投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

「中川式鉄火味噌が出来上がりました

暑い暑いといいながらも、処暑が過ぎました。
これからは日を追うごとに秋の気配が感じられるでしょう。
それとともに、夏の過ごし方がこれから現れるときでもあります。
夏の不摂生は、これから「夏バテ」となって体調にはね返ってきます。
ですから、9月は要注意の季節なのです。

これからのお食事の注意点は、体を冷やすものを摂らないことです。
体の水分を排出して、結果として体を冷やさないというのが上手な方法です。
幸せコースで教えた「にゅうめん」は、これからの季節にとてもピッタリなお料理です。
南瓜もいいですね。

 
 

そんな季節になりましたので、鉄火味噌を作りました。
「お宝さんDIRECT」に入れることができますので、メールでご注文ください。
事前にご連絡いただければ、教室でお渡しすることもできます。
現在の在庫は次のとおりです。

「節多め」9個
「筍入り」
1個

 
 

*   *   *

【注文できる人】
①むそう塾の幸せコース在籍以上
②現在コースに通っていなくてもOK
③2024年度幸せコース申込者
④むそう塾が特別に許可した人

【注文先】
中川善博
メールアドレス:order.musojuku@gmail.com
<メールの記載事項>
・お名前
・塾生番号
・郵便番号
・住所
・電話番号
・個数
 節多めか筍入りか

【代金の支払方法】
1)代金の支払時期:品物を受け取ってから
2)代金の支払先:PayPay銀行のジョブズ口座へ
3)お支払金額:発送後にお送りするメールに記載
4)鉄火味噌代金:22gで5,000円(消費税込) 筍入りは6,000円

 
 

てっぺんに見える白いものは、大きさ比較のための玄米です。

 
 

(節多め鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2023.8.23撮影)

 
 
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玄米と白米 食べ比べるとわかる身体の反応 マクロ美風の体験より

私がマクロビオティックを習って最初に始めたことは、玄米ごはんを炊くことでした。
毎朝5時に起きて、玄米を洗い、浸水せずに炊く方法でした。
圧力鍋で炊くのですが、もちもちに炊きあがって、お赤飯のようだと思いました。

食べ始めてすぐ感じたのは、お通じの量が増えることでした。
それはそれでよかったのですが、そのうち空腹時に舌に苦さを感じるようになってきました。
今思えば、それは私の胃袋にはやさしい炊きあがりでない玄米ごはんだったと思うのですが、当時は排毒の苦さだと思っていたのです。

もちろん、おかずは動物性や甘いもの抜きなので、グングン痩せて行きました。
さらに、睡眠時間は短くてもスッキリ起きられるし、体は軽くて立っていることが楽しくなるほどでした。

また、断食を何度もしていたので、食べ物の本当の美味しさというか、ありがたさや感謝の気持ちが、断食のたびに味わえたのは貴重な経験でした。
断食のおかげで空腹に強くなって、今でも20時間くらい食べないことはザラにあります。

 
 

***

ところで、空腹にすると何がよいかというと、体が求めている食べ物がわかることです。
お醤油味なのか、炭水化物なのか、水分なのか、はたまた果物なのか。
食べる前にほしいと感じたものと、体が一致していたときは、本当に心地よくて最高の状態になります。

このとき、玄米と白米の違いがはっきりわかって、玄米だと満たされた感じが強くなります。
これは、やはり玄米のほうが白米より多くの栄養素が含まれているためだと思います。
別に私は栄養素の数値で食べているわけではないのですが、体はちゃんとキャッチしているようです。

一番だしのお味噌汁も美味しいですねぇ。
体中の細胞が喜んでいるのが伝わってくるほど、エネルギーの注入を感じます。
お味噌汁の限りない力が感じられて、日本人でよかったと思えます。

 
 

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玄米ごはんを食べて一番驚くのは、お通じ量の多さです。
玄米には繊維質があるので、これが腸内細菌のエサになって、腸内環境がよくなるのだと思います。
お通じには腸内細菌も含まれますから、なんだか「ごくろうさま」とねぎらってあげたい気持ちになります(笑)

息子は埼玉で白米を食べることが多いのですが、京都にやってきて玄米を食べると、次の日は決まって「ウンチがいっぱい出た!」と言います。
とても気持ちよさそうに。

私が兄嫁に玄米ごはんの炊き方を教えてあげたときも、お通じ量の増え方にビックリしていました。
私が教わった大森英櫻先生は、お通じは一日に1回より多い方がよいと話しておられました。
1回だとどうしても残る部分が出てくるからとのことです。

あなたは一日に何回排便しますか?
排尿と排便は、健康の重要なバロメーターです。
よく観察してみましょう。

 
 

あ、そうそう。
中川式の玄米ごはんは、何回いただいても舌に苦味が上がってくることがありません。
それは胃の弱い私でも、完全に消化できるやわらかさに炊き上げているからですね。
それもそのはず、中川式の玄米ごはんは小さなお子さんでも、手術をされた病人でも問題なく食べられるやわらかさなのです。

白米にはない満足感。
それが玄米ごはんにはあります。

 
 

(玄米ちらし寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

玄米のちらし寿司は本当に美味しくて、玄米嫌いの人でも喜んで召し上がってくれるほど。

 
 
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「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」開催のご案内

8月21日に「第6回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を開催したばかりですが、当日ご参加できなかったかたがおられます。
そこで、9月8日(金)に急遽開催することになりました。

開催日まであまり日にちがありませんが、ご都合のつくかたがおられましたら、この機会を活かして受講されてはいかがでしょうか?

