マクロ美風の家事アドバイス講座」カテゴリーアーカイブ

血を流す

私達が住んでいる家は、持ち家か賃貸かに拘らず、命を預ける大事な場所です。
一生同じ家だったり、引っ越ししたり、家族を持ったり、家族構成に変化があっても、そこは命の営みの場所です。
ですから、そこは神聖な場所であるのが本来の姿のはず。
でも、ついつい日常や慣れに流されて、本来の神聖な場所がゴミ屋敷と化したような住まい方は、どう考えても良い氣を集められるとは思えません。
綺麗にお掃除をすることはもちろんですが、その場所に氣を入れてやらねばなりません。
氣って難しく考える必要はなく、体の血液だと思えば良いのです。
つまり、家の中にも血液を流してやるんですね。
血液が詰まったり、ドロドロしたら病気になってしまいます。
玄関から入って廊下もお手洗いもスーッと気持ちよく血液が流れたらOK!
水回りは滞りやすいから要注意ですね。
綺麗な血が体の中を流れ、家の中を流れ、それであなたは悪い人生になるはずがありません。
まずは自分の体、そして住むところに綺麗な血が流れたら、今度は薫る風を取り込みましょう。
さあ、あなたも新しいあなたへGO!

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 1件のコメント

片付けられない人への提案

書き直したところがありますので、投稿日を更新します。(2月16日)
「覚悟」の記事にいただいたコメントにお返事をしました。
片付けられない悩みをお持ちの方に共通のテーマがあるので、ここで記事にしておきます。

コメントをくださった夏目さんに宿題を出しました。
この宿題をご自分のものとしてトライされる方がいらっしゃるでしょうか?
出来たらメールをください。
その方々を対象に「家事アドバイス講座」を開催します。
本気で取り組む覚悟をされた仲間と一緒に、新しい自分になりましょう♪
なお、この講座はパスポート取得者を対象に開催しますので、パスポートが未だの方は頑張って取得してください。

<宿題> 書き直しました2月16日追記)

1)家にあるすべての家財道具の高さ・幅(丸い物は直径)・奥行を計測する。
2)家の間取り図(全体と部分)を用意する。
・持ち家の場合は家を建てた時の設計図をコピーする。
・賃貸の場合は自分で計測して、トレーシングペーパーに図面を描く。
・間取り図は全体部分をコピーして、それを一部屋ずつ拡大コピーすること。
・コピーの大きさはB4用紙に収まるように。
・縮尺はマンションなら専有部分全体は50分の1、各部屋別は20分の1にする。
・各部屋の間取り図と同じ縮尺(20分の1)にした家財道具の形(平面図)と寸法をトレーシングペーパーに書き込んでコピーし、コピーした方を家財道具別に切リ抜く。
3)コピーした間取り図に、現在の家財道具の配置を書き込む。
4)押し入れの中に入っている物と数量を書き出す。
5)鍋やお皿の種類・寸法・数とともに、キッチンの引き出し・戸棚に入っている物と数量を書き出す。
6)衣類の種類・枚数を書き出す(個人別)。(下着・靴下・靴・ベルト・アクセサリー・傘などの小物も含む)
7)ストックしてある日用品・食料品の種類と数を書き出す。
8)リネンの種類・枚数を書き出す。
9)上記のすべてを可能な限り写真に撮る。

・5〜7は気が遠くなるかも知れませんが、ここが根性の見せ所ですから頑張ってください。
・三角の縮尺スケールがあると便利です。
・フラットスケールでもOK。(たとえばこんな感じ

<注意>
計測は正確にすること。
たとえば29.53cmのように少数以下第2位まで測るつもりで。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 115件のコメント

人生の棚卸し

「片付けられない人への提案」の続きです。
先の記事で「枚数を数える」ところで腰がひけてしまった人がいるでしょう(笑)
でもね、これは企業なら当然のことです。
毎月在庫調べをして、棚卸しをするのです。
ですから私は、日々の暮らしの中にも在庫管理の導入をお奨めするのです。
結論から言えば、家の中にある物を場所別に把握出来るように。
枚数は最新状況として把握出来ているように。
これが出来ればグンと暮らしやすくなります。
これは生き方にもつながります。
ただ漫然と生きるのではなく、棚卸しをしながら人生を生きていますか?
在庫がいっぱいで溢れそうな暮らし方をしている人は、心も整理されていません。
棚卸しをすると現状が見えて来ますから、次にどうすれば良いのかが判断できます。
外にばかり関心があって、なかなか家の中に関心の向かない人がいます。
でも、まずは内から。
内をしっかり整えてからの外です。
内が満ちていないのに、外にどんなに素晴らしいものを寄せ集めてもいずれ崩れ去るでしょう。
内側を整えたら、自然に外側も整って来る人生を歩みたいと思いませんか?
そのためにも時々人生の棚卸しをすると良いですね。
私はそんな生き方が好きです。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 6件のコメント

