中川式出汁巻き玉子の授業風景(動画付き)

今年も幸せコースで出汁巻き玉子の授業を行ないました。
私はあっちこっちアドバイスにまわっていたので、皆さんが焼いているところの写真がありません。
でも、中川さんが焼いているところを動画で撮っておきましたので、ご参考になさってください。
特に一番下の動画では、出汁巻き玉子になぜ強火が必要なのかを力説しています。
じっくりコースの方も、満足コースの方もご覧になると参考になるかと思います。

むそう塾 出汁巻き玉子2014.12 1

(中川式出汁巻き玉子をボーの最大火力で焼いているところ)

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子2014.12 2

(これから巻かれる玉子の表面は乾いていないことがポイント)

 
 

(日曜クラス)
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前の日(土曜クラス)にはこんな場面もありました。
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自分の体を治すのは誰なのか?(三浦直樹医師の言葉も引用)

食べ物をコントロールして健康な身体に近づこうとする場合、場合によっては一時期制限した方が良い食べ物もあります。
しかしそれは我慢ではなく、自分の意志で「健康になろう!」とどれだけ真剣に思えているかで結果が異なります。
なぜならそこにはストレスが介在するからです。
ストレスほど厄介なものはありません。でもこのストレスはとても個人差があります。
不健康の原因をしっかり突き止め、それを改善すべく前進するときは、ストレスは軽減されることが多いはずです。
気持ちが前向きになれるかどうかが大きな鍵を握ります。

自分のことは自分でする。
これは日常生活では当たり前ですが、体調不良や病気になった場合でも同じで、誰かに頼るのではなく自分で改善するように動くのは当たり前です。
病気になったことを不幸だと思うのではなく、自己改革のチャンスだととらえられたら良いのですが、なかなかそんなふうには行きません。
病気になった者にしか分からないつらさも痛みもあるし、複雑な心理状態もあるので、軽率なことを口にすることは出来ませんが、人間はどんな場面であっても前向きに考えられる方が強いことは確かです。

知人の三浦直樹医師がFacebookで次のような記事を書かれていました。
患者さんが医師に匙加減を求めるお気持ちはよく分かりますが、自分のことを一番よく知っているのは自分なんですよね。
そんな当たり前のことを三浦医師は書いていらっしゃるのですが、それでも具体的に目安を教えてほしいと思う人は後を絶たないでしょう。
そのくらい自分の身体を他人任せにしてしまう人は多いのです。
でもね、私は声を大にして訴えたいです。
たった一度の人生なんだから、自分の身体は自分が責任をもって管理しようよと。

三浦先生の次の言葉をしっかり咀嚼してほしいなあと思います。
医師や専門家の意見を聞くべき部分と、自分で決めるべき部分をしっかり見極めて、自分の体の声もしっかり聞いてあげてくださいね。

 
 

<三浦直樹医師の記事より>

【それを聞く相手は、誰でしょうか?】

食事療法のお話をしているとよく聞かれるのが、甘いもの、アルコール、動物性食品などをどれぐらいの頻度で、どれくらいの量なら摂っていいですか?という、ご質問。

全く知識のない方には、もちろん基本的なお話しさせていただくのですが、当院に来られる患者さんの多くは、そういう食べ物の過食は良くないと知っておられます。

知った上で、『どれくらいまでなら大丈夫でしょうか?』と、私の顔色をうかがうようにお尋ねされる患者さんに対するお答えは、

『自分の体に聞いてみてください。私の中には答えはありません。答えはあなたの体の中にのみあるので、ご自身のお身体と対話して、自分がどういう人生を送りたいかをよく考えて、自分で決めてください』とお答えさせていただいています。

体調や検査データでもある程度分かると思いますし、ストレスの度合いなども個人によって違います。

かなりストイックな生活に他人からは見えても、ご本人の健康になりたいという意思がしっかりしている上なら、そんなにストレスになっていないことも多いようです。

逆にストレスまみれで頑張り過ぎても、これはどうかと。

ですので、本当に個人の判断だと思っています。

(もちろん、摂り過ぎは注意しますが、リスクを知った上で摂りたいと言われたら、それは個人の自由ですよね)

さらに

『私(三浦)がこれくらいまでなら大丈夫ですよ、とか言って、それで症状が悪くなったり、再発したりすれば、あなたは三浦の指導が悪かったせいだと思うでしょ。それで私のせいにしたり、別の医者や治療家の所へ行ったところで、いつまでたっても自分の身体と向き合えないし、自己責任・自己選択で自分の命を全うすることができませんよ。

これは他の治療法の選択に関しても同じですが・・・』

というお話をさせていただきます。

参考データのご紹介や、治療法のアドバイスはさせていただきますが、まずはきちんと自分自身のお体に聞いてみてください。

ある程度、答えは出るはずなんですが・・・

私のお仕事は、『これくらいまでなら、大丈夫ですよ』という免罪符を発行することではありません。

自分の体に、一番責任を持たないといけないのは誰ですか?

一番意見を聞いてあげないといけないのは、誰ですか?

医師や専門家の意見を聞くべき部分と、自分で決めるべき部分をしっかり見極めて、自分の体の声もしっかり聞いてあげてくださいね。

私も時々、飲みすぎる事もありますが、その後は自分なりに調節しているつもりです(>_<)

自分とうまく付き合って、程々に上機嫌で過ごすことが大切だと思いますね(^O^)

 
 

ふろふき大根 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(ふろふき大根 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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30年来の便秘だったのに中川式鉄火味噌と中川式糠漬けで薬が手放せました!