8月に開催したときも、皆さんが新しいお鍋の力にビックリされていました。
「軽いのがいいわ〜♪」とおっしゃるかたもいて、女性はそうなるよねと内心思っていました(^^)

ところで、マクロビオティックの教室でありながらも、病気の人に対して玄米をやめるように指導するところがあります。
これには笑ってしまいますが、これはひとえに「玄米=かたい炊きあがり」から抜け出せないか、病気の人が著しく陽性タイプのためです。

胃腸が弱い人には玄米をすすめない教室もありますが、それは炊き方の研究がまだ未熟だと言わざるを得ません。
病気の人にこそ玄米を召し上がってもらって、快復のための体力をつけてほしいです。

玄米を召し上がると、まずお通じに変化が出ます。
頼もしいお通じを見ると、どこかで安心する人が多くて、精神的にもよいものですよ。
腸内環境がお通じにはすべて現れますので、健康のバロメーターといえますね。

 
 

新しいお鍋の特長は、少量炊きが今までのお鍋より楽に実現することです。
少量炊きに苦労されていた塾生さんもおられたので、一人暮らしや少人数のご家庭では、嬉しい特長だと思います。
ただ、ステンレス製なので、もしかすると金属アレルギーのある方には不向きかもしれませんが、まだ結果が出ていません。

お鍋によって炊き方が変わりますので、お申込み時の「備考欄」に、どちらのお鍋を使用されるかご記入をお願いいたします。
【5thの炊き方】パーフェクトプラスを使用
【4thの炊き方】ビジョン鍋を使用

 
 

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【講座名】
「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」

【開催日】
2023年9月8日(金)

【会場】
授業「むそう塾」京都市左京区孫橋町18
懇親会京都ホテルオークラカフェ レックコート(1階)

【内容】
・中川善博による絹玄米炊飯デモ1回&試食
・各自が実際に炊く練習&試食
・玄米の量り方や洗い方の実習(1名ずつ)
・圧力鍋の高圧洗浄の方法(デモ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・玄米と塩の診断(1名ずつ)
・再受講者の圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)

【昼食】
福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け

【玄米投稿の内容】玄米投稿は任意
・玄米ご飯を写真に撮りメールで送る
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導
◆初受講者の投稿期限:2023/10/9(月)21時迄(期間中でもパスポートを取得したらその時点で終了)
◆再受講者の投稿期限:2023/9/19(火)21時迄(3回投稿したら終了)

【タイムテーブル】
11:00     開場
11:30~12:00 お食事
12:00~17:00 玄米炊飯のデモ・各自の実習・診断・質問など
17:00      記念撮影・解散
17:30~19:30 会場を変えて復習&懇親会

【定員】
6名

【受講資格】
・一般の方 (デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
・パスポート取得者の再受講もOK
・ご予約の前にこちらの注意点を必ずお読みください

【持ち物】
<初受講の人>
・使い慣れているデジカメまたは比較的新しい携帯電話
・玄米700ccと塩大さじ1杯程度

【初受講者が用意するもの】
・圧力鍋/保温カバー/鍋敷き:当日教室でお渡し
・保温ジャー/カセットコンロ:講座前に各自で購入(購入方法は入金後の受付完了メールに記載)

<再受講の人>
・デジカメまたは比較的新しい携帯電話
・お鍋
・お米(1回炊飯分)
・お塩(1回炊飯分)
・鍋敷き
・ふうわりさん

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません(託児施設をご紹介します)

【受講費】
初受講:16,500円(消費税込)
再受講:11,000円(消費税込)
復習&懇親会の費用:無料

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【新しく使用する鍋:WMF パーフェクトプラス圧力鍋2.5L】
(画像はこちらのサイトからお借りしました。)

 
 

 
 

(絹玄米ごはん 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

 
 
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少しずつ変わりつつある「瓢亭」さん

今日は来月の予約確認のために、瓢亭さんへ行きました。
お電話でも済むことなのですが、近いので昼食も兼ねてトコトコと。

 
 


(松花堂弁当 京都 瓢亭 別館)

 
 

おや?
長年いただいていた松花堂とはちょっと感じが違います。
瓢亭玉子の下には、いつも焼き魚があったのですが、なんと鶏肉が使われていました。
お肉が登場するのは初めてです。

こちらの記事の松花堂と比べてみましょう。

 
 

次に、鯛のあら炊きが出てきました。
これは初めてです。
お店の人も初めての試みだと話しておられました。
私には少し甘みが強いように感じましたが、一般の人はこのくらいの甘さの方が美味しいと感じるのかもしれませんね。

 
 

煮物椀はきっと鱧だと思っていたら、違いました。

 
 

瓢亭さんは15代目さんに代替わりされたので、色々メニューが刷新されるのかもしれません。
そういえば、Instagramで瓢亭さんがスタッフを募集していました。
以前はお店の左側に張り紙がしてあったのですが、ここも新しく変わったようです。
こうして、老舗も少しずつ変化していくのですね。

 
 
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「第9期(2023年度)秘伝コース」9月課外授業のお知らせ

今年も「秘伝コース」の課外授業日が近づいて来ました。
年々日程が早くなって、今年は「重陽の節句」にあたりますが、どんなお料理になるでしょうか?
「五節句」の本来の意味は旧暦にあるのですが、今は世の中が新暦で運用されているため、お料理の世界は難しいですね。

当日は現地集合なので、お時間に遅れないようお願いいたします。

 
 

【日時】
2023年9月9日() 11:45 現地集合

【集合場所】
瓢亭さん本館

【お食事開始】
12:00

 
 

時間に余裕のある方は、瓢亭さんの横の道路を挟んでお隣にある「無鄰菴」のお庭を散策されるのもよいかと思います。(予約制)
仁王門通の交通量を感じられないほど静かで、落ち着くお庭に癒やされることでしょう。

 
 

<2022年度の様子>
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 第8期秘伝コース 2022.9.10

 
 

(瓢亭さん本館の入り口)

 
 
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