11月の幸せコースは煮物の授業です。
煮物のお持ち帰りがありますので、色々な大きさの密閉容器を持参なさってください。
注意点は次のとおり。
・煮汁の出ないように、しっかりフタが閉められるものであること。
・重ねると形が崩れるので、浅いタイプの容器も揃えること。
・予備として小さい容器も持参すること。
最低限必要な容器の大きさは次のとおりです。
・1000cc 1個
・ 500cc 1個
・ 300cc 1個
・ 200cc 1個


(昨年度の例)
「ほんまもんのマクロビオティック」がむそう塾にあります。
11月の幸せコースは煮物の授業です。
煮物のお持ち帰りがありますので、色々な大きさの密閉容器を持参なさってください。
注意点は次のとおり。
・煮汁の出ないように、しっかりフタが閉められるものであること。
・重ねると形が崩れるので、浅いタイプの容器も揃えること。
・予備として小さい容器も持参すること。
最低限必要な容器の大きさは次のとおりです。
・1000cc 1個
・ 500cc 1個
・ 300cc 1個
・ 200cc 1個


(昨年度の例)
今月「むそう塾 煮物コース 夏秋編 2016」を修了した塾生さんからの復習メールが、まさに「中庸のマクロビオティック」そのものだったので、記事にして皆さんと共有させていただきたいと思います。
お名前をAさんとしておきます。
<Aさんからのメール> 抜粋
わたしの最近の率直な気持ちです。
わたしは経済的にすごくお金持ちになっていませんが
誰より美味しい料理を教えていただき
それはお金より豊かな財産である、という事に気がつきました。
豊かな料理ができる自分がいるのです。
こころ強いです。自分。
それを伝えていただいた中川さんに感謝です。
ありがとうございました。
こころは大金持ちです。
<マクロ美風より>
Aさんは毎回きちんと復習をされて、包丁研ぎも合格をもらって、最後の授業メニューの一つを投稿されました。
そこにこのような感想を書いてくださったのです。
中川さんも私も何が嬉しかったかというと、「美味しいお料理がお金より豊かな財産である」ということに気づかれたことです。
「美味しい」を追求すると、グルメを連想される方もいらっしゃるでしょうが、実は美味しいって人の心を豊かにするんですよね。
しかもその美味しさとは、お金をかけるものだけではなく、ふだんの何気ない食材からでも生み出せます。
「美味しいものは外に食べに行かなくても、自分の手で生み出せる」というのが、むそう塾が伝えたかったことであり、それが財産になることをずっと言い続けて来たのでした。
ですから、Aさんの文章が本当に嬉しかったのです。
マクロビオティックの考え方には異論のある方もおられるでしょうが、むそう塾はマクロビオティック京料理教室として、伝統的な京料理をさらに美味しくさせるためにマクロビオティックの陰陽を最大限に活用しています。
陰陽というのは見事なまでにお料理に反映しますね。
むそう塾おすすめの「中庸のマクロビオティック」は、こうして美味しい煮物を作れた時により一層感じるのかもしれません。
これが煮物のもつ中庸のエネルギーの結果なのです。

(五目豆 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
この五目豆は誰でも知っているお料理ですが、京料理人中川善博の作り方は違っていました。
陰陽をよく考えたうえでの作り方です。
その結果、一般的な五目豆とは大違いの美味しさに仕上がったのです。
他にも五目豆の復習をされた塾生さんから、次のような感想が寄せられています。
>五目豆があまり好きではなかったので、一番最初に復習しようと思ったのが五目豆だなんて、我ながら驚きです。
マクロビオティック的にもお馴染みの食材ですが、こんなにも美味しく仕上げるのは、やはり常々「澄んだ煮汁」にこだわり続けた料理方法だからです。
その料理方法とは、気がつけば「中庸」だったということです。
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息子が玄米ご飯を炊くようになって丸1年。
昨年の昨日パスポートを頂いたのでした。
今は幸せコースで習った栗ご飯で白米の炊き方も覚えたので、気分で玄米と白米を炊き分けているようです。
一番出汁・二番出汁・野菜出汁の取り方も習ったのですが、一番出汁が一番お気に入りのようです。
これも彼の体質や体調と関係があるので、好きなようにさせています。
糠漬けはなんとか保っていますが、この冷え込みでどうなるか分からない状態です。
やはり発酵の世界を理解するのは難しいようで、この季節はどうやっていいのか見当がつかないようですね。
おかずはまだいくつかしか出来ないので、好きなものを作って食べているようですが、少しずつレパートリーが増えて、陰陽バランスがとれるようになったらいいなと思っています。
そして、いつかは煮物にも挑戦してほしいです。
でも、まだまだ本人にその欲がないので、外野の気持ちはいざ知らずというところでしょうか。
ところで、幸せコースでは最初に包丁とぎと桂剥きと切り方を教えてもらった息子ですが、その後に習ったへぎ切りはちっとも練習していませんでした。
でも、へぎ切りは結構中川さんのお料理では登場してきます。
たとえば、このうざくですが、ここにもへぎ切りの生姜が入っています。

(うざく 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
ですから、うざくの復習の時にへぎ切りの練習をするべきなのですが、きっと押し切りで薄く切ったに違いありません。
そうなんです。
人間って新しいことに挑戦するには勇気がいるのです。
ここが料理が楽しくなるかどうかの分かれ目です。
新しいことを喜々として受け入れられるタイプの人は、へぎ切りももう上手になっています。
でも、息子のように新しいことに二の足を踏むタイプの人は、まだへぎ切りができません。
今までの慣れた方法でその場を通り抜けてしまうのです。
そういう人が実に多いですね。
ところで、「むそう塾生ならへぎ切りがササッと出来なくちゃ恥ずかしいよ」と先日息子に言ったところ、渋々練習したのでしょう。
動画が送られてきました。
やっとです(笑)
へぎ切りなんて、その気になれば3日もあれば出来るようになるのに、一気にやり抜く根性がないんですね。
まだ、その重要性が分かっていないのかもしれません。
この動画を見ての改善点は、胡瓜を1枚切るごとに左親指を動かすことと、胡瓜に対する包丁の面圧です。
厚みが一定でないのも面圧が出来ていないからですね。
やる気のある人は、このたった1行の文章で「ははーん」と理解して上達することでしょう。
でも、やる気のない人はそのまま出来ない人になって行きます。
さあ、息子はどうなるのでしょうか?
胡瓜から徐々に繊維の硬い材料に移行して行けると良いのですが・・・。
人を育てるのは難しいものです。
じっと待つ気持ちがなくては育つものも育ちません。
待つということはマクロビオティックの陰陽で考えると陽性になります。
動くことが陽性だと思っていると、思わぬ間違いをすることになります。
少なくても人を育てる立場にいる人(学校の先生・スポーツの指導者など)は、相手が結果を出せるようになるまで待てる力が必要です。
子育てもそれと同じで、すぐには出ない答えを何十年も待つ気持ちがないと、目先のことで子供につらく接してしまう危険性があります。
注意したいですね。
私は息子がいつかお料理が楽しくなってくれることを、ずっと待っていたいと思っています。
なぜなら、食べることが自分でまかなえるようになると、生き方がすごく楽になるからです。
生き方の選択肢がグンと広がるからです。
そのためにも、まずはプロの手つきを何度も見て、ただしくへぎ切りが出来るようになってほしいです。
こんなにたくさん動画があるのですから。
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