子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

京料理人中川善博の「うどん屋さんの出汁」は絶対習うべし!

きょうも私は「鶏南蛮蕎麦」を食べました。
きょうもというからには、しょっちゅう食べているのです。
だって、美味しいし、10分で作れてしまうからです。
(京都では「南蛮うどん」のことを「なんばうどん」というそうで、むそう塾でも「なんば」という表現をしています。)

もともと私はお蕎麦が大好きなのですが、中川さんが教えてくれた「うどん屋さんの出汁」は、もうこれ以外は美味しいと思えなくなるほど強烈な美味しさだったのです。
名前は「うどん出汁」なのですが、ちょっと調味料の割合を変えることによって、お蕎麦でもビックリするほど美味しいから不思議です。
事実、お蕎麦屋さんより美味しいのです。

 
 

***

むそう塾の「上級幸せコース」では、5月に「鶏なんばうどん」「あさりうどん」「あんかけうどん」を伝授しますが、これらの麺類をこの「うどん屋さんの出汁」で作ります。

 
 

【鶏なんばうどん】

(料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【あさりうどん】

(料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

***

このお出汁は冷凍可能なので、1人前ずつジップロックに入れて、たくさんストックしておくと、冷凍庫から出して本当に10分でお蕎麦やおうどんが食べられるのです。
こんな素敵なことってありませんよね。

最高に美味しい上に、究極の時短料理なのですから。
これを習うためだけに上級幸せコースに行っても、絶対後悔しないと思える一生モノのお料理です。

むそう塾に通ってくださる人たちは、皆さんが忙しい人たちばかりです。
フルタイムのお仕事をされていたり、子育ての真っ最中だったり、お仕事と子育てを両立されていたりなので、こういう時短料理は涙が出るくらい嬉しいのです。

忙しいけれど美味しいもの、さらには体に良いものを食べたいと思う人たちなので、皆さんがこのうどん出汁を冷凍庫に常駐させています。
冷凍庫には他にもいっぱい手づくりのお料理や、すぐ使えるように準備した食材が並んでいます。

たとえば、「稲荷寿司」と同じ味付けでお料理したお揚げさんを冷凍しておくと、「きつねうどん」「きつね蕎麦」が10分もかからずに出来上がります。

 
 

【きつねうどん】

(料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

***

よく忙しいからと外食をしたり、デパ地下でお惣菜を買って来たりしますが、「その時」はよいのですが、ストックができませんから、すぐ次のお食事で困ってしまいます。
でも、ストックがあると、「なにもな〜い!」と思っても何かしら1食を作れてしまうのですから大助かりです。

こういう大助かりのストックの仕方を教えてもらえるのは、忙しい人にとっては涙が出るほど嬉しいですね。
単純に冷凍すればよいというものではなく、冷凍しても味が落ちない方法や、切り方にまでこだわっているのは、やはりプロの仕事だなあと感心します。

今、むそう塾では「お宝さんDIRECT」というのがあって、食材やお料理のお助け品を送るようにしています。
これによって、日々のお買い物の大変さから解放されて、大喜びされています。

 
 

お子さんを連れてのお買い物は大変ですよね。
リモートワークで家にいる時は、出掛けなくても食材が届くので大助かり!
体調が悪くなったときにも、SOS発信で半調理のものが届きますので、至れり尽くせりです。

2020年度の「幸せコース」にお申し込みをされた人たちも、この「お宝さんDIRECT」を今からでもご利用できますから、なんでもお気軽にスタッフまでiMessageでお尋ねください。

なお、まだ上級幸せコースで習っていない人は、ぜひ通われることをお勧めします。
むそう塾で一番役立つ日常的な料理が並んだコースです。
今年はラッキーなことに、まだ間に合います!  こんなことは滅多にありません。
ご希望の方は、こちらの記事からお申し込みください。

 
 
カテゴリー: ワーママさんの応援, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 子育て・野口整体・アトピー | コメントする

あなたはシャンプーやトリートメントを使いますか? 湯シャンですか?

