吉兆(ホテルグランヴィア京都店)

【先付】

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宝珠文 蓋物
紅白なます
数の子直鰹
菜の花浸し胡麻だれかけ 土筆
大根唐墨 金箔色紙
田作り(ごまめ) こうばしく上手に炒ってありました

 

【煮物椀】

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真塗 平椀 裏蒔絵 丹頂鶴
海老真薯 花弁餅仕立て
人参牛蒡
板餅
松葉柚子
鶯菜
金箔

 

【お造り】

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クエ
ハリイカ
マグロ(小寿司 生姜醤油漬け載せ)
紅白人参大根
水大根
刻み水菜
山葵
莫大海寒天寄
肝醤油
造り醤油

 

【八寸】

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八角縁高 春慶蓋
紅白水引
(向かって右から・・(笑) 上級幸せコースでお教えしましたね)
新年の寿ぎは毎年何回も続いて欲しいから結び方は花結び(蝶結び)となります。
生雲丹出し酢ジェル
茶振海鼠生この子 芽甘草
車海老
慈姑
伊達巻
黒豆巾着
香母酢フォアグラ

 

【焼き物・油物】

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かれい西京漬
海老蓑笠揚げ
堀川牛蒡含め煮る
松葉大徳寺納豆

 

【温物】

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かぶら蒸し
おろし蕪
銀餡
おろし山葵
ぐじ(甘鯛)

 

【ご飯と味噌汁つけもの】

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鯛飯
賽ノ目大根
三つ葉
赤だし 生湯葉
漬物5種
大根
しば漬け
壬生菜刻み
日野菜
塩昆布

 

【水物】

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フルーツ羹
和風カスタードソース

 

【紅白きんとんとおうす】

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紅白金団
(ここでもむかって右から・・・(笑))
7割作りしてある(大きさや甘さ)

 

【床の間】

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(写真&料理説明:中川善博)

 

「吉兆 ホテルグランヴィア店)

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昨日修了式会場の下見に行って、吉兆さんで今月のお食事をいただいて来ました。
盛り付けや切り方の参考になると思いますのでご紹介します。
松葉柚子には笑ってしまいましたが(笑)
幸せコースでも、上級幸せコースでも松葉柚子の切り方には時間をかけてお伝えしましたので、正しく綺麗に切ってくださることを期待しています。
むそう塾の修了式をなぜ吉兆さんで開催するのか?
それは吉兆さんレベルのお味をお伝えしたからです。
どうぞ修了式でご確認くださいませ。

 

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コメント

  1. はいじ より:

    すっかりお正月気分が抜けていると思っていましたがこのように寿ぎの献立を拝見するとまだまだ松の内。
    年に一度のおめでたさ、節目が改まった心地よい緊張感を感じます。
    たくさんの写真と解説をありがとうございます。
    途中何度も「あ!忘れてる!」「間違えた!!」と汗をかきながら(笑えません)拝見しました。
    こんな風に再度教えていただけることに感謝します。
    さりげない「要注意!」。
    ピリピリ!!

    琥珀色の唐墨の透明感、包丁のキレ、色紙の金箔がゆらゆらゆれてそーーーっと盛りつけられる様子を傍で見ているが如く想像力を(笑)膨らませました。
    今年もさらに精進したいと思います。

    包丁仕事、取り合わせ、器、盛付。
    どれもこれも超一流のお料理の結びに縁起の良いお床を拝見させていただきました。
    学びも交流の密度も降り積む雪景色のように。
    梅の古木とむそう塾が重なるような気がしました。

    • マクロ美風 より:

      はいじさん、こんにちは。

      私もすっかり仕事モードになっていたのですが、お客さま相手のお商売をされているところではまだお正月の気配が漂っていますね。

      ところで、吉兆さんのお料理をいただくといつも修了式のことを想い出します。
      中川さんがやおらマイクを持ってお料理を解説し始めた時のことを。
      すべてのお料理がどんな材料でどんな工程を経て登場して来たのかをたちどころに解説してくれたあの時は、中川さんの実力の凄さに震えた瞬間でもありました。

      そんな中川さんから真剣に学び、習っていないことにも熱心に試行錯誤を繰り返しながらお料理の腕を上げられるはいじさんの姿に、1期生の熱い想いを感じずにはおれません。
      そんなはいじさんの代表作「唐墨」を昨年も頂戴して、とっても美味しくいただきました。
      ご馳走様でございました。

      ですから、吉兆さんの先付の蓋を開けた瞬間、はいじさんのお顔がパッと浮かんだのです。
      中川さんが心を込めて撮影される姿は、愛弟子に対する愛情いっぱいの表情でしたよ。
      こうして修了後もブログを通じてヒントを発信して受け取っていただける環境を嬉しく思います。

      吉兆さんに伺うたびに思うのです。
      「あ、これは中川さんと同じ味だ」ってね。
      特に吸い地にその思いを強く感じます。
      昨年いただいたはいじさんの海老真丈もその世界でしたね。
      これからもどうぞむそう塾を忘れず、雪と戯れてくださいまし。

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