私と玄米ごはんの出合い 46年前の西荻窪

私が初めて玄米ごはんを口にしたのは、かれこれ46年前のことです。
東京で仕事をしていた頃、西荻窪の某自然食品店の2階にあるレストランでいただきました。

当時のことを思い起こさせる記事を見つけました。
「生きつづけること自体、本能なんです」
この記事に登場する長本光男さんが、「長本兄弟商会」を設立されるときに私が伺いました。
(そのときの会社名がそのままで、懐かしく読ませていただきました)

長本さんがアメリカのヒッピーから刺激を受けたのは、きっとマクロビオティックだったのでしょう。
久司道夫先生が接していた人たちだったかもしれません。
私が初めていただいた玄米ごはんが、その流れだったことに、今は不思議なご縁を感じます。

しかし、当時の私は玄米ごはんに関心がなく、そのままになっていました。
その後しばらくして、発芽玄米の存在を知って取り寄せてみましたが、ニオイが気になって美味しいとは思えませんでした。

その頃の私は、分づき米を土鍋で炊いていました。
そんなある日、知り合いから白米に玄米を混ぜたごはんをいただきました。
いわゆる健康オタクの人でしたが、これがまずかったのです。(ごめんなさい)

でも、まずかったからこそ、玄米を美味しく食べるにはどんなふうに炊けばいいのだろう?と思い始めたのでした。
そんなとき、1冊の本をいただきました。
お医者さんが書いたマクロビオティックの本でした。

この本で初めてマクロビオティックの考え方を知って、それまで私が大事にしてきた東洋的な考え方と通じていたので、すっかり気に入りました。
本の巻末に掲載されていた料理教室から、東京のマクロビオティック・スクールを見つけて、翌日からそこに通うことにしました。

ここに行けば玄米ごはんの炊き方が習えるとわかったからです。

つづく

 
 

(京都 西山に沈む夕日 2022.1026)

 
 
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