鱧骨切り特訓講座の復習  Kuさん(100-2)

おろすのは さすがの上手さですね 問題ありません。
新調した骨切り包丁の長さと重さに負けています。24のときは重さと長さを前腕の力でなんとかねじ伏せて来られましたが 今度のはそうは問屋がおろしてくれませんでした。
持って振った瞬間に腕が「やば、重いぞこれは」と本能的に感じ取って即座に脳が力を込めろ指令を出しました。 力を込める=陽性の働きが起こります。
そこでどうなったかというと 大事な「包丁の重心とSSを感じながら振る」ことを忘れ、力でなんとかしようとしたのです。
そうなると今刃がどこにあって前が低いのか後ろが低いのか、骨の上なのか下なのかわからなくなって尻もちついたり骨が残ったりすだれになったりしたのです。
右手全体がリキコさんですが特にすぐ治してほしいのが包丁の握りです。
親指側に「内転」しすぎています。ケンを刻むときのような持ち方で上から下に向けて力で押しています。
桂剥きのときに教えたのを覚えていますか? 刃はての平の方向に進もうとします。
もっと握りを外転させて包丁を吊り下げている感覚で打ちましょう。

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コメント

  1. さとこ より:

    中川さん、診ていただきありがとうございます。
    動画を見ては、親指がどうして27cmだとこんなに外れるのだろう、と24cmと持ち比べていたんですが、手のひらの向きに意識がいっていませんでした。急に尻餅をつき始めたのも、SSが長さと重さで感じられていなかったのも納得で、やはり迷わず投稿してよかったです。次の練習が楽しみです。

    • nakagawa より:

      さとこさん コメントありがとうございます。
      右手で重くて長い包丁を吊り下げる感覚、中指の上でヤジロベェになっている感覚って言えばわかるかなぁ。
      やじろべぇやテコやシーソーが入り乱れているのです。 
      ややこしいですが そこには一切の力みはありません。判断材料にしてくださいね。

      • さとこ より:

        中指でヤジロベェ、分かりやすいです!
        尻餅ついたり、前にひっかけたり派手にやった分、中指でヤジロベェをイメージすると力みがとれ、手のひらの向きも定まります。←Airベースなので、これを実践でどこまで再現できるかチャレンジします。

        • nakagawa より:

          さとこさん コメントありがとうございます。
          はい、実践でやってみましょう。
          もう1ステージ上に登るとさらに美味しくなるでしょう。

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