マクロビオティックで被害者を出さないために

私はこうしてブログでマクロビオティックの情報を発信していますが、一部の方とはむそう塾でお会いするチャンスがあります。
むそう塾には実に様々な経緯で、日本全国や海外からも集まって下さいます。
皆さんがマクロビオティックを知ってからむそう塾にいらっしゃるまでには、それぞれの事情がおありですが、一番可哀想なのがマクロビオティックを知ってから体調不良になった人達です。
良かれと思って始めたマクロビオティックで、反対にマクロビオティックを始める前よりも体調や人間関係が悪くなってしまった人が沢山います。
私がブログを始めた頃もそのような人がいてビックリしたのですが、最近はどんどんその数が増えています。
このような事態は数年前から予想していたことですからビックリはしませんが、それらの人達に対する正確な情報の提供や指導がなかなか責任ある形でなされていないことに、私は憤りにも似た気持ちでいます。
このままではマクロビオティックによって、健康からどんどん遠い所に行ってしまうマクロビオティック難民が増えるばかりです。
桜沢如一先生が説いたマクロビオティックも、久司道夫先生が説いたマクロビオティックも、どちらも素晴らしいものですが、それは個人の体質や体調に合ってこそのものです。
一方通行の情報だけでマクロビオティックを実践すると、桜沢如一先生や久司道夫先生の願った世界とは程遠い現実になってしまいます。
マクロビオティックを伝えることをしている人達は、今一度伝え方を見直して一人ひとりのフォローが出来るようにしていただきたいと切に願っています。
若輩者の私がこのようなことを声を大にして訴えなければならないほど、マクロビオティックはひとり歩きをしています。
むそう塾では私と中川さんが日夜を問わず、塾生さんは勿論のこと、一般の方からのお問い合わせにも誠心誠意お答えしております。
色々なご事情で京都まで来られない方のために、これからどのようなことが出来るのか真剣に検討しているところですが、何しろ二人の時間には限りがあります。
今出来ることとして、ブログでの発信をさせていただきますので、何かピンと来られる方はどうぞコメントをお寄せ下さい。
一緒に考えてみましょう。

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コメント

  1. Ka(14-3) より:

    美風さん こんばんは。

    最近読んだ雑誌の中で「マクロビオティックな人の食事」
    という感じでマクロビの教室を開催されている人の一週間の食事が掲載されていました。

    その内容が パンケーキ、シナモンロール、マフィン。。といった「食事」ではなく「おやつ」でした。
    「無双原理」や「陰陽」どころか、「玄米菜食」すら無視された「マクロビオティック」。
    これが現実なのかと 愕然としました。
    今となっては、「白米とお肉を食べない事」がマクロビオティックなのでしょうか。

    指導者によってマクロビオティックに対しての考えは違うと思いますが
    「個人の体調や体質に合わせて」と言う事だけはきちんと広まっていってほしいと思っています。

  2. マクロ美風 より:

    Kaさん、こんばんは。

    >「個人の体調や体質に合わせて」と言う事だけはきちんと広まっていってほしいと思っています。

    私の言いたいことをそのまま代弁してくださった形でとっても嬉しいです。
    私がご縁のあった人達でも、ずいぶんマクロビオティックに対する考え方に変化がでています。
    変化するのがマクロビオティックの常ですから、それはそれで良いのですが、変化してはいけない奥義までもがなし崩し的に崩れ去るのは危険です。
    せめてむそう塾だけでも双方向のマクロビオティックで、フォローし続けたいと思っています。

  3. まひろ より:

    美風さん、こんにちは。
    「マクロビオティックって動物性を食べない食事法のことでしょ?」とよく聞かれます。そのたびに「中川さんはカレーに肉を入れないのはおかしいし、肉じゃがはやっぱり肉を使うから陰陽バランスが取れるんだ、ってブログに書かれていたよ。マクロって宇宙の流れに沿っていきいき幸せに生きるっていうことが根本のひとつにあるんだよ~」というと皆さんびっくりされます。「そんな話初めて聞いた」といわれます。

