオティック料理教室

 
 

(玄米炊飯のための圧力鍋 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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むそう塾生の赤ちゃんが産まれました

むそう塾生のおたに(47-3)ちゃんから昨夜ご出産のご報告がありました。
おたにちゃんは上級幸せコースの修了者で、マクロビオティックのお料理や、陰陽を暮らしに活かして生きる方法を実行してくださいました。
そして今回無事に自然分娩されて、母乳もたっぷり出てくれていると知って、私は心から安心しています。
自分の娘のことのように嬉しいです。
こうして体調に問題点を抱えた人がむそう塾に来られて元気になって行かれると、何だかホッとして肩の荷をおろした気がします。
当時のクラスメイトも近況をお知りになりたいと思いますので、記事にさせていただきます。

 
 

<おたにちゃんからのメール>

美風さん

こんばんは。おたにです。
3月9日に無事、第一子を出産しました。
3,360gの元気な男の子です。

予定日より1週間以上過ぎても陣痛が来ず、
助産院から提携の病院に移るリミットの朝にちょうど
陣痛が来て、予定どおり助産院で自然分娩で出産
出来ました。
産院に着いてから6時間ほどで出産したので、
初産にしては早く安産でした。
産まれた瞬間は本当に感動的で今までの人生で
一番幸せを感じました。

授乳も順調で、おっぱいも沢山出て赤ちゃんも無事
体重が増えていて一安心です。
寝不足で大変ですが、可愛いくてしかたない
赤ちゃんのために頑張ります。

いろいろ話したいことは尽きないですが、産後は
目が弱ってるそうなのでこの辺にしておきます。
取り急ぎご報告まで。

Na(47-3)

 
 

むそう塾生の赤ちゃん3

むそう塾生の赤ちゃん1

 
 

むそう塾生の赤ちゃん2

 
 

<マクロ美風より>

おたにちゃん、ご出産おめでとう!
2011年2月に初めて愛クラスに来られ、それから幸せコース、上級幸せコースとすごく変化して行ったおたにちゃんを頼もしく思っていました。
その後「マクロ美風の家事アドバイス講座」では、あなたの持ち前のセンスを確認できて、買い物の仕方が私と似ているなぁと思ったりしていました。
その後結婚もされて、そろそろOBENTERSに復活しようかと思っていたときに妊娠が判って、大慌てでしたね。

それにしても感慨深いのは、幸せコースに来られてアトピーを改善されたことでした。
アトピーの人が良くなって行くのは、私としても本当に嬉しくて、あなたの素直な実行力に感謝したものでした。
おたにちゃんの作るお料理がご両親にも喜んでもらえて、少しずつ自信を深めて行ったのも素晴らしいことでした。
お仕事の影響で体調が悪くなった時、環境の陰陽の大切さを伝えると、すぐさま転職して体調がちゃんと良くなってくれましたね。
あなたのその素直さは、人生を良い方向に導いてくれる財産だなと感じましたよ。

こうしてお母さんになって、これから子育てのことでも色々な疑問にぶつかることでしょう。
そんな時にはいつも陰陽で物事を考える癖を忘れないでくださいね。
そうすれば必ず道が定まりますから。
今回男の子を産めた体力に自信を持って、これからも逞しく生きてくださいね。
まずは大仕事をこなされてお疲れさまでした。

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, 体験談 | 14件のコメント

お料理をすると人生の不安が減ります(むそう塾生の実例)

マクロビオティック京料理教室 むそう塾生

 
 

(むそう塾生のsaayaちゃんとこつぶちゃん)

TwitterのDMでこのお写真を見つけて私は大興奮しました。
なぜなら、お二人の笑顔がとっても充実していて、自信にあふれた満ち足りた表情をされていたからです。

こつぶちゃんがむそう塾に初めて来られたのは2013年5月3日でした。
とても体調が悪くて(緊張のせいもある)、愛クラスの授業内容もろくに覚えていない感じでした。
案の定パスポート取得まで3か月半もかかってしまったので、とても疲れたと思います。
でも彼女は諦めませんでした。
翌年には幸せコースに通い始め、今は上級幸せコースに通っています。

誰でも最初は緊張するものですが、こつぶちゃんはその緊張が半端じゃないので、幸せコースの授業ではしょっちゅうアレッ?というようなことがありました(笑)
でも、上級幸せコースではそのメニューの豊富さや美味しさに魅了されて復習を続けているうちに、どんどんお料理が上手になって、それとともに楽しさが増えて来たようです。
毎朝のお弁当投稿も通じて、彼女の中に少しずつ自信が生まれて来たのを感じました。