私が野口整体に通うきっかけを作ってくれた友人は、初めて生まれたお子さんがアトピーでした。
彼女が指導を受けている時は、私がその子と遊んであげるのですが、手もお顔もガサガサして可哀想でした。
痒いのがつらそうで、過去の自分を思い出したものです。

でも、髪の毛がとても綺麗で、天使の輪が出来ていました。
この子は生まれてから一度もシャンプーを使っていません。
野口整体を始めてから、友人は食べ物も身の回りのことも、可能な限り自然な方向に舵を切りました。

そうこうしているうちに、友人は次の妊娠をしました。
結婚して10年も妊娠しなかったのに、立て続けに妊娠できる体になったのです。
今度はなんと、双子ちゃんが生まれました。
以前は真っ白い顔をして、不健康そうだった友人は、3人のお嬢さんに囲まれて、整体の勉強も続け、すっかりたくましい人になりました。

 
 

***

私も野口整体に出会ってから、入浴しても原則として石鹸は使わず、シャンプーやトリートメントも気が向いたときだけ使うようになりました。
絶対湯シャン派でもなく、その時の気分に任せています。

マクロビオティックを知ってから、絶対湯シャン派の人に出会うことが多いのですが、人それぞれなので好きにしたらいいと思っています。
動物性を少なくすると、体の汚れ方も変わってくるので、洗剤の使い方が変わるのは当然ですが、何事においても「こうあらねば」というふうにしなくてもいいと思います。

そういえば、こんな動画がありました。
この“のぶさん”という人は理容師の資格をお持ちで、女性のヘアスタイルを手掛けておられるのですが、湯シャンについてお客さんが語っておられます。
“ヒカリちゃん”とおっしゃるお客さんは、サバサバとした語り口がとてもいいなあと思って、大ファンになりました。

 
 

【湯シャン】55歳大人女子へのリアルインタビューで明かされる真実 (14:29)

 
 

***

次にトリートメントのこと。
あなたはトリートメントをする派ですか?
え? するものだと思っていた?
今はそういう人が多いかもしれませんね。
でもね、別にしなくてもいいんですよ。

これも“のぶさん”の動画がありますので、参考にしてみてください。

 
 

【トリートメント不要論】大人女子よ まずは試してみて‼︎ (28:54)

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ | コメントする

待つことを知るものは勝つ

昨日は「幸せコース」の授業で、たっぷり座学の時間を取りました。
いつもはお料理の実習で、時間が取れなくなることもあるため、こういうお話だけの日ももちたいと思ったからです。

お話というのはやはりとても大切で、ご自分の思っていることを陰陽で判断しながら確認していくと、日常的に改善すべき点が見つかったりするものです。

特に子育て中の人は忙しい日々ですが、こういう時間を持つことによって、精神的にも落ち着けたり、癒やされたりするのがいいなあと思います。

「病気との向き合い方」に対するご質問の中に、西洋医学で出されるお薬を飲む代わりに、鍼灸や漢方を利用したいという話がありました。
もちろん、いかなる方法を採用するのも個人の自由です。

しかし、人間が本来持っている治癒力を待たずに、外から「早く治そう」と働きかけることに変わりはありません。
できれば自然に治癒してくれるのを待つ方が、心身両面でよい経験になります。

体は自力で治そうとしていたのに、それをショートカットされてしまった感じになるんですね。
昔から「日にち薬」というのがあります。
不都合があっても、気がついたら治っていたなんて感じですね。

でも、今は忙しい人が多くて(気持ちがせっかちというのもあります)、早く通常モードに戻したい気持ちになってしまうのでしょうね。
体に異変が起きたら、サッと取り除きたい気持ちがまさって、経過を観察したり、その症状につき合う心のゆとりを持てないのかもしれません。

いつも体の完全状態を求めていると、少しの不都合が気になってしまい、それをすぐ消去しようと考えるわけですね。
たとえば下痢をしたからすぐ止めたい、熱が出たからすぐ下げたい、皮膚に傷ができたからすぐ治したいというふうに。

でも、時間をかけて体が回復することを待ってあげる姿勢が必要です。
体が回復するプロセスをきちんと経過させてあげることによって、体は本当の健康を取り戻します。
待つことが必要なのは、子育てと同じです。

待つことを知るものは勝つのです。

 
 

(日に日に増える梅の花 京都 左京区にて 2022.2.14)

梅もちゃんと待つことを知っているのでしょう。

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ, こころ・想い | 2件のコメント

託児 時間を買う 空間を買う 旅行に行きたくなるのはなぜ?