掃除と模様替え

東京の拡大放課後で、お部屋の片付けについての相談がありました。
簡単にアドバイスしたのですが、すぐに模様替えをしてメールを送ってくれました。
Before After の写真付きで。
いや?、それはもう別人のお部屋です!
それはそれは見事に片付きましたね?。
私の読みどおり、このお部屋は使いやすくて広かったのです。
今頃彼女はそれを実感されているのではないでしょうか。
もう一人分のお布団が敷けるくらいの空きスペースが出来たと喜んでくれたのが嬉しかったです。
これを散らからないようにキープ出来れば、彼女の氣の流れは相当良くなるはずです。
それにしてもアドバイスをしたのは日曜日。
その日は夜の帰宅ですから、5日以内に決行された陽性さが素晴らしいです。
寒さが和らいでコートが薄くなるように、あなたの生活も身軽にしてみませんか?
彼女の嬉しさを一緒に味わってみましょう♪
<Tさんのメールより> 抜粋

先週日曜日の拡大放課後ではレイアウトのアドバイスをありがとうございました。
今日、念願の模様替えを決行できたので、ご報告させていただきます!
中略
模様替えを決行することができました。
すると、布団を二枚敷けるんじゃないか!というくらい、スペースが出現しました(泣)
もうびっくりでした…
これまでのレイアウトは一体なんだったのだろう…という感じです。
特に机が、とっても使いやすくなりました。

…ちなみに拡大放課後の前は部屋の入り口も塞がり、どうしようもない有様でした…
わたしの場合、これまで何度も部屋の整理整頓、掃除に取り組みながら、いつも元の散らかり具合に戻ってしまうことに悩んでいたのですが、美風さんがおっしゃる通り、そもそもの部屋の使い方自体が、とても下手だったのだと思います。
そして、これまで一見整った風にしてもすぐ散らかってしまっていたのは、動線や、それぞれの家具・物の使いやすさを全く意識していなかったからなのだと気がつきました。
何より、自分自身の動きにくさにとっても鈍感になっていたことに気がつきました。
ちょっとくらい通りづらくても、あるいは物が取りづらくても何とかなってはいたのですが、通りやすく動きやすい方が、圧倒的に「氣持ちがいい!」のですね。
小さな澱みや溜まりで、何気ないストレスが積み重なっていたのではないか、と振り返るきっかけにもなりました。
それから、教えて頂いた、あらかじめ部屋や家具の大きさを測っておいて、配置を机上で決めておくという方法も、
省エネでスムーズに物を動かすのにとっても役立ちました。もう、感謝です…。

DK含め、まだ不要物があったりするので、もう少し頑張ってみます。
氣の流れを意識すると、文字通り動きやすくなるし、
自分自身の氣持ちが良くなって、それが周りにもよい影響になるのですね。
本当に、目から鱗でした!
素晴らしいお話をありがとうございました。
<マクロ美風より>
まだダイニングキッチンが残っているそうですが、ここは一にも二にも動線を意識してくださいね。
平面に広がらずに上下に広がって行く方が使いやすくなります。
動線が短くなるとお料理が手早く出来るようになって、お料理がもっと楽しくなりますよ。
それから室温もアドバイスどおりに出来ると、玄米ご飯が確実に美味しくなりますから頑張ってください。
◆参考記事
視点を変えると
なぜ掃除をするのか?
昔取った杵柄
氣の流れ
お掃除と決断力
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 6件のコメント

お掃除と決断力

先日お掃除のことを記事にしたのですが、もう一つ書かせてください。
なぜなら、マクロビオティックではお掃除をとても大切に捉えているからです。

 

まず、あなたはどのタイプ?

 

A 拭き掃除は好きだけど、持ち物の整理が出来ない
B 拭き掃除は嫌いだけれど、掃除機はかける
C 拭き掃除も、小物の整理整頓も、持ち物の整理も苦手
D 拭き掃除も、小物の整理整頓も、持ち物の整理もすべて好き
E 窓ガラスを拭くのが好き
F 照明器具の手入れが好き
G 床掃除が好き
一口にお掃除、整理整頓と言っても、色々な見方が出来ます。
・拭き掃除 → 習慣や育ち方の影響が大
・小物の整理 → 創意工夫が必要
・持ち物の整理 → 決断力が必要
昔から「四角い部屋を丸く掃く」という言い方があります。
お掃除にはその人の性格や決断力、創意工夫までもが反映される総合力みたいなところがあります。
お掃除の仕方を見れば、その人が判るみたいにね。
ところでAタイプの人って結構います。
私の義母もそのタイプでした。
つまり決断力が乏しいのです。
特に思い出の品々に対しては、どうしたら良いのか見当がつかなかったようです。
子育てをしていると、この思い出の品が増えます。
思い出の品を上手に整理することは、単なる整理術ではなく、決断力がものをいう場面でもあります。
これから夏休みの宿題があります。
毎年増える子供の作品をどのように処理するかは、親子の決断力の第一歩ですね。
あなたならどうしますか?

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | タグ: , | 7件のコメント