こつぶちゃんは自分の作ったお料理をご家族に召し上がってもらって「美味しい!」と言ってもらえた体験を重ねるうちに、もう以前のこつぶちゃんではなくなって来たのです。
つまり上書きされたんですね。
強度の緊張感で体調を崩すということは、それだけ精神面が弱いということでもあります。
しかしそれは消化器系や呼吸器系が丈夫でないということの裏返しでもあります。
ですから精神面を強くするには、消化器系や呼吸器系を元気にさせる方法を取ることが有効です。

マクロビオティックでは陰陽五行を用いてそれらの対応ができますから、毎日の生活でそれを実践すればよいわけです。
毎日の生活にあるもの。それは食べることですね。
ですから、食べることを利用して改善に挑むと他の方法より成功率が上がります。
なぜなら、人は毎日何かしらを食べるからです。
その食べることを陰陽で意識してみること。それがマクロビオティックの考え方です。

むそう塾でお教えしているお料理は、すべてマクロビオティックの陰陽で洗い直したものですから、ご自分の体調に合わせてメニューやお料理方法を当てはめれば良いのです。
日々の食生活に陰陽の視点を持つだけでも人生は大きく変化して行きます。
そんな変化をしつつあるこつぶちゃんは、お友達にむそう塾の存在を教えていてくれて、そのお友達が今年の9月27日に愛クラスを受講されて、5回の投稿でパスポートを取得されました。
その人が上の写真で向かって左側のsaayaちゃんです。

saayaちゃんはこつぶちゃんとは対象的な人で、だから陰陽的に引き合うのでしょう(^^)
こつぶちゃんの陰性は優しさであり、思いやりであり、情感のこもったものです。
このような陰性は人間関係にうまく働きます。
毎日激務で大変なお友達のために、むそう塾で習ったお料理でお弁当を作って届けたこつぶちゃん。
その時の笑顔がお二人とも本当に素敵で、何度見てもこちらまで温かい気持ちになります。
嬉しいです。素敵なむそう塾生に感謝の気持ちでいっぱいです。

saayaちゃんは今後海外に行かれるご予定なので、幸せコースでお料理を学んでいただくことは出来ませんが、彼女がお料理をされたらきっと鬼に金棒の人生になると思います。
それほどお料理は自分に自信をつけてくれます。

何をしてもうまくいかない人、将来への展望が開けない人、そんな時には嘘だと思ってもいいからお料理をしてみてください。
お料理はあなたの五臓六腑に働きかけます。
お料理は不安を安心に変える力があります。
ご飯を食べられるというのは安心の源なのですから、それを生み出す行為をすれば不安が減るのは当然なのです。
あれこれ悩む暇があったら台所に立ちましょう。
男女を問わず!

 
 
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中川式玄米の炊き方はやっぱり凄い!

昨日は改めて中川式玄米の炊き方は凄いなあと思いました。
というのは、まったくご飯を炊いたことのない男性が、生まれて初めて玄米ご飯を炊いたのにパスポートレベルで炊けたからです。
かつて中学生の男の子が1回の玄米投稿でパスポートをゲットしたことがありましたが、炊き方さえ正しく伝われば、中川式は物凄く計算され尽くした簡単な炊き方なのだと改めて確信しました。

事前にお鍋の調子と炊飯手順を水実験で確認し、教えられたとおりに炊飯すれば良いだけです。
1分の狂いもなく忠実に再現できれば、あのふわふわの美味しい玄米ご飯が炊きあがるのです。
それを阻むものが道具の準備不足であったり、タイムへのアバウトさであったり、既成観念だったりするのでしょう。
つまり、炊飯経験はなくても美味しく炊きあがるということです。
この方法はある意味画期的なことです。

実は昨日のNaさんは私の息子でした。
恥ずかしながら彼は今までに一度も炊飯をしたことがなかったのです。
(その年令まで炊飯もさせない親の顔が見たいと石を投げられそうですが・・・。)
彼が愛クラスを受けるに当たって、私は一つだけ言いました。
絶対メモを取らずに中川さんの手元をしっかり見て、数値は覚えなさい。
メモは手順だけ新幹線の中で書きなさいと。

