桂剥き775

Kaさん(8-15)です。












動画も拝見しました。
力で包丁を左に動かしています。
正しく面圧を当てて刃を上下させると、こんなリンゴを剥いているような乾いた音はしません。
微かに聞こえるのはしっとり濡れた大根の囁き程度で、ほとんど無音です。
それはなぜか?
面圧を当てながら大根の細胞を鋭く切ると多少の大根の水分が刃に付着します。
面圧を当てている包丁の右面と大根の間にその水分が入り、潤滑液となって刃が滑らかに滑るのです。
だからパサパサカリカリ音はしないのです。
そして面圧をかけていない左面のいほうは向き上がった大根シートが吸着することなく滑って移動していくのです。
これが正しい状況を文章で解説したものです。
解りにくいでしょう? だから実感するしかないのです。
力んでいては解りません。

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コメント

  1. Ka(8-15) より:

    中川さん、こんにちは。
    教えて頂いたことを実践して実感できるように、大根の囁きの中で剥けるように、練習します。
    どうもありがとうございます。

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