マクロビオティックと農業とパーマカルチャー

以前、パーマカルチャーという言葉を知り、その意味が解って壮大なテーマに、身震いしたのを覚えています。
私は、北海道での農業体験があるので、今、こうしてマクロビオティックを通じて農業への想いを強くするのは、根底に流れる農業への悲哀を込めた経験があるためだと感じています。
            *    *    *    *
突然ですが、マクロビオティックは哲学です
哲学だからこそ、農業の重要性も大きな大きな問題になるのです。
環境問題と農業は、直結しています。
そして、食と農業も直結しています。
日本の農業を守ることは、他の誰かがしてくれるものではありません。
私達ひとり一人の行動が、日本の農業を守るのです。
「行動」って、大それたことではありません。
みんな、毎日していることなのです。
「納得のいかないものは買わない」

ただ、それだけでもいいのです。
値段で買うのではなく、「納得」で買う。
「買う」という行為は、「支持する」ということなのですから。
「値段」って本当に物の価値を反映しているだろうか?
自分は、どんな企業を、どんな生産者を支持しているのだろうか?
そんなことも、秋の夜長に考えてみたいですね。
           *    *    *    *
パーマカルチャーについて、詳しく書かれた素晴らしい記事があります。
私のとても尊敬する、たけさんのブログ「cLOVEr cafe(旧カエルファーム)」です。
ぜひ、「パーマカルチャー(百姓の意味とは)」をご覧ください。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ パーマリンク

コメント

  1. mayu より:

    すごーく共感しました!

    美風さん、すてきな記事の紹介ありがとうございます☆

  2. みーま より:

    ふうさん、こんにちは。先日はとても楽しかったです~。

    我が家で購読している新聞で最近まで連載されていた小説は、とてもおもしろいものでしたが、パーマカルチャーも取り上げていました。新聞の小説に限らず、今の自分に必要なものが向こうからどんどんやってきて、波状攻撃を受けています(笑)。

    もうちょっとフットワークが軽ければもっともっと素早く変わっていけるのでしょうが、まあ、マイペースでぼちぼち行きます。

  3. stun より:

    たけさんの記事も、風さんの記事も本当に素晴らしいです。

    農と食、マクロビオティックを知る以前から僕の中でテーマになっていました。

    農業経験はないのですが数年前まで、地方の弱小農業機械メーカーで働いていたので間接的に実情を知る機会は普通に生活している人よりはあったと思います。

    なぜ慣例農法が広まったのか、なぜ機械化されていったのか…一口で上手くはいえませんがそれはやはり時代の要請だったのかもしれませんね。

    しかしそれらに限界が見えはじめた今、方向転換が必要になってきているのだと思います。

    そのための動きも、小さいながらも見えてきていますよね。

    僕もこの数年、小さな土地を借りて家庭菜園をやってきました。

    畑にはずーっと牛糞の堆肥を入れていたのですが、マクロビオティックに出会ってそれにも疑問を持ち始め、僕もパーマカルチャーという言葉や自然農法という言葉に出会い衝撃を受けました。

    影響を受けて今年から堆肥を入れるのをやめたのですが、砂地なためになかなか思ったように育たずになかなか苦労しています。

    芽が出ずそのまま土に帰ってしまった種や、枯れてしまった作物を見ながら涙が出そうでした。

    今、土を育てようと必死になっていろいろ考えています。

    おっと、話がちょっと脱線してしまいました!

    >「買う」という行為は、「支持する」ということ

    この考えには大賛成です。

    真っ当な方法で、真っ当に作られたものを、正当な値段で買う。

    このことによって、真っ当なものを持続できるはずです。

    きっとこれもパーマカルチャーの一部だと思います。

    しかし、マクロビオティックに出会うとさまざまなことに関心が向きます。

    本当にやりたいこと、知りたいことがたくさんで時間がいくらあっても足りない!!

    寝てる暇なんかないですね(笑)

  4. マクロ美風 より:

    mayuさん、こんにちは。

    後日、記事にしますが、熊本でパーマカルチャーの実践者にお会いして来ましたよ~。

    すっごく素敵な方でした!

  5. マクロ美風 より:

    みーまさん、先日は楽しいひとときをありがとうございました。

    素敵なお召し物も、目の保養になりましたよ(^_^)

    波状攻撃ねぇ(笑)

    マクロビオティックを実践すると、確かに人との関わり方が変わります。

    良い方向に。

    だから、みーまさんも、その恩恵を受けていらっしゃるのではないかしら?

    ちなみに、あの夜も波状攻撃でしたか?

    あの後も楽しかったですよ~\(^0^)/

  6. マクロ美風 より:

    stunさん、こんにちは。

    やはり、stunさんとは想いを共有できますね。

    嬉しいです。

    昨夜熊本から帰ってきたのですが、熊本で自然農法を見事に実践している方にお会いして、大いに刺激されました。

    しかし、そこにたどり着くまでのご苦労は、大変なものだったようです。

    でも、退路を断って取り組んだその生き方は、多くの感動を与えてくれますし、何よりも表情がとっても素晴らしいのです。

    後日、パーマカルチャーのことや、熊本のことを記事にしますが、お時間ができたら、熊本へ一緒に飛びませんか?

