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玄米の炊き方秘伝(愛クラス)の投稿期間設定のお知らせ

すでに第74回愛クラス(8月24日開催予定)、第75回愛クラス(8月25日開催予定)のご案内記事でお気づきかと思いますが、改めてお知らせします。
最近の玄米投稿事情に鑑み、玄米投稿期間の設定をすることになりました。
期間は愛クラスを受講されてから2ヵ月間です。

ご存知のように物事は時間の経過とともに記憶が薄れていきます。
それは玄米炊飯とて同じで、時間が経つにつれて愛クラスでお教えした玄米の炊き方はどんどん上書きされて、まるで別の炊き方として定着してしまっている人もいます。
それをパスポートレベルまで誘導するのは色々な意味で疑問を感じます。
日々の暮らし方・生き方そのものが玄米炊飯には反映されるので、2ヵ月経ってもパスポートレベルに達しない場合は、もう一度愛クラスを受講されて、玄米炊飯に向かう姿勢を正していただきたいと思うからです。

事実、愛クラスを何度も受講されている方はとても多く、四季に合わせた炊き方を完全にマスターして、いつも体調にピッタリの玄米ごはんを召し上がろうとされています。
そして、再受講されると驚くほど理解が深まるとおっしゃいます。
まだまだ玄米ごはんの炊き方を簡単に考えていらっしゃるかたは多いのですが、白米とは違って、玄米ごはんは炊き方を誤ると体にダメージを与えるものとなってしまいます。
特に胃腸を傷つけたり、体調不良の一因となってしまいます。

どなたも体調を悪くしないように、責任をもって玄米炊飯を伝授するために、心苦しいのですが期間設定をさせていただきますことをご理解くださいませ。

玄米ご飯UP

 

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「中川善博の桂剝き指導集」を出したいほどの実力

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Is(25−2)さんの桂剝きより。
これが家庭用の三徳包丁で剥いた結果だなんて、あまりにも凄すぎます。

中川さんの桂剝き投稿の記事を読んでいると、奥深くて丁寧で、相手の理解度に合わせてあらゆる方法を駆使して指導する姿に、ただただ驚きます。
毎年のことなのですが、中川善博という人の底なしの大きさ(実力)に改めて感じ入ります。

「中川善博の桂剝き指導集」なんて電子本を出したくなるほどです。

 

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賀茂茄子

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美味しそうな翡翠色と瑠璃色。
茄子の色は日本の色ですね。

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賀茂茄子は茄子の中では陽性です。
形状はこんなふうに丸くて身がしっかりしています。
ですから、揚げてもあまり油を吸い込みません。
米ナスや千両茄子では出来ない(美味しくない)お料理が賀茂茄子ではできます。

 

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いよいよ離乳食

玄米っ子

 
kyoroちゃん(第2期  上級幸せコース修了)からメールをいただきました。
坊やの離乳食がいよいよスタートしたそうです。
記念すべき一匙目をご主人が撮ってくださったのでしょうか。

kyoroちゃんはお子さんの発育段階を実によく観察されています。
お仕事柄、人間の体については専門家ですから、安心して見ていられるのですが、良いタイミングをキャッチされてのスタートとなりました。
奇しくも私の誕生日と同じ日になったとか。
たったそれだけのことでも嬉しく感じるバアバのような気持ちの私です。

なお、離乳食で悩むお母さんは多いのですが、そんなに構えないで、大人の食べ物をちょっと食べやすくする程度で十分です。
最もいけないのは、離乳食のことでヒステリックになったり、落ち込んでしまうことです。
生きる上で最も大切な「食べる」ことを学び始めたお子さんに対して、「食べることの楽しさ」を教えるのが離乳食でもあります。
大いに親子で楽しむ場面であってほしいと願っています。

 

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不妊治療に思う 生殖ビジネスの暗躍

日本に不妊治療(体外受精)が上陸してから30年。
今ではすっかり不妊治療がカジュアル化してしまい、某テレビで放映された卵子の老化番組が追い風になって、今では不妊治療ラッシュだそうです。
新宿の某クリニックでは一日に400名の患者数をこなし、朝7時の受付開始では長蛇の列だとか。

むそう塾にも不妊で悩むかたが来られます。
大抵の場合は食生活の乱れを正すと問題なく妊娠してくれます。
中には不妊治療を受けて体がボロボロになって、医療への不信感と膨大な出費だけが残った人もいました。
その人も不妊治療を止めて、幸せコースに通ううちに自然に妊娠しました。

ところで、不妊治療にはお金がかかるんですよね。
自由診療だからです。
そこで、少子化になって産科では食べられなくなったお医者さんが、不妊治療に活路を求めているところもあるのです。
今や生殖ビジネスとしてそれぞれの流儀まであるそうです。
しかし、その流儀の根拠は極めてあいまいです。
それもそのはず、体内にある卵子の状態を正確に把握するなんて不可能なのに、何とかそれに近づこうとしている段階でしかないからです。

みんなの顔が違うように、卵子の数も質も違うのですから、当然施される治療の方法も異ならなければなりません。
それを流儀の名のもとに処置されたのではたまったものではありませんね。
そしてまた、年に数例しか不妊治療を手がけない病院も多く、レベルの問題もあるのが実情です。

母体は不妊治療の薬の影響で大きなダメージを受けることが多いですし、精神的にもかなり不安定な人もいます。
ですから、35歳という数値で考える人が安直に生殖ビジネスの餌食になってほしくないといつも思います。

 

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写真のお子さんは、不妊治療とは関係なく、自然に妊娠して生まれました。
お母さんが43歳での初産でした。
出産で入院した奥様のために、ご主人が玄米ご飯を炊いて、お味噌汁も作って、糠漬けまで添えて病院に運んでくれました。
完全母乳を経て、こんなに元気に育っています。
その甲斐があって、こんなにも逞しく堂々としたお子さんに成長しました。
それにしても頼もしい(笑)

命とは?
子供とは?
単に子供がほしいという視点だけでなく、もっと根源的なことも含めてしっかりと考え、不妊治療ブームに踊らされず、母体を大事にしてほしいと思います。

 

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