いったいこの人はいつまで力んでいられるんだろう?とあるときから私の興味の対象とたりました。
人はそんなに長くは力んでいられないのです。 なぜなら人は元来怠け者ですから楽な方を選ぶからです。 ずっと力み続けるより脱力したほうが長続きするのを身体が気づくはずなのです。 が、この方は気づかずに力んだまま上達してしまいました。
ある程度まで薄く長く続くようになったのですから、違う意味で練習は嘘をつかないということを証明されたのです。 すごいですね。
でも本当の面圧と脱力に気がついた時あなたはするする紙のような桂剥きをするでしょう。
練習をやめなければ。
[youtube width=”550″ height=”344″]http://www.youtube.com/watch?v=sp_qa5xgKX8[/youtube]
[youtube width=”550″ height=”344″]http://www.youtube.com/watch?v=0FR2vosdLHQ[/youtube]
最終投稿メールにあった文を転載します。
以下
中川さん、こんにちは。
本当にいつもご指導ありがとうございます。
桂剥き投稿を通して、また自分の事を知りました。
むそう塾にお世話になるまで、私は自分のことを「ぐずで、のろま」だと真剣に思っていました。
小さい頃から「おまえはぐずだから・・・」と言われてきたので。すごい思い込みです。
でも実際は、桂剥きの自分の動画を見て気づいたのですが、とんでもなくせっかちで「早く早く」と心のかけ声が聞こえそうな桂剥きでした。「何をそんなにいそいでいるの?」と、昨日自分に問いかけてみました。中川さんに変わりたい、変わりますとお伝えしたのに自分の観念にとらわれて全然変化のない自分を痛感しています。
私の桂剥き投稿の1ヶ月は、実に私らしい、固くて力んでいてもったいない時間の使い方でした。お恥ずかしい話ですが、この間練習をお休みしたのは、たった1日です。いかに皆さんより大根と時間を無駄にしたか・・・
そして、何度か泣いてしまいました。心の有り様がびっくりするくらい大根に現れました。
中川さんのよくおっしゃられる、びくびくして行動しないのはいけないけど大雑把はもっといけない。これは私のことです。せっかくお教室で動画で中川さんに学んでいるのに、私のは切り取った絵の集まりだなと思います。本当にもったいないです。無駄を省いて速さを出す、力みを省いて優しさを出す。これから生活の中でも心で唱えていきます。今すぐにわからずとも、ふっと気がつく人になりたいです。
「なりたい自分、生きたい自分になる。」
中川さん、美風さんに出会えて私は今ここを生きるということを、すごく感じるようになりました。桜沢先生のご本にも
ありました「まことの国」にはまだまだ遠く、でもお二人について行くことで入り口に近づけるようにがんばろうと思っています。生まれたてのひよこの気持ちです。(超合金みちよんですが)中川さんの深い優しさに癒されています。美風さんの爽やかな風に癒されています。こんな私ですが以前より自分のことが好きになりました。
まだまだ桂剥きの道は遠いですが、あきらめずがんばります。
ご指導よろしくお願いします。
今から、また大根を剥きます。
以上
お疲れさまでした。