【税理士さん】

昨日、税理士さんと確定申告の打ち合わせをして、つくづく税理士さんに頼んでいてよかったなあと思いました。
私はもともと経理畑出身なのですが、会社を作るとき、経理関係は税理士んさんにお任せしようと思っていました。
自分の時間は事務処理に費やすのではなく、会社の運営に使いたいと思っていたからです。

もともと数字は苦手ではないですが、法律を勉強していた時、商法はしょっちゅう改正されて、その改正について行くために費やす時間がもったいないなあと思っていました。

今は消費税が8%と10%が混在しているため、むそう塾の仕入れも「お宝さんDIRECT」もややこしくて、中川さんの方も大変です。
税理士さんに渡すまでの書類整理はこちらでしますが、あとは税理士さんが適正に処理をしてくれます。

便利な時代になったおかげで、地元の税理士さんでなくても、遠隔地の税理士さんでも自分が気に入れば顧問になってもらえます。
そんなこんなで、さっぱりした性格のデキル税理士さんのおかげで、今年も確定申告への打ち合わせが済みました。
┐(´∀`)┌ヤレヤレ

餅は餅屋。
それぞれの人が限られた時間を有意義に使うために、色々な職種が存在しています。
なんでも自分で抱え込んで疲れ果てている人が時々いますが、「信用して任せる」ことによって自分の時間を作り出すのは大事なことだと思っています。

 
 

【託児】

子育ても似たようなところがありますね。
第三者の手を借りながら、上手に息抜きして、自分を見失わないようにしましょう。

先日、授業に来るのに、お子さんを預かってもらえるところがないので欠席しますと連絡が入りました。
でも、その日の授業はなんとしても受けてほしい内容でした。

むそう塾生がよくお世話になっている施設に「green」さんがあります。
看護師さんが始めた施設で、他では預かってもらえないような時でもお願いできたりして、とても助かっています。

他にもう一つ。
「ホテルオークラ京都」内に「キッズスクウェア ホテルオークラ京都店」があります。

結果として、むそう塾に最も近いホテルオークラさんにお世話になって、無事授業を受けられました。
もちろん、出費が伴いますが、出費したからこそ得られた自由な時間と、一生モノのお料理が習えたのですから、大満足で帰路につかれました。

 
 

【時間を買う】

子育て中だからと、あれもこれも諦めて、ストレスでパンパンになっている人を見かけます。
ただでさえ子育てはストレスを生みやすいものですから、上手に気分転換しないと疲れ果ててしまいます。

時間を買って質の良い時間を過ごすと、気持ちがググーンと変わります。
満たされた思いや、感謝の気持ちが湧き上がってくることでしょう。

そして、新たな活力をもらえます。
この活力が人間には必要ですね。

 
 

【空間を買う】

それともう一つ。
「空間を買う」というのもあります。
多くの人はこのために旅行をされているのではないでしょうか。
自分の家にはない空間を求めて、旅に出かけたくなるのです。

これはマクロビオティック的にいうなら、自分の家とは異なる陰陽を求めているわけです。
気分転換ということは、陰陽転換でもあります。
自分が買いたい空間は陽性なのか? 陰性なのか?

昔、マクロビオティックの先生が、動物性の摂取が多い人は旅行に行きたがると言っていましたが、私はちょっと納得できない部分があります。
ただ、どこに行きたいかで陰陽度は推測できますね。

まあ、難しく考えないで、時おり新しい空気を吸いましょう。
換気はコロナでなくても必要です(笑)

 
 

(中川式キンパ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

ただいま「自由人コース2」でブームになっているお料理です。
「中川式」というのが苦労したところでもあり、食後感の爽やかさ・軽さでもあり、陰陽があってこその世界です。

 
 
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 料理人 中川善博の陰陽料理, 子育て・野口整体・アトピー, こころ・想い, マクロビオティックの陰陽で考えてみよう | コメントする

その玄米ごはんは離乳食でも食べてもらえますか?

