寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験

昔は寄生虫がいても、それは日常的なことだった。
余りにも多いと問題になるけれど。
でも、衛生向上を目指して、寄生虫は目の敵にされて今の世の中がある。
たまたま読んだ朝日新聞の記事に、「寄生虫の卵を飲む」というのがあった。
もう20年以上前に、藤田紘一郎先生にお目にかかったとき、「寄生虫をお腹に飼っているんだ」と笑顔で語られてビックリしたけれど、この記事を読んでふと藤田先生の話を想い出した。

「寄生虫のいる発展途上国には花粉症なんてない。花粉症は文明病だ。」と話されていて、「私はトイレに行っても手を洗わないから、学生たちが私の部屋のドアノブに触るのをいやがるんだ。私は不潔な人なんだ。」と笑っておられた。
私は子育ても清潔になりすぎないように気をつけていたので、すごく納得できたものだ。

でも、そうやって育てたのに、今の息子は手を洗いすぎ。
どこかで誰かの影響を受けたとみえる・・・。

 朝日新聞の記事より
<寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験>

*   *   *

かつてむそう塾に、「潰瘍性大腸炎」を患っている人が沖縄から来られて、玄米ご飯とお味噌汁と糠漬けをメインにした食生活を続けてもらったところ、1年後の幸せコースの修了を待たずにすっかり良くなった。
最後の授業日には青パパイヤの糠漬けを持参して来てくれた。
とても美味しくてビックリ!
沖縄ならではの食材を糠漬けにされて、身土不二が彼女の腸を整えてくれたのは言うまでもないが、やはり腸の改善が有効であると再確認した。

今こうして、医学界でも腸から病気を治して行く動きがあって、とても納得している。
マクロビオティックを知っている人たちは、腸の状態によって体調が左右されることは、当然のこととして受け止めているが、西洋医学の立場でも腸内環境に注目し始めたところに大きな前進がある。

あ、そうそう。
10月すぎから甘いもの乳製品を控え、無駄な水分(主に炭酸飲料)を摂らないようにしておくと、来年の花粉症の季節には症状が少し楽になって、それを1年間続けると、再来年は花粉症の症状が緩和される人が多い。
20年越しのひどい花粉症患者であった私が、マクロビオティックに出会って食事を変えたら、花粉症にサヨナラできたのだから、口にするものの影響は大きい。
それは結局、腸に影響するからだ。

息子のアトピーも、腸を改善することで良くなった。
これは実はすごい朗報なのだ。

 
 
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