    わたしはむそう塾のみそっかすさんですけど、それでもお伝えしていただいたことがマクロの根幹を成すものなんだ、ということくらいは分かります。

    食事に気をつけている方でも「ブログをみてもよくわかんないし」という方もいます。ただ野菜だけのお料理本ばかりがもてはやされている本屋のコーナーを見るにつけ、違うのに、中川さんのお話を聞ければいいのに、と思ってしまいます。

    私の話した言葉も宇宙には発信されるわけですし、気をしめて行きたいと思います。そしてより多くの方がむそう塾とご縁をいただいて、ほんとうのマクロビオティックに気づいていけたらいいな、と思います。

    このあいだ、さつまいもを炊いたんですけど、今年のお芋は甘くないんです。夏が暑すぎて大きくなれなかったお芋もたくさんあるそうで「陽性が強いのかな」とちょっぴりお砂糖(手元にあったのは黒砂糖でした)を入れてみたらびっくりするほどおいしくなりました。これが陰陽につながることなのかもなどとかってに想像しておりました。むそう塾に行っていなければ砂糖をいれるなんて思いもしませんでした。

    すごいです、むそう塾。必ず幸せコース伺います!

  4. マクロ美風 より:

    まひろさん、こんにちは。

    まひろさんなりにマクロビオティックを考えて、お勉強されて、腑に落ちたことが幾つかおありなんですね。
    それで良いと思うのです。
    誰に教えられるでもなく、自分で感じていることを大切にできれば、それが自信になって地に足をつけた生活が出来ます。
    反対に頭でっかちになると、いつも不安がつきまとって、情報が気になって仕方ありません。

    人間って結構正しい感覚を持っているものです。
    錆ついていたら磨いてやればよし。
    新しい情報で翻弄されることなく、しっかりと足許を見つめて暮らすのが一番ですね。

    5月からの幸せコースで、またお元気な陽性パワーを見せてくださることを楽しみにしています。

  5. kuwai より:

    美風さん、こんばんは。

    マクロビオティック難民。考えさせられます。マクロビオティックはとてもすばらしいものなのに、間違った方向に進むと、とても恐ろしいことになる怖さ。
    マクロビオティックの教えを上手く自分用にアレンジできれば、どんなに人生が幸せで楽しくなるか!
    まだまだ、修行中の私でさえもそう感じています。そんな私が今出来ることは、私自身マクロビオティックを上手く日常生活に取り入れて、人生を楽しくキラキラさせること。経験あるのみです!
    そうすることで、マクロビオティックがこんなにも素適なものなんだよ!っと伝えられるようになれれば嬉しいです。
    まだまだな私ですが、美風さんや中川さんがこれからどのようなことをされていくのか、真剣に考えている中で、何かお手伝いできることがあれば言ってください。お手伝いさせていただきます!
    今、私が出来ることは、何かお手伝いすることかもしれません。ふとそう思いました。

  6. マクロ美風 より:

    kuwaiさん、こんにちは。

    kuwaiさんもこの危機感は感じていらっしゃるのですね。
    お気持ちをありがたく頂戴しました。
    一緒に協力し合って、マクロビオティック難民のために頑張りましょう。
    クシ・マクロビオティックのお友達が多いあなたは、お友達の変化をよく観察されると良いお勉強になります。
    むそう塾が目指しているところは中庸ですから、これからあなたにも変化があることでしょう。
    京都の街があなたにどんな変化をもたらすのか楽しみにしています。

  7. marilou より:

    ちょうど今、地元誌で妻とリレーでマクロビオティックに関する連載をしています。
    一年間の連載ですが、毎月限られた文字数で、どれだけの事を伝えられるか。
    意図と間違って伝わらないか。
    誤解されないか。
    どれだけマクロビオティックの本質的なエッセンスを伝えられるか。
    読者が求めているものと、本質との乖離。
    毎回毎回、本当に気を遣います。
    マクロビオティックを知って5年。
    小僧如きが荷の重い連載ですが、精一杯やってます。