【玄米ごはんの影響】

先日、マクロビオティック教室を主宰されている方がネットで発信されていた内容にとても驚いています。
それは、玄米ごはんはかたいものです。だから、よく噛んで食べましょう。
小さいお子さんはよく噛めないので、小学生になってからにしましょう。
というものでした。

それはもう、ビックリするのを通り越して、危険だと思ったからこの記事を書いています。
玄米ごはんは白米と同じ炊き方ではかたいです。
それで、時間を増やしたり、水を増やしたり、圧力をかけたりして炊く人が多いのですが、それだけではまだ完璧とはいえません。

まず、玄米で食べることに向いているお米かどうかの選定から始まります。
そして、本当に白米と間違うような炊きあがりの色や、やわらかさを満たしたもののみが玄米ごはんとして食べることに合格です。

そこまで到達した玄米ごはんは、白米と同じようにパクパク食べられます。
そのくらいでないと、食べた後に胃腸に負担がかかってしまいます。
本人は自覚していなかったとしても、私から見ると大いに負担をかけている体調や思考をしている人が見受けられます。

いるんですよ。
マクロビオティックの教室をしているのに、先生が玄米の影響を悪い方に受けてしまっている人が。

 
 

【その玄米ごはんとおかずはベストなのか?】

私が出入りするお店には、レトルトになった玄米ご飯がうず高く積み上げられています。
健康によいと思って購入する人がいるからなのでしょうが、必ずしもそうとは言えない商品もあります。
たまに召し上がるのなら、まあ許せるとしても、それを毎日摂ると体調に影響が出るだろうなあと思っています。

現に、玄米を食べて体調不良になっている人や、そこまでの自覚がなくても、なんとなく不調のあれこれがあって、パワフルな生活が出来ていない人がとても多いです。
それは玄米が原因のこともありますが、おかずのとり方にも原因があります。
つまり、全体の組み合わせが問題なんですね。

よかれと思って始めたマクロビオティック、あるいは玄米食なのに、それが原因で不完全燃焼な日々を送るのは悲しいですよね。
でも、私はそういう人をたくさん見てきました。
だから「むそう塾」を始めて、そんな人たちを救いたいと思ったのです。

 
 

【マクロビオティックのこと】

マクロビオティックは本来、哲学的な考え方が素晴らしくて、それが生活のあらゆる面で役立つのが良いのですが、そちらより極端な食べ方が広まってしまったようです。
その極端さゆえに、体調や考え方が混乱してしまった人を多く見受けました。

また、体調不良の現実を「好転反応」ととらえて、我慢している人も多かったです。
でも私から見たら、それは「食べ誤り」の場合が実に多かったのです。

つまり、「体質や体調に合わない食べ方」をされていたのです。
ですから、玄米を食べればよいわけでも、動物性をやめればよいわけでも、ごま塩をかければよいわけでもなかったのです。

1番大事なのは、「自分の体質と体調を正しく判断する」ことです。
その次に、「その判断に見合ったお食事をする」ことです。

 
 

【玄米食は何歳から?】

冒頭にあげた例のように、玄米食を小学生になってから食べさせようとすると、大抵拒否されます。
それはすでに慣れた食生活が出来上がっているからです。
そこに割って入るには、相当美味しいものでなければ勝ち目はありません。

しかし、むそう塾がお教えしている玄米ごはんは、離乳食からでもOKです。
もし離乳食でお子さんがイヤイヤしたなら、それは玄米ごはんの炊き方が下手だったということです。

お母さんのお腹の中にいるときから、玄米ごはんで出来た血液で育んでもらい、産まれてからは玄米ごはんで出来たおっぱいを飲んでいるのですから、なんの抵抗もありません。
むしろ、小学生になってから切り替えようとする方が苦労しますし、トラウマになってしまうこともあります。

 
 

【主食は白米? 玄米?】

主食は白米でも玄米でもよいから、体調に合う方を選んで、全体のバランスがとれればそれで良いのです。
大事なのは全体で考えること。
絶対玄米でなくちゃ、と病的に盲信しないことです。

白米で食べた方が美味しいおかずの場合は白米で。
玄米を食べたい気分だったら玄米で。

自由に相性のよいおかずと組み合わせて、体も心も喜ぶ食生活をお楽しみください。

 
 


(中川式玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: 食べたもののようになる, 子育て・野口整体・アトピー, からだ, こころ・想い | コメントする