嬉しいご報告がありました。
むそう塾生のお母様が長い間便秘で体重も38kgだったのに、中川式鉄火味噌と中川式糠漬けで30年来飲んでいたお薬が手放せたそうです。
毎日自然にお通じがあるそうで、とっても嬉しくて涙がにじんできました。
そのうえ、体重が2キロ増えて40キロになったそうで、お薬を手放してから胃腸が自力で吸収を始めたのだと知って、お嬢さんが驚かれています。
せっせとお母様のためにお料理を作ったり、糠漬けを運んだりしたことが実ってこの日を迎えられました。
本当に良かったと思っています。
これからはもっと体重が増えて、お母様にパワーがついて来るようなお食事を教えてあげたり、作ってあげられたりするといいですね。
中川式の鉄火味噌は知らず知らずのうちに体力をつけてくれますので、毎日少しずつ摂っておくと効果的です。

中川式鉄火味噌 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:子象さん)

 
 

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煮物は中庸のお料理方法なので心身を穏やかにします

日本料理の何が一番素晴らしいかって問われたら、私は迷わず煮物をあげます。
これは好き嫌いの問題ではなく、身体に与える影響から考えた結果です。
「煮物=ことこと」という印象がおありかも知れませんが、まさにこの「ことこと」を保つ火加減がとても良い癒やしになるのです。
炒めものや揚げ物では得られない優しい火加減と水分。
これが体の中の小宇宙と響き合って、精神的な安定感や安心感をつれてきます。

あなたが毎日召し上がる食べ物の中に、美味しい煮物はありますか?
お出汁や野菜の旨味をたっぷり含んだ煮物は、身体に優しく作用して体調を整えてくれます。
下の写真はむそう塾の幸せコースで11月にお教えした「中川式筑前煮」です。
地鶏と根菜類の旨味がグッと凝縮して、それはそれは美味しいお料理です。(お汁も飲み干す美味しさ!)
私はこの筑前煮をいただくと、お通じがとても良くなります。
根菜類の力ですね。

マクロビオティック料理教室 むそう塾  筑前煮

 
 

(中川式筑前煮 料理:京料理人 中川善博)

最近怒りっぽいな、イライラしてるな、そんな人は煮物不足を疑ってみてください。
しっとりとしたお料理は召し上がるのも良いのですが、作る人が一番その恩恵を受けます。
やさしく立ち上がる湯気を見ているだけでも心が落ち着きます。
手間をかける人の特典ですね。
ですから私はぜひ煮物を作ることをお勧めします。

むそう塾では、幸せコース・上級幸せコースを通して、たくさんの煮物がカリキュラムに入っています。
プロが作る美味しい煮物が家庭の味として自分でも作れる贅沢なコースです。
改めて煮物が精神的に及ぼす影響の強さを自覚して、穏やかな日々が送れるよう煮物上手な人になってください。
煮物は焼き物や揚げ物と違って、冷めても美味しさがキープできるのが素晴らしいところです。
日本の食文化にバンザイ!

なお、煮物はマクロビオティックの陰陽でみると、大半が中庸になります。
これで穏やかな気持ちになれるのも納得ですね。

 
 

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白米のお餅と玄米のお餅を食べ比べたことがありますか?

マクロビオティックを知ってからはお餅も玄米にしていた私ですが、なかなか美味しいお餅に巡り合わず、ある意味妥協して食べていました。
もうかれこれ9年くらい前でしょうか、マクロビオティックではお世話になっていたある社長さんがご紹介してくださったお菓子屋さんの玄米餅がとても美味しかったのですが、材料が品薄なため他に教えないとの約束でした。
そんなとき、京料理人の中川善博さんがプロデュースされた玄米の「本豆餅」が登場して、さらに「玄米餅 あもさん」も登場したのでした。

その美味しさにホッとして、それからは「京まくろび」の「あもさん」から浮気したことがありません。
昨年購入された方が次のような感想を送ってくださったそうです。
「昨年初めてあもさんをいただいて、その美しさなめらかさ伸びやかさに驚きました。今年も心待ちにしております!」

そうなんです。
玄米餅とは思えない白さとその伸びが特長なんですが、しっかりとしたコシがあるのです。そこが玄米餅である所以です。
何と言っても凄いのは白米のお餅にはない味の深みですね。
すでに召し上がった塾生さんの感想によれば、「この玄米餅を食べると白米のお餅が物足りなく感じる」とのことでしたが、まったく同感です。
先日も上級幸せコースでお雑煮を作ったのですが、皆さんが「美味しい!」と異口同音でした。
お椀の下の方にそっと鎮座している姿は、玄米であることを忘れさせますね。

マクロビオティック料理教室 むそう塾 鴨雑煮
       (玄米餅を使った鴨雑煮 料理:京料理人  中川善博)

そして、白味噌を使ったお雑煮。
まるで絹のような餅肌です。
それにしても色白ですねぇ。

マクロビオティック料理教室 むそう塾 白雑煮
       (玄米餅の白雑煮 料理:京料理人  中川善博)

ということで、私は白米より満足できる美味しい玄米餅として、この商品をお奨めします。
何だか、下の写真だと美味しさが伝わりにくいような(笑)

マクロビオティック料理教室 むそう塾 玄米餅
       (玄米餅 あもさん 京まくろびにて販売)

 
 

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