    風さんたちに「あなたたち、なにかいてんのよ!」っておこられないといいなぁ、なんて笑

  8. マクロ美風 より:

    stunさん、おはようございます。

    お! そんな素敵なことをされているのですね!
    素晴らしいじゃないですか☆
    え?
    「なにかいてんのよ~」なんて、そんなこと絶対言いませんよ~。
    マクロビオティックを限られた文字数で伝えるのは本当に難しいと思います。
    とても意義あることなので頑張ってくださいね!

  9. Ni (17-8) より:

    私も、クシ系スクールに通って生理が止まった時期がありましたが、
    大丈夫と言われて 先生の言葉を信じて、全く心配していませんでした。
    母は、とても気にしていましたが。。

    20年以上普通の世界で生きてきて、今まで全く知らなかった世界がマクロビだったので、こんな世界があったんだ。すごい!日本が世界に誇れる食文化だ!今までの食生活は何だったのだ。これからは、マクロビだ~と。単純な私は、先生の教えをそのままに、薄い味に慣れなくてはいけない。と思って食べていました。

    環境先進国であるスウェーデンの視察旅行に
    行った時、スウェーデンの環境政策の素晴らしさに
    感動しましたが、食文化は日本とは比べ物になりません。オイリー、ソルティーで、ここには、煮物という料理がないのだろうか。と仲間と言ってました。
    そこで、日本は、環境政策では負けているけど、
    食文化では、勝っている。その長所を活かして
    日本がよい国になるには、伝統的な食文化を今一度見直すことだ!

    とにかくマクロビを広め伝えよう!と食事会を企画したりミニ講演会なんかまでしました。
    そして、クシ系スクールに通い続け、インストラクターの試験を受けてインストラクターとしても1年弱活動しました。
    今振り返ると、陰陽を体と頭で大して分かっていない私が、マクロビのインストラクターをしていた事が
    申し訳なく、恥ずかしいです。先日、そのインストラクターの証明書は、古紙回収に出しました。

    そして最後にたどり着いたむそう塾で、今学べて幸せです。人様にお伝えする前に まずは、自分の体の免疫力を高めて結果を出すことにします。

    お肉は嫌いでもなかったのですが、マクロビを始めてから、不要ということで、たまに頂く時も、頭の片隅で×と思いながら頂いていました。
    私は一生 三嶋亭に行く事もないだろう。と思っていたのですが、機会があれば、行く予定です。むそう塾で、お肉×でなくて、マクロビ料理は、陰陽という事をふまえたものだと教えていただき、晴れの日のお肉もおいしく頂けるようになって本当に嬉しいです。
    主人との外食も心から楽しめます。

    いつもいつもありがとうございます。

  10. マクロ美風 より:

    Niさん、おはようございます。

    思い出しますNiさんの玄米投稿時代のことを。
    苦労されましたよね。
    あの頃はご自分の考えていらっしゃったマクロビオティックと違うことを受け止めることに精一杯だったと想像します。
    でも今はこのように、しっかりと陽のある文章を書ける人になりました。
    あまりにも核心を突いていたので、記事にさせていただきました。
    http://blog.goo.ne.jp/macro21/e/4822a13028f6e8f9d14cc800735d27d9
    むそう塾のことをご理解いただきまして、大変ありがとうございます。

  11. ひまわり より:

    はじめまして。
    教えてください。
    中川さんって、20年くらい前に、千坂にいた男性ですか?

  12. マクロ美風 より:

    ひまわりさん、初めまして。

    さあ、20年前のことは私は知りませんので、中川さんに直接お聞きいただけますか?
    下記の記事中にメールアドレスがあります。
    http://zenemon.exblog.jp/10320102/

  13. ひまわり より:

    情報ありがとうございました。

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