現実的なマクロビオティック

マクロビオティックを始めたばかりの頃は、マクロビオティックが最高に思えて高揚する人が多いのですが、年数を重ねるとマクロビオティックが万能ではないことを知り始めます。
何を隠そう、この私もその一人です。
それはね、マクロビオティックが間違っているのではありません。
理論としてのマクロビオティックはかなり正しいのですが、それを実践する段階で理論どおりになっていないのです。
実践が理論どおりに行かない人が多すぎます。
「むそう塾」を通して多くの塾生さんを観察していると、まさに伝える側と受け取る側の難しさを痛感します。
マクロビオティックはまさにこの受け取る側の理論の難しさとともに、実践の難しさがあるのですから、それは容易に拡がるわけはありません。
それを広めようとして飛びつきやすい言葉や方法やメニューに置き換えると、そこで本来のマクロビオティックが歪められる部分も生じます。
こんなに理論を理解してもらえないマクロビオティックって何だろう?
マクロビオティックの理論に間違いがあるのだろうか?
そんなことを考えて模索した日々もありました。
そうして今は現実的に考えて、現実から知るマクロビオティックを「むそう塾」でお伝えしています。
初めに現実ありき、それをマクロビオティックの理論が検証するという感じでしょうか。
その方が皆さんの理解が深まるように感じます。

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コメント

  1. おはる より:

    美風さん、おはようございます。
    マクロに出会った時、
    何度も何度も本を読み返し、調べて、
    一直線でした。
    頭が固まっていました。
    むそう塾に出会って、これまでの思い込みが
    時間をかけて、ゆっくりと、着実に、解きほぐされていきました。
    モバみそ(お味噌汁)、ぬか漬け。玄米ご飯。
    特別なものではなく、どこにでもあるようで、
    きちんとしっかりと取り入れることが、
    心にも、身体にも、とても、奥深いです。

    マクロビオティックは、特別な世界ではなくて、身の回りの、
    ありたきりのことが、きちんとした理論のもとに成り立っていること、
    とびきりの上質の世界へと繋がっていることを感じ、
    どんどん広がる可能性に、心、躍ってます。

  2. マクロ美風 より:

    おはるさん、こんばんは。

    >マクロビオティックは、特別な世界ではなくて、身の回りの、
    >ありたきりのことが、きちんとした理論のもとに成り立っていること、
    >とびきりの上質の世界へと繋がっていることを感じ、
    >どんどん広がる可能性に、心、躍ってます。

    素晴らしいですね~。
    こんなに深くマクロビオティックをご理解されていることに感心しています。
    おはるさんと出会って良かったです。

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