10月27日の玄米投稿

塾生さんの中川式玄米炊飯投稿は


先ずはInさん(42-8)からです。

入れた水を無駄にせずに炊けるとこうなります。
あなたが水加減した水はこれぐらいでした。
あたらしい米が届くまで休むなんて思わないで下さい。
あなたは圧倒的に炊飯の回数も経験も少ないのです。
前にも申しましたね。
目の前にある米は全て炊いてやる!くらいの気概が
出てくれたら良いのですが。 どうもまだまだ陰性
ですね。 ファイトです!
次はIzさん(42-3)です。

もっちり炊けましたね。 皮感もなさそうです。
バランスの悪さは回数を重ねて行くうちに解消する
かもしれません。
かもしれませんと書いたのは炊飯に見え隠れする
あなたの気構えのバランスの悪さによるのです。
食べ物が悪いからバランスを崩すのか、バランスが
悪いから炊飯した飯のバランスが崩れるのか?
鶏と卵の関係のようですが、なんとしても安定した
心身を築かなければなりませんね。
しっかり省みてみましょう。
次はSaさん(34-3)です。

よく水を含んでふっくらと炊けていますね。
薄焦げがついていないので少し加熱が足りなかった
ようです。 次回はそれで圧も保つでしょう。
浸水時間は1時間でよいでしょう。
パス品質に近付けるには1000米で1300水で
薄焦げが付くように炊いてみてください。
一番パスに近づくのが早いでしょう。
次はTaさん(42-2)です。

この飯の硬さは濃い焦げができるほどの火加減で
炊いたために蒸気が余分に逃げたことによる結果です。
仕方がないことです。
それよりも味の甘さ、皮と澱粉部分の一体感、調和。
これを黒焦げ指令で感じて欲しいのです。
でないとこのまま薄焦げに移行した時に、指令前の
飯にただ戻っただけになり、やった事が無駄になって
しまいます。
あなたには感じる炊飯をして欲しいのです。
黒こげ指令を出した時にあなたが一番にした事は何
でしたか? 過去記事で過去に黒焦げ指令を出された
塾生の投稿をつぶさに分析して傾向と対策を事前準備
して、過去記事で奏功した人の結果に似た飯が炊ける
ことを目的にしていませんでしたか?
私にはあなたの黒こげ飯には「恥じらい」を感じませ
んでした。 「あ、計画通りにちゃんと炊けたんだな」
という安心感のようなものを感じました。
黒こげ指令の真の目的はそうでは無いのです。
あなたはどう思われますか?
次はTaさん(42-1)です。

朝早く炊くだけで、午後や夜に炊くよりも陰性に炊け
るんだな。ということが体験できましたね。
炊いてみて学んで行くのです。 自分が体験して得た
ものだけが真の情報です。 それ以外は人の情報です。
ご主人が今黒こげ炊飯をしても、過去記事や奥様の炊飯
データを参考にされるでしょうから無意味ですね。
それにあなたは男性ですから、本来お持ちなはずの
「男の陽」を飯に投影するだけでこおばしい美味い
飯が炊けるはずです。
あなたの中の男を覚醒させることを望みます。
貴重な男性マクロビアンです。草男ではだめです。
艶のある猛々しさ。これが大事なのです。
次はMoさん(42-4)です。

私は見ていて水加減が多いとは感じ何のですが、食べて
いる方がそう感じるのでしたら減らしてみましょう。
かならず毎朝のお通じのチェックを怠らないようにして
ください。 少しでも粒が出るようでしたら水を減らし
てはいけません。腸に負担をかけているからです。
30分炊飯30分蒸らしの時はもう少し焦げがついても
大丈夫です。 バランスです。
次はKoさん(41-7)です。

