汗と赤ちゃん

夏に子育てをすると、赤ちゃんもお母さんも汗をかきかき大変ですね。
私の息子は7月生まれで、その年の夏はことのほか暑くて、私は授乳中も暑くて大変でした。
赤ちゃんって体温が高いから抱くと暑いんですよね。
むそう塾生さんでも乳飲み子を抱えて夏を迎えている人がいます。
その人達にアドバイスです。
まずベビーパウダーについて。
私はベビーパウダーは不要だと思います。
ベビーパウダーをつけても一時的にサラッと感じるだけで、ほどなく汗をかいてくると、その部分のパウダーが汗で湿ってよれて来ます。
そうするとかえってそのパウダーの塊が毛穴を塞いで、よけい発汗がうまくできなくなります。
ということで、私は息子を育てる時にベビーパウダーは使いませんでした。
次にクーラーについて。
今年はまだ例年より涼しい日が多いのですが、それでも30度を超えると汗疹が出てきたりします。
大人は汗腺が発達していますが、赤ちゃんはまだ汗腺がきちんと完成していません。
これから作られていくのです。
ですから、この大事な時期にはむしろクーラーをつけないで汗腺をしっかり作れるようにしてあげることが大事なのです。
一説によると人間の汗腺の数は、3歳までに住んでいた環境で決まるとか。
だから寒い地方より暑い地方の人の方が汗腺の数がわずかに多いとか。
私は医者でもないし、汗腺の数を数えたこともないので、はっきりと言い切る事はできないのですが、自分の体験を通してもこのことは納得出来たので、子供はクーラーから極力避けるように育てました。
もちろん汗疹も出来ましたが、最小限で食い止めるように工夫をしました。
一番の工夫(笑)は裸同然で転がしておくことです。
赤ちゃんに必要なのはオムツだけ。
(そのオムツさえしない子育て法も実はあるのですが・・・)
体の熱の発散が上手く出来ないのが赤ちゃんなので、熱がこもらないような服を選ぶことがポイントです。
最近はお母さんのお好みでしょうか。
夏であってもデザイン重視のお洋服を赤ちゃんに着せたがるのですが、それは親の満足であって、赤ちゃんにとってはえらい迷惑なことです。
ただでさえ体温の高い赤ちゃんにとっては、お洋服の衿すらも暑いのです。
そんなことを考えて、赤ちゃんの体温が逃げやすい服装をさせてあげるのが一番です。
もしかしたらお祝いにもらったベビー服など着せていませんか?
大事な我が子はぜひ機能重視の服装で育てましょう。
最後に、授乳中のトラブルは赤ちゃんの側の問題より、お母さんの側に問題のあることが多いです。
特にマクロビオティックをしていると、食べ物の陰陽が頭に入っているはずですから、赤ちゃんの反応を見ながらお食事もコントロールしましょう。
頑張ってねマクロビママ!

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コメント

  1. あけねー より:

    美風さん こんばんは。

    出産予定を10日後に控え、もうすぐ我が子との対面にドキドキしている今日この頃です。
    お腹もだいぶ張るようになり、予定より早くなりそうな予感もしておりますが…(汗)

    いつもタイムリーな記事に感謝しております。
    我が子も夏生まれ。
    アドバイスを参考にさせて頂きます。
    ありがとうございます。

    出産後のことを考えると、戸惑いやバタバタと慌てる自分が見えてきそうですが
    美風さんが以前アップされていた記事や野口晴哉氏著作の本を参考にしながら
    子育てをしていけたらと思っております。

    頑張ります!

  2. マクロ美風 より:

    あけねーさん、おはようございます。

    あと10日なんですね~。
    ああ、楽しみ♪
    あけねーさんの出産は多くの人に勇気を与える貴重な体験です。
    ぜひぜひお時間の許すかぎり近況報告をお願いします。

    ある程度の年齢に達してから子育てをすると、我が子を客観的にみることが出来て、落ち着いた子育てが出来ます。
    何歳になっても初めてのことには戸惑いますが、クールに我が子を見られる分、精神的には余裕が出ますよ。
    良い子育てが出来そうですね。
    まずはご安産でありますように。
    応援しています!

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