    奥様もご一緒にいかがですか?

    素晴らしいご夫婦にお会いできますよ~。

    自然農法の命は、何といっても「土」です。

    「土」が出来るまで、年単位の月日を要します。

    もっと言えば、「土」だけではなく、その畑のある環境も非常に大切です。

    ですから、それまで収穫が望めないことは、多々あります。

    人間の体も、土も、すぐには変われませんから、同じことですね。

        *    *

      

    「買う」という行為は、「支持する」ということ。

    このことは、頭で理解していても、実行するのは、なかなか完璧にできませんね。

    例えば、飛行機の料金で、A社とB社の間でかなり差があると、安い方を買いたくなります。

    企業姿勢を評価できるか否かの問題ですね。

    でも、そんな中でも、精一杯納得のできる買い方をして、真っ当な生産者や企業を守りたいと思います。

    一人の力は小さくても、多くの人達が一歩を踏み出せば、流れは変わります。

    力を合わせましょう!

  7. mickysuke より:

    息つく間もなく、またまた全国飛び回っている美風さんは、本当にすごい!

    熊本もとーってもよかったみたいですね!

    私も行ってみたい・・

    土曜日の米食う会では、是非、お話聞かせてくださいね。そのほか、色々と・・・

  8. TAO より:

    マクロ美風さん!初投稿です!とっても素敵なブログですね!相互リンクどうぞよろしくお願いします。産山でもよき出会いがあったようですね。出会いって面白いですね!美風さんとはもっと話したかった気がしています。余韻があるくらいが次回の楽しみと思って楽しみにしていますね!

    マクロが医食農をつなぐよき媒体になることを願っています。小さなサイクルのネットワークがキーワードに思えています。美風さんはまさにそのネットワーカーだと思いますよ!いつか面白い対談本出しましょう!

  9. マクロ美風 より:

    mickysukeさん、こんにちは。

    熊本、良かったですよ~!

    shuboさんのお蔭で、行動範囲が拡がって、素晴らしい展開になりました。

    感謝感謝です。

    「米喰う会」は、北海道から帰った翌日ですね。

    相変わらず寝不足の顔をさらけ出して、申し訳ないのですが、どうぞ、よろしくお願いします。

    楽しみだなぁ♪

  10. マクロ美風 より:

    ヌヌヌ?

    TAOさん! シンクロニシティーです!

    たった今、TAOさんのブログとホームページをリンクさせていただいたところです!!

    これから、ご挨拶に行かなくちゃと思っていたの!!

    嬉しいなぁ(^0^)

    TAOさんと同時刻に同じことを考えていたなんて!

    お別れする時、TAOさんにハグしてもらったから、細胞が少し移植されたかな?(笑)

       *  *  *

    身に余るお言葉を頂いて、恐縮してしまいます。

    齢だけ重ねて、中味の伴わない人生を歩んできた私ですが、マクロビオティックに出会ってから、「こんな私でも何か出来るかも?」と思えるようになりました。

    そんな私の体験が、どなたかのお役に立つのであればと思って、思いついたことを行動に移す日々を送っています。

    憧れのTAOさんに再会することができて、私もお話ししたいことが沢山ありましたが、自然の流れに任せるのが一番!と思い直しました。

    産山でも感じたことなのですが、そもそも「医・食・農」を分ける必要なんて、ないと思うのです。

    雄大な阿蘇の自然に身をゆだねていると、そんな垣根がなんとも滑稽に思えて来ますよね。

    自然に比べて、人間のなんと小さく愚かなことか。

    そんな視点に立つと、やはりマクロビオティックはマクロ的で、心が落ち着くなぁと思います。

    これからも、何かとTAOさんには甘えてしまうことが多いと思いますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。

    「本の出版」も、出来たら嬉しいですねぇ。

  11. stun より:

    コメント、本当にうれしいです。

    熊本行き、夫婦ともどもご一緒したいです!!

    きっと素晴らしい経験ができることでしょう。

    本当に楽しみです。

    >「買う」という行為は、「支持する」ということ。

    >このことは、頭で理解していても、実行するのは、なかなか完璧にできませんね。

    そうですね。

    「お金」や「利便性」がついつい先走ってしまって、腹に一物を抱えながら買い物してしまうこともあります。

    マクロビオティックの食生活も一緒ですけど、できるところから少しずつ実践していきたいです。

    言い訳ではなく何事も、じっくり、じっくり。

  12. マクロ美風 より:

    stunさん、おはようございます。

    熊本に行く前に、新潟にもお邪魔したいのよね~。

    あー、行きたいところが沢山あるので、体と時間をやりくりせねば。。。

    おっと、お金もでした(汗)

    でも、強い意志さえ持ち続ければ、必ず実現しますので、想いは大切にしましょうね。

    お二人に再会するのが、楽しみです!

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