とても140%もの水を入れた炊きあがりには見せません
ね。 硬そうです。
どこかで入れた水が無駄に脱げていっています。
それがどの行程で逃げているのか追求しましょう。
それでも見つからなければ、消耗部品の汚れや劣化
を疑います。 それでも無ければ鍋の故障を考えます。
とにかく炊飯回数が少ないです。経験値が小さすぎて
自分の中に成功失敗のデータが無さ過ぎるのです。
それでたまに炊飯しても単発での結果にしかならずに
進化が遅れている現状です。
もっと集中して炊飯に向かってみましょう。
一生炊飯に集中するわけでは無いのです。
上手になるまで一気に練習する。これが大事なのです。
終わります。
急に気温、季節が動いています。
変化に取り残されないように。
起きた時の肌や頸椎で感じる気圧、気温、湿度など
米を洗う時の水温、その水に触れた瞬間の玄米の
表情や変化。
これらは炊飯する人間だけに与えられた(許された)
一級のエンターティメントだと思うのです。
真剣に遊ぶという大人の目標として炊飯ほど相応しい
ものは無いのではないでしょうか。
米の国にうまれたからには。

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コメント

  1. kyoro より:

    中川さん、こんばんは!
    投稿中のみなさま、お先にコメント失礼します

    >真剣に遊ぶという大人の目標として炊飯ほど相応しい
    >ものは無いのではないでしょうか

    今日の炊飯中まさにそんなことを思っていました
    日々変化する水温・気温・米の表情などをきちんと見極めて炊飯する・・・こんなに楽しいことはないなぁと

    気温・水温・米の表情・火加減・米袋を開けるタイミングなど自分が感じたままに炊飯した玄米ご飯とようやく対面できる瞬間がたまらないです

    そして蓋を開けた瞬間に感じる何か・・・この感覚が大好きです
    上手く言葉にできないけど感じる何か・・・コレがすごく核心をついていたりするんですよね~

    洗米の時からずっとお米を見つめ続けているからこそ、蓋を開けた瞬間そして食べたときに次の課題が見つかるんだと今さらながらようやくわかりました
    中川式玄米炊飯の奥深さを痛感しています

    玄米投稿中はそんな余裕なんて微塵もありませでしたけど(笑)
    投稿中のみなさんにもぜひ中川式玄米炊飯の奥深さ
    そして醍醐味を感じながら炊飯していただけたらと思います
    みなさん頑張ってください!

  2. Mo(42-4) より:

    中川さん、皆さんおはようございます。ご指導ありがとうございます。

    >これらは炊飯する人間だけに与えられた(許された)
    >一級のエンターティメントだと思うのです。

    中川さん、私も同感です。kyoroさんと同じく、私もお勝手を預かる者だけが味わえる醍醐味なんではないか、なんて楽しいんだと感じています。気温が下がり、雨が降り、台風がくる。さぁ、どうする?と、自然と玄米に試されているような。受けて立とうじゃないか!と、なんだかワクワクしています。

    季節を感じる自分の感覚の中に、また一つ新たなアンテナが設置されたような気がします。あ、もともとあったのに使っていなかっただけですね。今日も炊飯頑張ります!

  3. In(42-8) より:

    中川さん、投稿中のみなさん、こんにちは。
    いつもご指導ありがとうございます。

    わたしは毎朝仕事へ行く前に炊飯しているのですが、今回投稿の炊飯はお昼でした。
    中川さんからTa(42-1)さんへのコメントの「朝は午後や夜炊くよりも陰性に炊ける」ということを、なるほどなと思いながら拝見しました。
    いえ・・・陰陽もまだよくは理解していないのですが、ただ朝炊くときの気持ちとこの日の気持ちはなんだか少し違いました。心のゆとりかもしれませんが、気持ちよく炊飯できて嬉しかったんです。
    この感覚を忘れないで、朝の炊飯も頑張っていきます。
    これからも毎日炊きます!!
    Kyoroさんのコメントのように色々感じる余裕はまだないですが、いつかそうなって、広がる世界を想像し楽しみながら頑張っていきます。
    宜しくお願いします。

  4. Ta(42-2) より:

    中川さん、みなさん、こんにちは。

    中川さん、心に沁みるご指摘、ありがとうございます。
    「黒こげ指令の真の目的」、わかる(つもり)のですが、
    じゃあどうすればよかったか、これからどうすればよいのか、
    今は正直「わかりません」。

    わからないなりに、頭で考えずに、
    今日も炊飯してみます。

  5. Ta(42-1) より:

    中川さん、みなさんこんにちは。
    いつもご指導ありがとうございます。

    今回は、とても貴重な体験ができました。
    時間とその時の自分の状態と炊いた結果によって
    ひとつ体で憶え込まれた気がします。
    スポーツを憶えるのに似ていますね、はやく次を
    炊きたくなりました。

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