格調高い「巻き寿司 ちらし寿司」

美味しい美味しいお寿司の講座が終わりました。
技術的にも幸せ的にも、いかにも上級幸せコースらしい充実した内容でした。
一般的な甘ったるいお寿司ではなく、一つひとつの素材の味が殺されない「中川式すし飯」と具の味付けでした。
そしてその前に大事なことは、しっかりと中川式玄米ご飯が炊けているということです。
これがパスポートレベルに満たない炊き上がりでは、あの美味しいすし飯は不可能になってしまいます。

巻き寿司は白米のご飯で作りました。
白米であってもちゃんとお寿司が作れるむそう塾生であってほしいからです。
そして日本の伝統料理をきちんと受け継いでほしいからです。
巻き寿司の大事なポイントを何点か確認しましょう。

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巻き上げるときの最後はこんな指先です。
内側に指を丸めてね。

 

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(最後はこれで手を離します。

 

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巻き終わると後は勝手に海苔がご飯を締め上げます。
あまりきつく巻くと、この時に海苔がパンクしてしまうのでご注意を。

生まれて初めてお寿司を作った人がいました。
それでも美味しくて感激されていました。
初めてのお寿司を中川さんから習えるなんて、なんという贅沢でしょうか!
羨ましいぞ!(笑)

中川さんのすし飯はまさに「中川式」と呼ぶにふさわしく、格の高いお上品な味付けでした。
出来上がりのお味は、オーケストラのように全体で奏でて一つになるように計算されていました。
美味しいだけでなく美しいお料理「お寿司」。
いかにも日本人の繊細性を反映したお料理だと思います。

*   *   *

ちらし寿司は包丁仕事の集大成でもありました。
こんな美しいお料理を作れるむそう塾生って、やっぱり素敵だなっ!
木の芽のお上品な使い方もお勉強になりましたね。
さすが中川さん!
いっぱいいっぱい勉強になったお寿司講座。
ぜひ「我が家の味」としてお子様にも伝えてあげてください。

 

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(by 中川善博)

 

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