家で実際に炊く前に、彼はしげしげと圧力鍋のフタを長い間観察していました。
きっと構造を知りたかったのでしょう。(やはり男なんですね。)
次は水実験です。中川さんがデモで見せてくれたような手順で、シューまで行ないました。
さて、いよいよお米洗いからスタートです。
圧力鍋の重さに戸惑っている手つきです。
音を立てないように慎重に扱っている姿をみて、中川さんの話を覚えていたんだなと思いました。

さあ、いよいよ炊飯開始です。
手順は頭に入っていたようですが、なにぶんにも初めてなのでオロオロヒヤヒヤしています。
教えられたとおりにタイマーと鍋の中に全神経を注いで、片時も鍋のそばから離れずにつきっきりです。
湯気の量が途中から少なくなっていくので心配になって私に一度聞きました。
そこで私は鍋の中の今の状態を説明すると納得していました。

蒸らし中は体中を耳にして全神経を音に集中しています。
『鍋の中の音が変わるんだね』などと言いながら。
(なかなかいいところに気がついたぞ。そうなの、鍋の中は刻々と変化しているからね。)
タイマーの音が鳴ってカシャンという音を聞いた時には、二人で大喜びをしました。

*   *   *

玄米投稿をしてからは、親子でドキドキして中川さんの記事を待ちました。
いつしか私も投稿者の気持ちになって、みんなこんな感じで記事を待っていてくれるんだなあと思いました。
いよいよ記事がアップされました。
中川さんの記事からは思いがけないパスポートの文字が(゚д゚)!
『どうしましょう!』というのが実感でした。
息子の様子を見ると、びっくりしながらも嬉しそうでした。

何だか拍子抜けすると同時に、まだ目の前の展開がよく分からない息子は、よそったご飯を一口食べたり、写真を眺めたり、ウロウロしていましたが、食べかけのご飯がいつまでたっても硬くならないことを不思議がっていました。
というのは、彼は幸か不幸か某所で硬い玄米ご飯を食べ続けた日々があったので、玄米ご飯は時間が経つと硬くなるものだと思い込んでいたのです。
しかし自分が炊いた玄米ご飯が時間が経っても硬くならないので、そのことに感激したようでした。

ここでちょっと話を戻します。
愛クラス当日、お土産用にほんの少しだけもらった中川式の玄米ご飯を、夫が翌日のお昼にいただいたそうですが、まったく硬いことはなく、ふんわりと軟らかかったと息子に話していました。
そうなんです。中川式の玄米ご飯は冷めても美味しいのです。というか、冷めるとまた別の美味しさが顔を出すのです。
これは「温かい=軟らかい」「冷たい=硬い」だけではなく、「冷たい=軟らかい」炊き方があることを物語っています。

息子は自分の手で軟らかい玄米ご飯を炊きあげられたことが何よりも不思議な感じらしく、狐につままれたような顔をしています。
そういう意味では某所の硬い玄米ご飯経験も無駄ではなかったのかなと思います(笑)
今回の経験で息子は一気に玄米に対する認識が変わったようでした。
臭い・硬い・美味しくないのが玄米。
私はそんな玄米ご飯は食べさせていなかったのですが(笑)、いつしか某所で上書きされてしまったようです。
母親がすることは当たり前すぎて価値を見出していなかったということですね(泣)

*   *   *

ところで、息子は中川さんのことが大好きです。
車のこと、カメラのこと、パソコンのことなど、何を話しても中川さんの世界は広くて教えられることばかりだったからです。
息子の周りには中川さんのような尊敬出来る大人の見本がいなかったのですが、その大好きな中川さんから直接教わることが出来る嬉しさが彼にはあったのです。
ですからきっと息子は嬉しい気持ち全開で炊飯に向かったことでしょう。

誰かを信じて、誰かを尊敬して自分に出来ることを増やして行くのはとても恵まれたことです。
中川式の炊き方をそのとおりに実現しようとした息子の純粋な気持ちが玄米ご飯を軟らかい炊き上がりにしてくれたのかもしれません。
ですから、忠実に手順どおりに炊けば中川式の炊き方は簡単に玄米ご飯が軟らかくなる方法だと、息子を通じて再確認したところです。

きっちりと数値化して誰にでも美味しい玄米ご飯が炊けるようにした中川式玄米の炊き方は、やはり画期的な方法だと思います。

 
 

松茸ご飯 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(松茸の炊き込み玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博/マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

 
 
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