大詰めになってまいりました。
今日はFuさん(35-11)からです。
なぜかトップを飾る事が多いのは投稿時間が昼過ぎ
だからでしょうね。
「とにかく意地で繋げました!切れてません!」
という感じの作品です。
まずはそれでいいのです。 強い意思をもって何事
かを成すというのが大事なのですから。
まずはつながること。其の次は一定の厚さに剥くこと。
其の次はいよいよ
「マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻む」です。
それには同じ幅で刻む練習もしなければなりません。
あなたが刻んだ大根の断面を見てください。
四角、三角、台形、菱形、平行四辺形、板、テープ等々
いろいろアソートされているでしょう?
これではダメなのです。 すべてのケンの断面は
正方形でなくてはなりません。 タテケンもヨコケン
もです。 すぐに修正をしましょう。
次はIsさん(25-2)です。
大根はほぼ完璧です。平常一品ではこれ以上のキレは
出せません。 充分に料亭で使えます。
大根が剥かれたいように剥かれています。
造りが載りたくなるようなケンですね。 これは美味いぞ。
生姜は40点。
まだ「折れやすい」とか「割れ易い」とかを気にしすぎ。
それに横に写っているのはひょっとしたら芯ですか?
私ならここからまだ何周も剥きます。
芯はタバコより太くては許されません。
やり直し!
次はKoさん(26-12)です。
少し円錐癖が取れてきました。 いいですね。
視線と姿勢が正されてきたのでしょう。
左の親指は大根の中心より上気味に。
右手の親指は大根の下から1/4くらいのところに。
その2本で刃に向けて平行に送り出してやって下さい。
右手はひたすら柔らかく面圧を当て続けるのです。
次はHiさん(43-5)です。
クチナシの白い花お前のような花だった。
死んだ家内を思い出します。
「抜く」という事も必要です。
抜き差しならないという言葉があるように、我々は
陰陽の世界に生きておりますので、頑張って力や氣を
込めたものは時には抜かなければ閉塞感で域が詰まって
しまうのです。
忙中閑あり いろんな言葉で古人はわれわれ未熟者を
諌めてくださっています。
たまにはのんびり。
次はKiさん(21-3)です。
厚さが整ってきましたが、硬さが見えますね。
力みがまた再現してきたのでしょうか?
それとも大根が少し古くてコンプレッションが低い
のでしょうか?
芯が葉巻型になっています。
これは大根を送り出す左手に力みが在るときに起こり
ます。 要チェック項目です。
どんどん練習して下さい。ラストスパートです!
次はTaさん(22-10)です。
包丁の研ぎがまだまだで在ることが解ったとありますが、
私が刃を正しく修正してあげたものがもうすでに変な
癖がついてしまっていると云うことでしょうか?
それはまずいです。正しく研ぎましょうね。
かなり安定してきたので、次からぴら〜んとヨコケンを
投稿して下さい。 切れてもでこぼこでも恥ずかしくても
かまいません。思い切り恥をかくつもりで挑むのです。
待っています。
次はMiさん(23-3)です。
まだ厚い薄いが激しいですね。 手でこじながら剥いて
いるのが動画からもわかります。
右手が複雑な動きをするのです。
面圧をあてたまますなおに上下するのです。
右手でこねてはいけません。
包丁がまだ切れないのかもしれません。
刃先の画像も見せてくだされば判断します。
お送り下さい。
終わります。
今日から幸せコース7月の授業が始まりますので準備に
入ります。
朝に投稿して下さった分は今夜記事にアップします。
お待ちください。

























































































